パパは女子高生だった ~自分らしく生きること~7月11日人権講演会

 1年生を対象として講師に兵庫県人権啓発協会から前田良さんを招き、自分らしく生きることの大切さをご講演いただきました。
 前田さんは生まれたときは女性でしたが、現在は奥様とお子様二人の父として宍粟市に住んでおられます。

 自分の生まれもった性に違和感を感じたのは幼稚園の時だったそうです。
「分けなくていいものは分けなくていい」
小学校に入学してから、「ランドセルは女の子は赤、男の子は黒」
中学校に入ってから区別は顕著になり、

「自分はズボン、学ランを着たいのにスカート、セーラーを着ないといけない」
この時代、性を分けることはできない。自分の性を判断することができない人もいる時代。
自分の生まれもった性により、素直に人を好きになること、その想いを伝えられないこと。
他者からの、見た目の性と身体の性との違いへの偏見から悩み、死を考えた。
ただ、「まだ男として生きていない」ことに気づいて、生きることを選び、

素直な意見を少しずつ言えるようになった。


いろいろな人が意見を言えるようになるには、周りの環境が大切。
環境や時代の変化や他者を知る学びを続けることが大切。


最後に前田さんが伝えてくださったことが
「他者を理解することはしなくていい。
理解することは難しいから。
ただ、デマに流されるのではなく、私の話を聞いたようにいろいろな人の経験を聞いてほしい。
知ることから始めてほしい。」とおっしゃっていました。

そして「私のような生活を、苦しいとか不幸せとか思わないでほしい。
私は素直に生きれるようになってから、幸せ。」

6/22(土) 理化部員、先生になった!~自分で学ぶ力を~

 昨年度から三田市との連携事業(こうみん未来塾)として、理化部員が「先生」に扮し、三田市在住の児童、生徒とその保護者の方々を本校の理科室に招き、科学や自然に親しむ活動を行いました。

 企画内容は「葉脈標本を作ろう!&ちりめんモンスターを探せ!」というものでした。

 標本を作るためのツバキの葉の採集から始まり、標本の作製過程で生じる隙間時間には、参加者を飽きさせないための、ちりめんモンスター探しという企画を挿入するなど、彼らならではのおもてなしの精神がみられました。

 また準備などの一切はもちろん、市役所の方との打ち合わせまで自分たちで行いました。

 そして、「先生」たちの「自分の力で考え、発見してほしい」という想いから、保護者の方にはお子様と離れた後方に席を設けるなど、彼らの信念も垣間見る時間ともなりました。

 この活動をもって3年生の卒部となりました。最後には市役所の方からその紹介もあり、ありがたい拍手もいただき、やりがいを感じながら最後の時間を迎えることができました。
 以下、当日の活動の様子と生徒の感想です。



「模索しながら行ったイベントでしたが、参加者の方々にとって身近な科学に触れる良い経験になれば嬉しいです。」1年 Iさん

理化部 〜液体窒素の力〜

 先月本校で行われた北摂祭で、理化部はポスターセッションや演示実験以外にも、液体窒素の力を利用して…身近なものをバラバラにしました!

瑞々しかった花がバラバラに…

職員救急法講習会

三田市消防本部から救急隊の方にお越しいただき、職員に対して救急法講習会を実施していただきました。お忙しいところ、ありがとうございました。

U20日本陸上競技選手権大会結果について

女子400m  齋藤 朱里  予選3組第1位  53秒72 (兵庫高校新記録)

              決勝  第1位  54秒30 

男子400mH  白髭 怜士  予選2組第3位  52秒01 (全体11位)

皆様のご支援・ご声援のおかげで、斎藤さんが女子400mで優勝することができました。全国初タイトルです。予選落ちにはなってしまいましたが、白髭君も自己2番目のタイムを出すことができました。次はいよいよ1か月後の全国総体です。しっかりと調整してよい結果を残せるよう頑張りますので、引き続きご支援・ご声援のほど、よろしくお願いいたします。

生物野外活動部 令和6年度 活動報告⑧

ボルダリング体験会

日程     令和6年6月22日(土)

場所    グラビティリサーチ梅田

 登山活動が多い野活ですが、今回は梅雨時期ということもあり、室内で出来るボルダリングを体験しました。2年生は一年ぶり、1年生とっては初めてで、各々の力量に応じたグレード(昜:ピンク→赤→緑→黒→ … :難)を選んで、果敢に挑戦しました。体幹を鍛え登山スキルもUPさせる有意義なトレーニングとなりました。

〔1年T.K〕
 今回の練習会は私にとって初の本格的なボルダリングとなりました。普段テレビなどで見ていて「しんどそうだな」とは思っていたのですが、山登りと違い腕の筋肉を使うので大変でした。しかし上っている途中に熟練者などから教えてもらいある程度は感覚がつかめたと思います。しかしあと少しのところで届かなかったコースがあるので来年はそこを目標にしたいと思います。

〔1年K.S〕
 今回、はじめて本格的なボルダリングに登った。緑の足自由までは登れたが、緑の足が自由じゃないほうは、登れなかった。午後からは手足がつかれていたため、なかなか登ることができなかった。黒まで行けなくて悔しかったが、楽しかった。来年のボルダリングまで待ち遠しい

〔2年N.D〕
 ボルダリングをするのは今回は初めてだったが楽しかった。意外とスタートに細かいルールがあったりコースが決まっていたりしていてなかなか奥が深いスポーツだと思った。せっかく会員になったので友達と行きたい。

〔2年C.K〕
 一年ぶりのボルダリングで楽しかったです。腕で登るのではなくて、足の向きなどを意識してゆったりと腕を伸ばしながら登ることがコツでした。最後は指が痛くて腕がボロボロになってしまいましたが、また休日にリベンジとして友達と行きたいです。

〔2年T.J〕
 今回のボルダリングは、いつもの登山と違うような体験ができて良かったです。初めは、ピンク、赤をクリアして、緑は、何度も失敗したけど、クリアすることができました。昼ごはんを挟んで、午後は、午前中の疲労で、手と腕の力が抜けていました。なんとか緑は、クリアできたけど、黒は、無理でした。また、ボルダリングをする機会があったら、今度は、黒相当のをクリアできるようになりたいです。

〔1年H.Y〕
 人生で初めてのボルダリングでした。ボルダリングにはルールがあるということを初めて知りました。そのルールによって、簡単に登れそうなコースも制限されてしまって、なかなか登れなかったです。しかし、初対面の私たちに、いろんな人が親切に教えてくれたのがうれしかったです(でもうまく実践できませんでしたが…)。その人たちの一人曰く「30年前ぐらいに、自分もいろんな人に教えてもらったから」と言っていました。そういう人間と人間との関わりが、次の世代に受け継がれていくんだなと思いました。

〔2年O.C〕
 半年ぶりで前回より体力が落ちてました。私は疲れるとすぐに休憩に入ったのですが、後輩は何度も何度も壁にしがみつき諦めずに登っていて根性があるなと感心していました。私も後半から先生や一般の方から登り方を教えてもらい、何度もチャレンジしましたが、なかなか上手くいかず悔しかったです。また、後輩などに教えてもらい、クリアした箇所があったのでその時は達成感でいっぱいで楽しかったです。今年もまたチャレンジする機会があるので今度こそはクリアしたいです。

北三野活 の BLOG は ココ  生物野外活動部のBLOGをまとめて見ることができます

北摂三田高校HP 生物野外活動部のページ (前年までの記録)
http://www.hyogo-c.ed.jp/~hokusetsusanda-hs/seikatsu/bukatsu/seibutsu.html

短期海外研修 事前研修 6月18日 (日本伝統文化研修)

今年度8月3日から13日までの日程で、オーストラリアへ短期海外研修が行われます。
研修メンバーの選考を通過した25名が5月から事前研修を行ってきました。

今回は日本伝統文化研修として三田市内の西陣前田にお勤めの関さんに講師をしていただき、風呂敷の使い方、歴史について教えていただきました。

今回の研修を生かし、オーストラリアのホストファミリーの皆さんに喜んでいただける贈り物がしたいですね。また、風呂敷の使い方を伝えオーストラリアの友だちに日本文化の良さを伝える機会にしたいですね。

令和6年度定期総会 報告 (R06.05.25)

2024年5月25日、令和6年度育友会総会と教育振興会総会が行われました。

最初に会長挨拶です。

昨年に引き続き会長を務めさせていただきます永井和浩です。宜しくお願い致します。

娘が小学生の時に副会長を務めて以来、小中高と本部役員を務めて14年目になりますが、子どもを通じてたくさんの出会いがあり、多くの経験を積ませてもらったことは、私にとって幸せなことです。

微力ではありますが、我々育友会一同、学校教育の何か一助になれればと思っています。

皆様と出会えた事に感謝し、一つ一つの活動を大切に一生懸命頑張りますので宜しくお願い致します。

続いて諸井議長のもと、報告事項や各議案、新役員体制など、すべての議事について審議が滞りなく行われ、承認されました。

校長先生のご挨拶では、今年から新しい学習指導要領がスタートし、授業の形も変化していくなか、子どもたちの主体性を重視しながら、思考力、判断力、表現力など今後の社会の変化に耐えうる力を養い、個の力を最大限発揮でき、さらに伸ばしていけるような学校を目指したいと、力強いお言葉をいただきました。

育友会一同、学校と協力しながら、子どもたちを中心としたサポート活動を行っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

また、総会開催前後の時間を利用して、制服リサイクルを行いました。

昨年から私服登校も始まり、制服登校の機会は減っていますが、夏物や2着目にと、多数の方にご参加いただきました。

今年は販売のなかったジャンパースカートやカーディガンはリサイクルでしか手に入らないこともあり、希望される1年生の方もいらっしゃいました。

多少残った制服もありますので、そちらは北摂祭のフリーマーケットで販売いたします。今回ご参加できなかった方はぜひお求めください。

陸上競技部 近畿総体結果について

女子400m  齋藤 朱里  第1位 54秒11 (丹有高校新記録)  全国大会出場

男子400mH  白髭 怜士  第1位 51秒39 (丹有高校新記録)  全国大会出場

女子200m  齋藤 朱里  第2位 24秒28  全国大会出場

男子1500m  畑中 登仁 予選1組7位 3分56秒80 (自己ベスト)

女子4×400m 若狭・齋藤・田中・藤本 準決勝2組7位 3分59秒66

男子4×400m 竹内・溝口・矢持・白髭 第7位     3分14秒48 

(準決勝の3分14秒12は丹有高校新記録)

斎藤さんが400mと200mで、と白髭君が400mHで全国大会への出場権を獲得しました。このタイムは、全国でも通用する記録であり、全国大会に向けて楽しみな結果となりました。男子4×400mは本気で全国大会出場を目指しここまで頑張ってきましたが、あと1歩届かず悔しい結果となってしまいました。昨年ユースの記録から4秒以上更新して丹有高校記録も更新でき、力を着実につけることはできました。相手が一枚上手でした。3年生はこれまで頑張ってきたことに誇りと自信を持ち、また、これまで支えてもらった方々への感謝の気持ちを忘れず、進路実現に向けて頑張ってくれるものと思います。新体制での活動が本格的に始まりますが、これからも人間力と競技力の向上を目指して日々精進して参りますので、これまでと変わらぬご支援とご声援のほど、よろしくお願いします。