行事」カテゴリーアーカイブ

36回生 第1学年保護者会・講演会

5月19日(水)午後12:30から本校体育館にて第1学年保護者会を行いました。学年の教務・進路・生徒指導の担当よりお話しさせて頂きました。

保護者会の後、駿台予備校の川道善弘さんをお迎えし『大学入試を見据えて』と題して今後の大学入試について講演いただきました。生徒たちが、やりたいことができる大学・やりたいことが見つけられる大学→「入るべき大学」に入学できるよう学年団としても支援していきたいと気持ちを新たにしました。

講演会

コロナ感染防止の観点から当日出席の方に加え、オンラインでのライブ配信も行い合計123名の保護者の方の参加を頂きました。たくさんのご参加ありがとうございました。

1年 模索講演会①

5月11日(火)4時間目に、1年生の模索講演会を行いました。この模索講演会は2回企画されており、今回は『文系学問の楽しさ・面白さ』という題で講演を行っていただきました。兵庫県立大学国際商経学部から三崎秀央教授にお越しいただき、ご専門の経営学の視点からお話がありました。

経営学と聞くと、難しそうで難解な学問をイメージしていましたが、三崎先生のお話を聞くと、私たちの生活に密着したとても身近な学問であることを知りました。マクドナルド、くら寿司・セブンイレブンなどの経営戦略を例に挙げ、とても分かりやすく解説していただきました。また心理学の理論も交えながら、経営学をはじめとする文系学問の幅広さや、奥深さも感じることができました。入学してからまだ1ヵ月しか経っていませんが、大学の学問から自分自身の将来について、考えるいいきっかけになったと思います。

福知山線事故追悼行事

4月23日(金)1時間目の初めに、2005年に起きたJR福知山線脱線事故の追悼行事が行われました。

吉野校長から放送で事故の概要が説明され、事故で亡くなった方々のご冥福をお祈りし、職員・生徒で1分間の黙祷を捧げました。

<吉野校長の話(一部抜粋)>

「皆さん、おはようございます。校長の吉野です。1校時の時間をお借りして、福知山線脱線事故の追悼行事を行います。

 今から16年前の平成17年(2005年)4月25日、午前9時18分頃、JR福知山線尼崎駅付近で列車が脱線し、遠足に向かっていた高校生を含む107名もの尊い命が奪われ、500名以上の方々が負傷されるという事故が起こりました。

この事故で犠牲になられた107名の中には、本校を卒業したばかりの16回生4名と13回生1名の卒業生5名、在校生の保護者2名の方々が含まれておりました。また、皆さんの身内の方々や知り合いの方々にも、この事故で亡くなられたり、未だに体や心の傷が癒えない方もおられるのではないかと思います。

犠牲となった5名の卒業生は、本校を卒業し、希望を持って志の実現に向けて歩んでいた矢先の事故に、さぞかし無念であったことでしょう。

せめて私たちは、志半ばで命を絶たれてしまった先輩たちのことを語り継ぎ、このような痛ましい事故が2度と起きないような社会を築くために行動するとともに、1日1日を精一杯生きていくことが、尊い犠牲に報いることではないでしょうか。

そこで、皆さんとともに、この事故で亡くなられた方々のご冥福を祈り、ただ今から黙祷を行いたいと思います。・・・ありがとうございました。以上で追悼行事を終わります。」

事故当時、本校で勤務されていた古川先生は、卒業生5人が犠牲になったこの事故を振り返り、その思いを生徒に伝え続けています。

事故で亡くなった16回生4名は、古川先生が担任、そして学年主任をしていた生徒たち。当時大学2年生、自分の目標に受けて1歩踏み出すタイミングの夢あふれる生徒たちでした。

朝、「いってきます。」と家を出たまま帰ってこない彼らの無念と、胸に残るずっと消えない悔しさや哀しみを思うと、今、生きている君たちに伝える義務があるように感じる、と話されます。

16年経ち、社会的には徐々に忘れられつつあります。本校でも、当時のことを知る人がほとんどいなくなり、古川先生も退職の年。これが最後の機会かもしれない、と34回生をある場所へ連れて行ってくれました。

事故当時は高校2年生で、古川先生が受け持っていた19回生が、命の大切さと先輩方の志を自分たちの手で後輩へ繋いでいこう、と贈ってくれた卒業記念碑の前。

そこに刻まれた『いのちの絆』という文字を見ながら、君たちも語り継いでいってほしいと話されました。

福知山線脱線事故追悼

本日(4/23)は、授業開始時に福知山線脱線事故追悼行事を行いました。
卒業生5名が亡くなったこの事故に対し、学校として哀悼の意を表するために半旗も掲げました。
そして、放送を使って、事故の概要と、あとに続く私達が心がけるべきことについて生徒諸君に話しました。その後、全員起立して黙祷をささげました。(私がお話しした内容は、別途ブログでご紹介いたします)

黙祷後、亡くなった卒業生たちをよく知る本校の古川先生が、「いのちの絆」と彫られている石碑のところへ、授業で担当している生徒たちを連れて行ってくださいました。
この石碑は、事故で亡くなった卒業生を悼んで在校生が建立したもので、恥ずかしながら私もはじめて知りました。
語り継ぐことの大切さを生徒諸君に話していながら、これではいけませんね。反省です。

(追記)このことが、4/24の神戸新聞の記事になりました。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sanda/202104/0014268150.shtml

本日の午後、たまたま来校された三田市教育委員会の方に、今朝の追悼行事のことをお話ししたところ、犠牲になった本校卒業生のひとりを中学校で担任されたそうです。偶然の出来事ですが、ひとときの思い出話ができたことで、亡くなった卒業生の方も天国で喜んでくれたかな、とも思いました。

36回生入学式

4月8日(月)の午後から36回生の入学式が行われました。

風に乗って校舎の桜が舞いおどる中、240名の新入生が晴れて北摂三田高校生となりました。

在校生、職員、関係者一同、皆さんの入学を心よりお祝い、歓迎申し上げます。 

プール横にひっそりと咲く八重桜も、この日は満開でした。

新入生一人一人が担任によって呼名され、最後に校長より入学許可がありました。

期待や不安の入り混じる今日この日の気持ち、思いを忘れることなく、充実した高校生活を送っていきましょう。

吹奏楽部による歓迎演奏

令和3年度着任式・前期始業式

4月8日(木)に、着任式と前期始業式が行われました。
着任式では、まず谷口教頭から新校長である吉野浩司先生の紹介があり、その後、吉野校長から7名の職員の紹介がありました。

着任式後に前期始業式があり、吉野校長から、北三で「自分がどんな人間になるか真剣に考える」こと、そしてこうありたいという生き方が「Ambition 志」となり、自分の道を開くことになる、というお話がありました。

<北三生へのキーワード>計画された偶発性理論、好奇心、持続性、柔軟性、楽観性、積極性、志

その後、谷口教頭より新校務分掌の発表、生徒指導部の中尾先生より、講話がありました。

いよいよ新年度が始まりました。本年度もよろしくお願いします。