日別アーカイブ: 2025年3月26日

「兵庫県高等学校探究活動研究会」 2月8日(土)

人間科学類型は、地域課題の解決やグローバルリーダーとしての資質を育成することを目標に課題研究活動に取り組んでいます。2年生の後半は、校外の課題研究発表会に参加し、日頃の研究成果を発表する機会を設けています。2/8(土)には、甲南大学主催の「兵庫県高等学校探究活動研究会」が神戸市立御影公会堂行われました。本校からは大西七煌が参加しました。

最初の開会式に続いて、基調講演が行われ、高田短期大学特任教授 大野照文 氏が『探究活動ってなあに?』というテーマで講演されました。私たちが取り組んでいる『探究活動』について、その本質とは何かを深めていく内容でした。普段の生活の中からも探究活動は行われていることに気づかされ、新たな視点を得ることができました。

昼休みの休憩を挟み、午後からポスターセッションが行われました。本校生徒の発表テーマは『音楽で人間の感情を操作する ~展開部・再現部~』です。音楽の要素の内「コード進行」というものに着目し、伴奏の音階の使用率と感情の間にある関係を、大量のサンプルに基づき導出する研究です。

また、自分の発表以外の時間は、他の発表者の研究発表に参加しました。今日一日で、今後の研究への改善点や新たな方向性をたくさん得ることができました。また、他の学校の生徒と意見を交換し交流することで、多いに刺激を受けました。研究自体はまだまだ途中段階で、今回多くの研究者から頂いたアドバイスを基に、来年の課題研究発表会に向けて研究を深めることができました。

課題研究外部発表会(甲南大学 リサーチフェスタ2024)

人間科学類型は、地域課題の解決やグローバルリーダーとしての資質を育成することを目標に課題研究活動に取り組んでいます。2年生の後半は、校外の課題研究発表会に参加し、日頃の研究成果を発表する機会を設けています。12/15(日)に甲南大学主催の「リサーチフェスタ2024」がオンライン(リモート)開催で行われました。本校からは5名の生徒が参加しました。

国際・地域・社会分野には、谷水結郁さんが『生理の貧困を解消する-自販機から始まる新たな支援の形-』を発表しました。

言語・文化・教育分野には、清瀬佑月さんが『三田市と民話とガタロン』、帆山陽彩さんが『関西弁がどのように思われているのか』をそれぞれ発表しました。

化学・生物・健康分野には、岸本晴菜さんが『ノイズで集中力アップ…!?』、村島康太さんが『衣服の繊維による花粉の付きやすさ』をそれぞれ発表しました。

午前中のリハーサルでは、与えられた20分間を自らアレンジし、発表と質疑応答に臨みました。午後の本発表では、30分間で3回の発表・質疑応答を行いました。同時に本発表では、審査員による審査が行われ、オンライン発表にも緊張感が高まりました。また本発表では、他の参加者の発表を審査する審査員の役割も与えられるなど、一日で様々な経験を積むことができました。今回多くの参加者から頂いた指摘やアドバイスを基に、来年7月の課題研究発表会に向けて研究を深めることができました。

当日の審査結果が後日発表され、岸本晴菜さんの『ノイズで集中力アップ…』がクリエイティブテーマ賞に見事選ばれました。おめでとうございます。