32回生」カテゴリーアーカイブ

福知山線事故追悼行事

4月25日(木)1校時の初めに、平成17年に起こった福知山線事故の追悼行事が行われました。
廣瀬校長から話があり、事故で亡くなった方々のご冥福をお祈りし、職員・生徒で1分間の黙祷を捧げました。

<廣瀬校長の話(全文)>
平成31年度 福知山線脱線事故追悼行事
北摂三田高等学校長 廣瀬 雅樹

「生徒の皆さん、おはようございます。校長の廣瀬です。1校時の時間をお借りして、福知山線 脱線事故の追悼行事を行います。
今から14年前の平成17年4月25日、午前9時18分頃、JR西日本福知山線 尼崎駅付近で未曽有の脱線事故が発生し、遠足に向かっていた高校生を含む107名もの尊い命が奪われ、500名以上の方々が負傷されました。
この事故で犠牲になられた107名の中には、本校を卒業して間もなかった16回生4名と13回生1名がおられました。私が以前勤務していた高校の卒業生も犠牲になっています。
志半ばで命を絶たれてしまうことは、ご本人もご家族も無念でしょうが、とりわけ当時19歳、22歳であった皆さんの先輩は、人生これからという時であっただけに、さぞかし無念だったことでしょう。
皆さんには当時の記憶はないかもしれませんが、身内の方々や知り合いの方々には、この事故で亡くなられたり、今だに体や心の傷が癒えない方もおられるのではないかと思います。
私たちは一人では生きていけません。この世に生を受け、「生かされて」生きています。ですから、この自らの「生かされている」命を精一杯大切にしながら、この惨事を風化させない誓いの元、より安全な社会を築くことに努力を重ねることが、亡くなられた方々への慰霊となることだと思います。
そこで、皆さんとともに、この事故で亡くなられた方々のご冥福を祈り、ただ今から黙祷を行いたいと思います。
それではご起立ください。
黙祷
黙祷を終わります。
ありがとうございました。以上で追悼行事を終わります。」

事故当時、本校で勤務されていた古川先生は、本校卒業生5人が犠牲になったこの事故を振り返り、その思いを生徒に伝え続けています。

事故で亡くなった16回生は当時19歳の、クラブ活動に励む活発な生徒たちでした。
いってきますと家を出たまま帰らなくなった彼らの続くはずだった未来と、この心地よい風景から感じる今生きているという命の大切さを考えてほしい。
今3年生である32回生の君たちが、先輩である彼らを思うことで、君たちの中に彼らが生きているように思える。
と古川先生は締めくくられました。
事故当時高校2年生で、先生が受け持っていた19回生の卒業記念碑には
『いのちの絆』
という文字が刻まれています。

授業風景(3年理系化学実験)

普段の北三生の様子を紹介します。
4月24日(水)の5校時に、3年生の理系クラスで化学の実験を行いました。
未知の溶液の中から3種類の金属イオンを分離して確認する、という内容でした。
『金属イオンの系統分離』というテーマです。
各班で未知の試料に様々な試薬を加え、その反応結果から金属イオンを推理します。
沈殿物の色を資料集と見比べています。
炎色反応を試しています。
ろ過の合間にリラックス。

受験生なので、授業の集中力はもちろん目を見張るものがありますが、こういった実験を一生懸命かつ楽しく行える彼らに感心しています。(教科担当談)

また時折、授業風景を紹介していきます。

4月15日(月) キャリア講演会

平成31年4月15日(月)の6校時に、3年生を対象にしたキャリア講演会が行われました。
岡山大学からアドミッションセンター教授の田中克己先生をお迎えし、国立総合大学としての岡山大学の特色と大学入試についてのお話を伺いました。
例年、田中先生からは、岡山大学の11学部1プログラムを知れば、ほとんどの他大学の学部のこともわかるから、と控えめな挨拶をいただきますが、どの学部もとても魅力的で、岡山の温和な気候や大学周辺の過ごしやすさなども知ることができ、とても有意義な講演会でした。


今年度受験生となる3年生にとって、モチベーションを高めるいい機会になりました。

平成31年度 離任式・対面式

平成31年4月9日(火)4、5校時に離任式と対面式が行われました。
離任式では昨年度末で離任された7名の先生方からお話をいただきました。
中村晶平校長
高校生活は大学への中継ではなく、人生を決める大切な時期です。卒業後に本当に北摂三田高校でよかったと思えるように充実した日々を過ごしてください。
楠田裕子先生
物事の歴史を知ることや、実際に体験してみることは大切です。忙しいことを楽しみ、たくさんの経験を積んでください。
大山善旦先生
壁にぶつかった時に、その壁の先の景色をみる方法は一つではありません。できるだけ多くの選択肢をもち、周りの人に頼りながらより正しい選択をしてください。
三木悦子先生
北三生は前向きで明るく一生懸命で素敵な人たちです。部活動などを通して先輩後輩にどんどん関わってほしい。立ち止まらずに進んでください。
野中進也先生
社会に出ると様々な価値観の人がいます。多くの人の中で経験を積み、後悔の無いよう本気で生きてください。
中畑宇博先生
同じ言葉でもその人のやってきたことにより重みが違う。自信をもって後輩を引っ張っていってください。
絹田啓人先生
自分が楽しく幸せになることで、それが人も幸せにすることなら素晴らしい。学習や進路においてもそれを心に留めてください。

生徒会から感謝を込めて、花束が贈られました。
離任された先生方の新天地でのご活躍をお祈り申し上げます。

その後、対面式では生徒会長より新入生に向けて歓迎の言葉が贈られ、新入生代表から挨拶がありました。

ともに北三生として、力を合わせて北摂三田高校を盛り上げていきましょう!

平成31年度着任式・前期始業式

平成31年度着任式と前期始業式が行われました。
着任式では、まず藤井教頭から新校長である廣瀬雅樹先生の紹介があり、その後、廣瀬校長から10名の職員の紹介がありました。
着任式後に前期始業式がありました。
廣瀬校長から、『時間をデザインする』ということを意識した学校生活を送ってほしいというお話がありました。

オーストラリアのセントコロンバスカソリックカレッジより帰国した長期海外留学生の中村梨乃さんが、1年間の留学を振り返り、英語で報告してくれました。

その後、藤井教頭より新校務分掌の発表、生徒指導部の中尾先生より、講話がありました。

いよいよ新年度が始まりました。本年度もよろしくお願いします。

2年 人間科学 SGH甲子園 in関西学院大学

32回生 人間科学活動報告Vol.17
 3月23日(土)、関西学院大学西宮上ヶ原キャンパスにて、平成30年度文部科学省大学入学者選抜改革推進委託事業 全国スーパーグローバルハイスクール課題研究発表会(SGH甲子園)が開催され、本校の2年6組人間科学類型の課題研究グループ1班4名が参加しました。




 SGHやアソシエイトに指定されている高校を中心に全国から高校生が集まり、日頃取り組んでいる課題研究の成果を発表していました。日本における難民受け入れの環境に着目をして研究を行っている本校の研究グループの発表は「Make Japanese Society More Comfortable for Refugees」と題して英語で行いました。


2年 人間科学 プレゼン研修 in大阪大学

32回生 人間科学活動報告Vol.16

3月2日(土)、2年6組人間科学類型のクラス全員で大阪大学吹田キャンパスを訪問し、
大阪大学大学院工学研究科の森勇介教授の協力を得て行われたプレゼンテーション研修に
参加しました。

はじめに森教授からプレゼンのポイントを「料理」に例えて解説していただきました。料理に
例えるなら、高校生までは調理方法を覚える段階、大学生になれば実際の材料を収穫にいき、
その後はいかに素晴らしい料理ができるか、この材料を生かした調理こそがプレゼンにあたる
という説明でした。森教授には昨年度、本校にて2回ご講演をしていただいているので、生徒
もそのときの話を思い出しながら話を真剣に聞いていました。

その後、実際に各グループが行っている研究テーマを基にして、聴衆に訴えかける効果的な
プレゼンのための展開構成を考える演習協議を行いました。森教授に助言をいただきながら、
生徒たちがグループ内で活発な意見交換をしていたのが印象的でした。この演習協議を通して
自分たちの研究内容の整理も改めてできていたように思います。当日は昼食を阪大の食堂でい
ただき、現役の阪大生がたくさんいらっしゃったので、オープンキャンパスとは異なる普段の
阪大の様子を少しは実感できたのではないでしょうか。阪大の研究棟やキャンパスを見て阪大
志望の思いをより強めた生徒もいたと思います。

2年 人間科学 外部講師による特別授業③

32回生 人間科学活動報告Vol.15
2月13日(水)3限、大阪トルコ日本協会で理事を務められているムスタファ・ギュル先生に
「遠くてとても近い国トルコ」をテーマに特別授業を行っていただきました。流暢な日本語で気
さくに話しかけながらの授業であったので、生徒たちもその話に引き込まれている様子でした。

授業の冒頭ではトルコの紹介をしていただきました。生徒たちの多くは国名と大体の位置は知って
いても、詳しいことはほとんど知らないようだったので、教わることすべてが新しい発見でした。
2年6組には語学や外国文化に興味を持っている生徒が多いこともあり、先生からトルコ語と日本
語は同じアルタイ語族で文法の構成が似ているため比較的学習しやすいことを聞いた際には、ぜひ
学んでみたいと感じた生徒も多かったようです。

日本とトルコの関係では、トルコ船エルトゥールル号が遭難した際に和歌山県大島の住民が行った
救援活動から始まる友情の話をしていただきました。トルコでは多くの国民がこの事故のことを知
っていて日本に感謝しているそうです。古くから発展してきたトルコには世界遺産も多く残ってお
り、ぜひ一度訪れてみたいと思った生徒が多かったようです。

2年 人間科学 第14回 共生のひろばin人と自然の博物館

32回生 人間科学活動報告Vol.14

2月11日(月・祝)、県立人と自然の博物館で開催された「第14回 共生のひろば」(課題研究
発表会)に、本学から人間科学類型の課題研究グループ2班8名が参加しました。
        

人博では毎年この時期に課題研究発表会が開催されており、人文社会科学から自然科学に至るまで
幅広い学術研究の発表が行われています。たいへん多くの参加者がそれぞれの研究成果を持ち寄り、
ポスターセッションや口頭発表を通して発表していました。
        

この日は三田では雪がちらつく非常に寒い日となりましたが、会場は熱気に包まれて、初めてポス
ター発表を行う生徒たちは緊張しながらも熱心にプレゼンしていました。「地球にやさしい歯磨き
粉の開発」と「中小企業の働き方改革」の2つの研究グループが発表を行い、聞きにきてくださっ
た専門家や研究者の助言を得て、有意義な機会になりました。
        

2年 人間科学 外部講師による特別授業②

32回生 人間科学活動報告Vol.13

2月6日(月)2限、大阪市立大学大学院文学研究科の柏木敦教授に「教育史研究者の仕事~キャリア
形成・ワークライフバランス~」と題して特別授業をしていただきました。

高校生にとって「教育学」と言えば教員養成のイメージしかなかったようですが、柏木先生に教員養成
ではなく教育史学の研究とはいったい何なのかということから教えていただきました。大学教員=研究
者の仕事内容も紹介いただき、大学生や大学院生への講義に加えて、本職である史資料の調査や読
解、研究論文の作成、学会での発表など多種多様な仕事があることを学び、普段は接する機会の少な
い大学の先生の仕事に興味を持っている生徒も多いようでした。

また、柏木先生自らのキャリア形成について、小学校時代まで遡って説明していただきました。憧れの
小学校の先生に出会ったこと、勉強をあまりしなかったこと、先生になる夢を諦めたこと、就職し損ねた
?こと、ひょんなことから大学院に進学したこと、研究者への道を選んだこと。紆余曲折を経ながら、
人生の様々な場面で成功と失敗を繰り返しながら、今の自分があるということを語って下さいました。
「大学教授のような方はさぞかし順風満帆な人生を歩んできたのだろう」という固定観念が崩され、誰
しも失敗と挫折を繰り返しながら人生の経験を積んでいることに気付かされている生徒の姿が印象的
でした。先生の話は自身のワークライフバランスにまで及び、「何が将来バランスをとってくれるかわか
らない、面白いと思えることを今のうちにたくさん見つけておこう!」などの言葉が心に残りました。
柏木先生、ありがとうございました。