投稿者「広報 宝北高」のアーカイブ

学校設定科目「GSⅠ」 探究基礎実習

令和5年11月25日(土)

GS科1年生の学校設定科目「GSⅠ」の授業を行いました。今回の授業は化学室にて生化学に関わる探究でした。GS科1年生は2年生から生物の授業が始まるため、未知の分野に対して班員で協働しながら取り組みました。仮説を立てながら予備実験を行い、反応に最適な要因を探りました。最後は10分間で、どれだけ反応を進ませることができるかコンテストを行いました。多くの班が、実験の適条件を作り出すことができていました。GS科1年生は、このように探究基礎実習を繰り返しながら、「気づく力」「繋ぐ力」「伝える力」「見通す力」「挑戦する力」の5つの力を伸ばしていきます。

高大連携課題研究合同発表会 at 京都大学

2023年11月3日

GS科2年生の課題研究班3班が京都大学で開催された課題研究合同発表会(兵庫県教育委員会主催)に参加してきました。
兵庫県内15校から125名の参加があり、発表ポスターも30枚近くあり大きな大会になりました。本校は「テトレーションに対する逆数和とその超越性について」「交替性転向反応の要因を探る」「大根のしみこみやすさの条件」に関する発表を行いました。ポスターセッションでは京都大学の先生や大学院生の方々から貴重なアドバイスを頂くことができました。大会の企画運営を担当してくださった加古川東高校の皆様、ありがとうございました。

 
 

学校設定科目「GSⅠ」 GSⅠ甲子園2023

令和5年10月21日(土)

GS科1年生の学校設定科目「GSⅠ」の授業を行いました。今回は「GSⅠ甲子園2023」と銘打った競技性のある授業です。クラスを7班に分け、前半は数学や理科の問題を個人で解いたり、班全員で考えて解答したり、後半は科学工作による実技競技をしました。
この「GSⅠ甲子園」は兵庫県で毎年開催される「数学・理科甲子園」を模した内容にしており、次週開催予定の「数学・理科甲子園2023」に出場する2年生チームも特別参加しました。授業後には2年生チームと卒業生の間で「数学・理科甲子園」に向けて、いろいろと情報交換をしました。このように本校GS科では、上級生や下級生あるいは卒業生との縦のつながりも大切にしています。
本授業で行った各競技では、点数をつけることとしており、成績・評価が良かった班は、表彰式で優勝カップをもらっていました。難問にも、班で協力して取り組んでおり、大変盛り上がっていました。また、今回は公開授業でした。1年生の保護者の方々にも多数ご来校いただき、授業を参観していただきました。ありがとうございました。

学校設定科目「GSⅠ」 オープン講座フィールド実習

令和5年9月9日(土)

SSHオープン講座「フィールド実習」を行い、午前は丹波竜の里公園と化石工房ちーたんの館を巡りました。参加者は1年生GS科と2年生の希望者2名でした。
講師として兵庫県立人と自然の博物館 主任研究員(兵庫県立大学 自然・環境科学研究所 教授)の池田忠広先生に来て頂き、特別に丹波竜の里公園の発掘現場で解説していただきました。発掘現場で聞く講義はとても臨場感があり、発掘調査のスケールの大きさや意義深さを感じることができました。
化石工房ちーたんの館では、原寸大の丹波竜の復元骨格やカエルの全身骨格、恐竜の卵の化石などの標本から、恐竜の多様性や古環境について学ぶことができました。
午後は兵庫県立人と自然の博物館において、丹波竜の発掘現場の岩石を用いた石割体験を行い、複数の人が化石を見つけることに成功していました。
実際に地層や化石を見ながら、研究者の方と交流させていただき、地学や生物分野の学びを深め、研究において大切なことを学ぶ良い機会となりました。

吹奏楽部 兵庫県高等学校総合文化祭で演奏しました

2023年11月12日(日)

第47回兵庫県高等学校総合文化祭「吹奏楽」部門演奏会がたつの市総合文化センター赤とんぼホールにて開催され、本校吹奏楽部もステージにて演奏しました。
3年生が引退し、ホールのステージでの演奏は新体制で初めてとなりました。夏から基礎基本を見直し、部員で意見を出し合いながら練習に励んできました。当日は英検等があって部員全員でのステージとはなりませんでしたが、今できる精一杯の演奏を行うことができました。次のステージに向けてさらに良い演奏ができるよう頑張っていきます。
ご来場くださいました皆さん、ありがとうございました。

放送部 第43回近畿高等学校総合文化祭 三重大会 最優秀賞!

11月19日(日)
三重県津市で上記大会が開かれ、放送部がビデオメッセージ部門に出場、出品作『ツキイチ運命戦』が、最優秀賞を受賞しました。2府8県が集い、23作品が競った中で堂々の1位でした。
学校生活の中で、何げに楽しみにしているもの。それはクラスによって、いろいろな期間、それぞれの方法で行われるも、月イチペースのくじ引きが大半で、後ろか前か、誰と近いか遠いかで、一喜一憂し、大盛り上がりする「アレ」……即ち「席替え」、をテーマにした番組です。気分転換、友達拡大、コミュ力向上、単なるお楽しみ会?その理由や効果もさまざまなプチイベントのようすを、北高生のナマの声に加え、関西学院大学の一言英文先生のコメントもいただきながら、仕上げました。
審査員の先生方からの講評として、「高校生ならではの「席替え」というテーマ設定に加え、……「アレ」という言葉選びによる時代感覚の高さやカメラワークの工夫も凝らされ、非常に質の高い作品だと感じました。」とか、「インタビューの選び方や使い方を含め、見せ方がうまい。……席替えの効果を専門家にインタビューして論理的に立証しているのが面白い。」とか、「席替えで一喜一憂する様子が目に浮かび、全体的にとても共感できた作品でした。」などのお言葉を頂戴しました。
番組制作にあたり、協力してくださった北高の皆さん、先生方、そして一言先生に、心から感謝申し上げます。これからも精進していきたいと思います。

放送部 令和5年度「阪神みらいづくりフォーラム」で司会を

11月12日(日)
宝塚市立西公民館で行われた「地域活動功労者表彰式」と、そのあとの「阪神地域みらいづくりフォーラム」の司会進行を放送部が依頼され、1年生部員が無事に務めてきました。
「地域活動功労者表彰式」は、阪神北地域で活動している個人や団体を表彰し、その活動をたたえるものです。地域には、自治、青少年育成、地域安全等の分野で、さまざまな人がいろいろな活動されており、そのおかげで私たちは、日々安心で安全な生活が送れていることを、改めて実感しました。
また、後半の「阪神地域みらいづくりフォーラム」では「コ・クリエーションが育む阪神地域の実現について」をテーマに、兵庫県立大学の赤澤宏樹先生を中心に、地域の4団体から、取り組みの報告や課題について、活発に意見交換がなされる様子をお聴きしました。最後には、部員も感想を求められましたが、2名とも、未来を担う若者としてしっかりとしたことを述べ、司会の様子も含めて、お褒めの言葉を頂戴しました。
校外で司会を務めてことも、フォーラムに参加したことも、とてもいい経験になりました。

学校設定科目「GSⅠ」~ファラデー定数を求める~

令和5年11月18日(土)9:30~15:30

GS科1年生が学校設定科目「GSⅠ」に取り組みました。内容は次の通りです。
①化学電池または電気分解の手法によりファラデー定数を求める実験
②大阪大学理学研究科教授 久保孝史 先生、同研究科教授 舩橋靖博 先生による講義
③実験結果の発表
④実験中の「気づき」に基づく新たな研究テーマの話し合い
SSHの支援を受け、大阪大学から教授2名と学生さん4名、さらに本校GS科卒業生(大学生)4名に来ていただきました。
実験をして考察を発表するだけでなく実験中の気づきに基づき、次回のあらたな研究テーマを話し合うことが今回の「GSⅠ」の大きな特徴です。また、大阪大学の学生さん達や本校卒業生との交流もあり、生徒は自分の未来像を描く一助になったのではないでしょうか。
最後になりましたが、大阪大学の皆様ありがとうございました。

令和5年度 2学期アセンブリー

令和5年11月8日(水)

2学期のアセンブリーを体育館で行いました。
はじめに、教頭先生から「自立」について、体験を交えながらお話しいただきました。
表彰式では、バレーボール部、柔道部、硬式テニス部、ソフトテニス部、陸上競技部、剣道部、ハンドボール部、写真部、科学部、演劇部、囲碁将棋部と、GS科の生徒が表彰を受けました。
生徒指導部長講話においても「自立」について、そして、「習慣に勝る力なし」とのお話をいただきました。

Agora「動物の行動を理解するためのAI技術」

令和5年10月31日(火)15:40~17:00

今年2回目のAgora(サイエンスカフェ)を行いました。講師にお招きしたのは大阪大学 大学院情報科学研究科マルチメディア工学専攻 前川 卓也 准教授です。前川先生は本校GS科の前身である理数コースの卒業生です。センサーデータからAI技術により人や動物の行動を解析し新たな知見を発見していく過程を、先生のフィールドワークの話を交えながら楽しく聴くことができました。
Agoraは研究者の方をお招きして、少人数でサイエンスのお話を聞く会です。今後も企画していきますので楽しみにしてください。