カテゴリー別アーカイブ: 文化部

学校力

校門を入った左側に懸垂幕がかかっています。全国大会に出場したクラブや団体、個人などを讃えています。また、校門から校舎へと向かうと、横断幕が飾られています。今年度から5年間指定されたスーパーサイエンスハイスクールの横断幕です。これらの懸垂幕や横断幕が宝塚北高校の「学校力」の証です。

  

  

SSH生徒研究発表会 報告(4) 2日目午後

2日目午後「たくさんのご支援、ありがとうございました。」

全6校が発表を終えた午後にも1時間程度ポスターセッションがありました。
全体発表に残ったということで、昼休みから取材も含め、たくさんの方がポスターに来てくださいました。正規の開始時間にはJSTの職員の方とカメラマンさんが来たりと前日とはちょっと様子が違いました。

その後も1日目を超える数の生徒さんや先生、大学の先生が見に来ていただき、
ROOTや信州総文,生態学会などで出会った先生・生徒さんが声をかけに来てくれました。
タイから参加している大学生の方が私たちの研究に興味を持っていただき、英語でセッションすることができました。
その中で「タイでは有機化学を学ぶのはバンコクの大学でしかできない」ということを教えていただき、日本では母国語で化学を学べること、どの県にも化学を学べる学校があることが世界では普通ではないということに改めて気づかされました。

大会最後の結果発表。あとは何賞になるかです。
そして見事、科学技術振興機構理事長賞(2位相当)を受賞しました。

この2年間、先生、先輩、後輩、友人、他校の方々、大学の先生方など非常にたくさんの方々にご支援いただきました。
私たちが発表会を通じて気付いていたのは、私たちのポスターの参考文献と謝辞の対象者が群を抜いて多かったことです。つまり今回の受賞はすでに卒業された多くの化学部の先輩方,大学の図書館で参考文献を借りてきてくださった物理部の卒業生、学会等で助言をしていただいた研究者の皆さん、実験の協力をしていただいた大学など研究機関の方々、そして顧問や日頃私たちの活動に理解をいただいている北高の先生のおかげです。
これらがなければ、今回、受賞どころか発表そのものがかなわなかったと思います。
そしてこの大会に出場できたことだけではなく、このような恵まれた環境で日々活動できたことが何よりも幸運なことだと感じています。
改めてこの場をお借りしてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

私たちは3年生なので、来年度のSSH生徒研究発表会に発表者としては参加できません。
しかし、私たち化学部はもちろんGS科の1,2年生や物理部も現在各々のテーマの研究を進めているところです。
来年に向けて互いに切磋琢磨し私たちよりも素晴らしい発表を期待しています!

SSH生徒研究発表会 報告(3) 2日目午前

2日目午前「悔いのない発表ができました!」

運命の大会2日目の朝。
6時から再度練習し、微調整と質疑応答用のスライドを整理。朝食では「初心に戻ろう」と、研究のきっかけであるパンケーキをみんなで食べました。会場への移動中もスマートフォンに入れたスライドを使ってずっと練習。パソコン提出後も、自分たちのパソコンで練習。それでも開会までには少し余裕が出てきたのか、他校の発表を楽しもうという気持ちになっていました。
1校目の物理の発表ではとてもレベルの高い内容とその発表方法に感動しました。

そして2校目。自分たちの番です。
3人全員で発表に臨みました。
懸念していた時間も結果10秒以上を余らせ、特に大きなミスもなく質疑応答も堂々とできました。結果、自信の持てる悔いのない発表を終えることができました。

後の4校の発表は、純粋にその素晴らしさに感銘を受けました。
その後のお昼休憩では互いに質問したりして交流を深めました。

SSH生徒研究発表会 報告(2) 1日目夜

1日目夜「10分のプレゼンを作る!?」

さて喜びもつかの間、ここからも大変でした。
1日目の後、化学の審査員の先生から助言とエールをいただいたのち、他の5校と一緒に諸注意と口頭発表と表彰式のリハーサル、そして当日使用するパソコンを渡されました。

実は念のために、近畿総文に向けた口頭発表用のスライド資料を用意していました。
これは、大会直前にアゴラにいた1,2年生に聞いてもらっていたものです。今回はこれをもとに作り替えることにしましたが、審査員からの助言をすべて反映させると確実に規定時間の10分を超えてしまいます。リハーサルと説明を終えて会場を出た時点で18時を過ぎており、スライドの提出まで14時間ほどしかありませんでした。
(後日、近畿総文用には別内容のものを作ってもらうことになりました。)

ホテルに移動後、作業をしながら食べられるものを調達しに出たとき、同じホテルの三田祥雲館高校の生徒に出会いエールをもらいました。そこで無理を承知で「一度発表を聞いてほしい」とお願いしたところ快く引き受けていただけました。
21時半という時間にもかかわらず、顧問の先生も含めて4名の方に発表を見ていただき、「ここがわかりにくい」「強調すべき点がぼけている」などの助言をいただきました。

そこからは渡されたパソコンと英語で説明するために準備していたパソコン、そして顧問のパソコンの3台に加え、スマートフォンを駆使して、シングルルームに4人で必死でプレゼン資料を作成しました。これまでの発表と違いレーザーポインタが使えないので、アニメーションを駆使し練習、修正を繰り返していると、気がつけば午前1時を大きく回っていました。5時間半立ち続けた疲れと、狭い部屋の中での作業ということもあり、完全に集中力がなくなってきたため、未完成でしたがいったん寝ることにしました。

SSH生徒研究発表会 報告(1) 1日目

1日目「5時間30分のポスターセッション」

私たち化学部3年生は1年生のときから多くの人の協力を受けながら、なんでホットケーキは茶色いのか?、梅ジュースを氷砂糖で作らないといけないのはなぜ?など身近な疑問から「糖」に関する研究を続け、実験を繰り返してきました。
近畿総文へ出場するメンバー以外は6月で引退する予定でしたが、顧問からSSH生徒研究発表会の校内選考会出場の打診があり、参加を決めたものの何を発表するかに悩みました。これまでの研究の全てを発表したい気持ちもありましたが、焦点がぶれやすいことから、「カラメル化の構造的アプローチ」に絞ることを決めました。校内選考会でGS科課題研究との選考を経て、私たち化学部が北高の代表に決まりました。
その後の2カ月間、GS科のみなさんや物理部、先生方、研究でお世話になった甲南大学の甲元先生にもポスターを見ていただき、高校生だけでなく大学の先生方にも説明できるように工夫をして大会に臨むことができました。

大会初日
休憩をはさみ5時間30分にわたるポスター発表がありました。今回のメンバーは全員が学会や論評会に参加したことがありますが、ここまで長時間のセッションは誰も経験がなく当初は戸惑いました。しかし、他校の高校生や大学教授など多くの方々に、これまでの成果を発表し、議論を深めることで、足の痛みを感じないほど楽しむことができました。

このポスターセッションで、翌日の5000人を超える参加者に向けて行う口頭発表校6校を決める審査が行われました。審査員への対応では緊張してしまい、なかなか伝えたいことを上手く伝えることができませんでした。また次々と審査員と高校生や教員が説明を聞きに来られるため予定通りにいかないこともありました。ですが部員3人で協力して対応することでたくさんの質問に対する答えを導き出し、私たちの研究のポイントとそこから得られた新規性を訴えることができました。

1日目の最後は全体発表校の発表です。講評を聞きながらレベルの高い発表や実際にセッションをして面白いなと感じた発表が順当に紹介される中、なんとⅡグループ(化学系)で「兵庫県立宝塚北高等学校」の文字が!これには3人とも予期しておらず、スポットライトが当てられて起立しましたが、しばらく実感がわきませんでした。

SSH研究発表会 報告

8月21日(水)

SSH研究発表会で化学部が科学技術振興機構理事長賞を受賞しました。

校内選考を勝ち抜いた化学部の3年生3名が、8月7日・8日の日程で神戸国際展示場にて開催された令和元年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会に参加しました。
初日のポスターセッションで、翌日行われる口頭発表の6校のうちの1校として選ばれ、その口頭発表で科学技術振興機構理事長賞を受賞しました。

この大会は文部科学省から指定を受けた国内218校と、
タイ、韓国、ドイツ、アメリカなど10の国や地域からの招へい校23校が参加する規模の大きな大会です。


今回、受賞の裏でどのようなことがあったのか、化学部の生徒が記事を作ってくれました。このあと4回に分けて紹介します。

化学部 甲南大学で実験の指導を受けました

5月26日(日)

今秋開催される近畿総文京都大会に向けて、一昨年度から化学部の研究でお世話になっている甲南大学フロンティアサイエンス学部の甲元研究室でサンプルの分析をさせていただきました。

今回は研究の最後の詰めの部分に当たる実験で今回は2つのアプローチの実験させてもらいました。一つはカラメルの中に含まれている物質を核磁気共鳴法(NMR)と赤外分光法(IR)という手法で同定できるかを試みること。もう一つはカラメル溶液の溶質分子やコロイド分子を動的光散乱法(DLS)という手法で比較するというものです。今まで何度も研究室で実験・分析させてもらっていることもあって、今回は実験手順等を確認し2人+大学生1名で並行しながらいろいろな手法でカラメルを分析させてもらいました。

学校に戻ってからは今回の結果について分析していくことになります。高校生にとってはいずれも測定原理が難しいのですが、その原理についても何度も説明してもらったことや扱っている分野を学習し始めたので、ある程度は理解できるようになりました。また、研究室で実験させていただくことで、先生や大学生・大学院生の方からいままでに気が付かなかった視点での助言をいただき、学問の深さを体感するとともにまだまだ勉強不足であることを認識できました。

化学部・物理部 自然科学部リーダー研修会

4月29日(月)

本校で行われた県内の自然科学系部活動のリーダー研修会に化学部3名と物理部1名が参加しました。

今回はブレインストーミングを用いたテーマの広げ方についての実習とポスタープレゼンテーションの実習でした。ポスタープレゼンテーションの実習では本校31回生の水田千尋さんが講師でした。水田さんは1年、2年と2年連続でポスター最優秀賞と化学分野最優秀賞を受賞した化学部の先輩です。今回のレクチャーでは実際にご自身が高校時代に作成したポスターを用いてどのような点に注意をしながら作成したのかを解説していただきました。特に2年生の時は1年生の時とは研究テーマが大きく違いましたが、過去の研究のセッション時に受けた指摘などを踏まえ、さらに改善・工夫をしたことについても説明していただきました。これらのことから常に成長し続ける姿勢が大切だと感じました。
   
午後は実際に作りかけの研究ポスターを渡され、締め切り3日前という設定でどのように直していくかというワークを行いました。また、各校のノウハウや過去の受賞ポスターの良い点などを共有し各班で実際にポスターの校正を行いました。

この経験を生かして次回の発表会では「聴衆にやさしいポスター」を意識しようと思いました。

吹奏楽部第24回定期演奏会 <校長ブログ1022号>

3月22日(金)
終業式を終えて、いよいよ春休みに入ります。今年も3学期終業式の夜、吹奏楽部の定期演奏会を聴きに行きました。
残念ながら職員会議が延びたので第1部には間に合いませんでしたが、第3部の冒頭に校長からの挨拶をさせていただき、アンコールを入れて6曲を聴き、清々しい音色に心を癒されました。
35年前に教員として採用された時、1年生しかいない新設校でした。同期新採用の教員が吹奏楽部の顧問で、私はハンドボール部でした。彼は大変熱心な指導者で、何度も吹奏楽部の演奏に招かれて「楽器ができるといいなあ」といつも思っていました。
そして初任明けで異動した2校目の高校で、ハンドボール部だけでなく吹奏楽部の第2顧問にあてられました。そこは伝統校で、生徒も自主的に何でもこなす素晴らしい学校でした。吹奏楽部員も多く、初めて演奏を聴いた時、音に迫力があってびっくりしました。そして7月の地区予選、部員たちの演奏前の直前の集中力は素晴らしく、県大会、関西大会へと駒を進め、素人の私が聴いていてもどんどん上手くなるのが分かるほどでした。そこには生徒の集中力だけでなく、指導する先生が生徒たちをリラックスさせながら気持ちを高めて、それに呼応するように生徒たちが乗って行くのが私にも感じ取られました。そして何と全国大会の切符まで手にしました。東京・普門館での演奏は、直前まで、生徒たちは「楽しもう」とする様々なアイデアを出し合い、本当に素晴らし演奏をしました。50人がミスなしに毎回演奏することは至難の技です。どこかで多少のミスもあるでしょう。同じ演奏は二度となく、毎回、そこに集中していく姿に本当に感動しました。思えば30年前、平成元年のことでした(^^)
長くなりましたが、本校吹奏楽部も創部初の県大会出場を果たし、これから新たな歴史を刻んでいく部です。県大会にとどまらず、さらに上を目指して、これからも素晴らしい演奏を期待しています。宝塚北高校吹奏楽部、これからも応援しています。
 
定期演奏会、吹奏楽部の皆さん、素晴らしい演奏をありがとう!
『止むは吾が止むなり。進むは吾が往くなり』良き友と共に、夢を叶える北高で目標に向かって全力で努力する北高生!応援します!!(校長 平松紳一)

FM宝塚『Hi! HIGH ハイスクール!! 3月』

FM宝塚の番組『Hi! HIGH ハイスクール!!』の3回目の放送が3月10日にありました。

今回も番組の企画,インタビュー,パーソナリティ,ミキサーなど,すべて放送部員が担当しました。

第3回は『春目前! いま伝えたいメッセージ』をテーマに番組を構成。北高生の最近の出来事を取材した「北高生個人的ニュース」,宝塚のおすすめのものを紹介する「ええやん! 宝塚」,友人や家族などに伝えたいメッセージをレポートした「いまあなたに伝えたい」の3つのコーナーと5曲の音楽をお送りました。

意外性のある効果音を使ったり,校長先生の個人的ニュースをインタビューしたりと楽しんでいただけるよう工夫しました。そしてたからづか牛乳さんにお邪魔して今回も食レポに挑戦!

インタビューを受けてくださった店員さんが北高の卒業生でした。共通で知っている先生の話で盛り上がるなど,リラックスして取材することができたようです。ありがとうございました。

さて,これで今年度の放送も終わり。番組を聞いて少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。貴重な機会をいただいたFM宝塚の皆様ありがとうございました。
来年度も引き続きFM宝塚で番組を持つ予定です。一緒に放送したいという新入部員もお待ちしております。

(顧問 阪本)