園芸部が3/18(土)に大阪大学豊中キャンパスで行われた日本物理学会Jr.セッションに出場しました。この大会は全国から選ばれた100団体が集まり,日頃の研究成果についてポスターを使って発表するものです。大阪大学等のAO入試の出願条件を満たすことができる大会です。
本校は「マッチ棒ロケットはなぜ飛ぶのか」について発表しました。たくさんの高校生と大学の研究者の方々が2時間絶えることなく発表を聞きに来てくださいました。興味を持ってたくさんの質問をして下さり,とても良い交流と勉強ができたようでした。
1月29日(日)に行われたサイエンスフェアに本校園芸部と化学部が参加しました。このイベントは高校生と大学、企業が日頃取り組んでいる研究について発表するイベントです。今回は京コンピューター周辺の三大学を会場に1500人以上が参加しました。園芸部は「マッチ棒ロケットの原理」というタイトルでパワーポイントを使った口頭発表を行い,化学部は「糖類を定性的かつ簡単に判別できるか」というタイトルでポスターを使ったポスター発表を行いました。長い時間と労力をかけて試行錯誤しながら実験したものをスライドやポスターにまとめた研究です。この研究を通して他校の高校生や大学・企業の研究者と交流を深め,アドバイスをいただき新しい知見を得ることができました。
「科学の芽」賞は筑波大学が実施している小中高生向けの科学論文の賞です。朝永振一郎記念第11回「科学の芽」賞の審査が行われ,園芸部が応募した論文「扇風機の後方はなぜ涼しくないのか」が高校生部門の努力賞を受賞しました。
これは扇風機の後ろ側にも空気の流れがあるにも関わらず,後ろ側では涼しくないのかを簡単にできる実験を通して探求した研究です。
筑波大学 「科学の芽」
http://www.tsukuba.ac.jp/community/kagakunome/
化学部と園芸部は昨年度の県総文のポスター(パネル)発表で入賞したこともあり、11月19日~20日にバンドー神戸青少年科学館で行われた近畿総文に参加しました。
開催県ということで発表だけでなく生徒実行委員としての役割もありました。この大会は近畿地区の自然科学部の生徒の研鑽と交流を目的とした大会なので、県総文や全国総文と違い順位を決めないものの、生徒実行委員がほとんど進行していくため、県総文とは違った緊張感があります。地下ホールでの司会進行は化学部と園芸部に加え須磨東高校サイエンス部の3人で担当し、ポスター発表の進行は化学部・園芸部に加え神戸高校自然科学研究会生物班、西宮今津高校自然科学部の4人で担当しました。
また、生徒実行委員長として本校の新谷美波さんが開会式や閉会式で挨拶し、審査員の先生方や他県の先生方々も好評を得ました。
また今回は化学部、園芸部ともポスター(パネル)発表です。
化学部は「熱気球はどこまで軽くできるか」(昨年度の化学分野最優秀賞・ポスター最優秀賞の内容を発展させたもの)について、
園芸部は「扇風機の後方はなぜ涼しくないのか」(昨年度の物理分野最優秀賞・ポスター優秀賞の内容を発展させたもの)について発表しました。
閉会式後は巡検研修です。本校化学部は会場の片づけ後、実行委員を代表して理化学研究所の多細胞システム研究センターの巡検に参加しました。
この大会は交流が目的ということもあり、いろいろな学校の生徒と議論することができ、連絡先を交換する姿も見られました。このつながりが今後の研究の発展などにつながっていけばいいなと思います。また、先輩方の頑張りでこのような機会が得られたので、このバトンを引き継いでいけるようこれからもがんばります。
11月5日(土)及び6日(日)に兵庫県高等学校総合文化祭の自然科学部門発表会がバンドー神戸青少年科学館で行われました。この総合文化祭は運動部の総体にあたる大会で、口頭発表部門は来年の夏に開催される全国高等学校総合文化祭の予選も兼ねた大会です。今年は化学部が口頭発表化学部門とポスター(パネル)発表部門、園芸部の物理班がポスター(パネル)発表部門に出場しました。
5日(土)は口頭発表部門が行われ、化学部は午前中の化学分科会Iの3番目に発表しました。「糖類を定性的かつ簡単に判別できるか」という内容を緊張の中、制限時間の12分をほぼ使い切って発表しました。
またその後の分科会では、本校化学部と園芸部に加え、須磨東高校サイエンス部と一緒に司会を務めました。
6日(日)はパネル発表会です。パネル発表会の一番の魅力は、何と言っても発表者と観覧者の距離が近いので、気軽に議論ができることです。また、順位が参加者による投票で決まるということもあり、基本はポスターを中心とした発表ですが、各参加団体は展示物やパソコンなどを活用し多様な発表が行われます。
園芸部は昨年度の研究(「扇風機の後方はなぜ涼しくないのか」)の続きとマッチ棒ロケットの発表を行いました。2年連続物理部門最優秀賞のおかげで知名度はあれども、今年度は口頭発表部門に出場していないので、説明を聞きに来てくれるか不安でした。そこで、まずはマッチ棒ロケットで参加者たちの足を止め、本命の研究内容について発表しようという戦略(?)を立てました。その結果、いろいろな方に見ていただくことができ、ポスターだけではなくパソコンを使いながら熱い議論が交わすことができました。
一方、化学部はキャラクター入りの規定ぎりぎりいっぱいのポスターと一見見分けのつかない分子模型、そして家庭用ホットプレートを並べるという不思議さで足を止めてもらう作戦(?)です。作戦が大当たりしたのか、非常に多くの方が来られ、特に生物系の先生方や生徒からいろいろアドバイスをいただけました。また、午後のフリーセッションでは実際にいろいろな糖をホットプレートで加熱してカラメル化の実演を行い、その匂いにつられた(?)多くの方に楽しんでいただけました。
閉会式では5日(土)の口頭発表部門の審査結果とパネル発表部門の相互審査の発表が行われました。
口頭発表部門では化学部が生物学的なものも含め様々な手法を取り入れたこととそのプレゼンテーション方法が評価され、化学部門最優秀賞を受賞し、2年連続で来年度の全国総合文化祭の口頭発表(化学分野)への出場権を獲得しました。
また、パネル発表部門についても、得票数1位でこちらも2年連続となる最優秀賞を受賞しました。
と、例年はここでひと段落するのですが、今年は化学部・園芸部ともに2週間後にある近畿総合文化祭のパネル発表部門にも出場させていただきます。今の3年生たちが作ってくれた機会なので、3年生に続くよう精一杯頑張りたいと思います。
朝早くからスタッフの先生方が準備を進め、バンドー神戸青少年科学館の周りには続々と高校生が集まってきています。そして開会式が行われる地下ホールは席が足りず、立ち見の高校生もいっぱい詰め掛けてくれました。
今日は開会式の後、各分科会の口頭発表があり、物理4団体、化学8団体、生物9団体、地学5団体が発表します。発表は全てビデオ録画されて、最優秀賞を決める際に使われます。どんな発表が行われるのか楽しみです。
今年ノーベル医学生理学賞を受賞された大隅良典先生が、若い日本の研究者が育つかどうか心配されていましたが、大隅先生と同じように高校時代に自然科学系の部活動(大隅先生は化学部だったそうです)をしている科学者の卵が、兵庫県にはいっぱい育っています(^^)北高の化学部、園芸部(物理班)の生徒を含め、高校生たちが自然科学を通じて交流を深めることを願っています。
<会場前に集まってきた高校生><開会式直前のホール内><口頭発表前、北高の2人>
夢を叶える北高で目標に向かって全力で努力する北高生!応援します!!(校長 平松紳一)
7月30日から8月1日に広島大学で第40回全国高等学校総合文化祭2016ひろしま総文の自然科学部門が行われ,本校の園芸部が研究発表物理部門に出場しました。
「扇風機の後方はなぜ涼しくないのか」というタイトルで審査員の先生と多数の高校生の前でスライドを使って12分間の口頭発表を行いました。誰もが「確かに!」と思う身近な疑問を高校生ができる簡単な実験で解決した研究について,アニメーションを豊富に使ったわかりやすい発表を行うことができ,多くの観客の皆さんに興味をもってもらえたようでした。
また,研修として広島大学作物生産精密圃場で鶏舎の見学を行い,人工授精の実習を行いました。
残念ながら,入賞には至りませんでしたが,魅力的な研究や最先端の研究に触れ,さらに科学への興味を深めることができた3日間でした。
5月22日(日)
フラワーフェスティバルin西宮に参加しました。
午前中は各教室やコンペの市民審査会に参加しました。
(意外と難しいミニバラの育て方や花苗購入の仕方のミニ講義に参加中)
(挿し芽教室には2チームに分かれて全員が参加。)
午後はガーデンコンペの表彰式と講演会でした。
園芸部はテーマガーデン部門で銀賞をいただくことができました。
講演会ではデザイナー・建築の今竹翠氏により、都市設計の観点から園芸と人間社会とがどのように変化してきたのか、また日本、兵庫県、西宮市の都市緑化政策の変遷についてのお話でした。
5時間弱かかった準備に対し、片付けは1時間弱。あっという間でしたが充実した一日でした。文化フェスティバルでも今回受賞した作品を(花の時期の関係で一部変えますが)展示します。ぜひご覧ください。
(副賞として頂いたエンジェルス・イヤリング)
5月20日(金)
園芸部は本日から3日間開催される、フラワーフェスティバルin西宮のガーデンコンペに出展しています。考査中ではありますが、3年生にとっては園芸の活動としては最初で最後の対外コンテストとあり、3か月前から着々と準備してきました。
コンテナハンギング部門に1件とテーマガーデン部門(2mx2m)の2件の発表ですが、考査中ということもあり、テーマガーデン部門は現地まで注文した花苗を見ることができない上、設営時間が限られるため、不安いっぱいでしたが、昨日、約5時間で11名の部員で一気に作り上げました。
そして出来上がった作品は……
テーマガーデン部門
「Vive La France」というタイトルで、出展しています。フランスのエトワール凱旋門とエッフェル塔を望む角度で、実際の道路をレンガに、建物を花に見立て、白砕石とビー玉でセーヌ川を表現しています。(もう少しロベリアが咲けば、右下の国旗を模した部分がはっきり出ると思います。)
コンテナハンギング部門では、3年生2名の合作でテーマガーデン部門の際に部内コンペで惜しくも落選した「和」をテーマに孟宗竹でコンテナカバーを作り、伊勢撫子と紅葉、シランとシンプルにまとめました。
22日(日)の16時頃まで展示しています。よろしければご覧になってください。
場所:六湛寺公園(西宮市役所向い、阪神西宮駅市役所口すぐ)
日時:5/20(金)~22日(日)10時~16時