月別アーカイブ: 2023年11月

放送部 第47回兵庫県高等学校総合文化祭 放送文化部門 ラジオドラマ小部門で金賞!

2023年11月23日

上記大会の決勝が西宮市民会館で開かれ、ラジオドラマ小部門で、金賞を受賞しました。作品のタイトルは、『×2.0』 で「バイソク」と読みます。動画を視聴する際、定速ではなく、×1.5くらいに速めてみている人は多いいでしょう。そこにヒントを得て描いた作品です。
また、話題のChatGPTについて描いたテレビドキュメント『課題革命前夜』は、奨励賞を受賞しました。1年生部員たちのデビュー作でしたが、その受賞名のとおり、今後に向けてさらなる励みとしたいと思います。
さらに個人部門では、朗読でただ一人1年生が決勝に進出、大ホールで堂々と読み切り、これも奨励賞をいただきました。
いつものことながら、番組制作にあたり、協力してくださった北高の生徒の皆さん、そして
先生方には、感謝申し上げるとともに、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

化学部 第47回県高等学校総合文化祭自然科学部門 2部門において最優秀賞をW受賞!

2023年11月11日(土)、12日(日)

バンドー神戸青少年科学館で開催された県総文の研究(口頭)発表部門、ポスター発表部門の両部門で最優秀賞を受賞しました。そして、来年8月開催の全国総合文化祭岐阜発表会への出場権を獲得しました。
本発表会は兵庫県下の自然科学系の部活動が1年間の研究や活動の成果を発表するもので、研究(口頭)発表29件、ポスター発表50件の中から両発表とも堂々の最優秀発表に選ばれました。
研究は、部員が弁当を食べようと蓋を開けた瞬間に目にした悲劇から始まりました。おいしそうな苺を入れた弁当箱内のアルミカップが溶けて孔が開き、苺を口にすることができなかったのです。その悔しさをばねにこの不思議な悲しい事件を化学的に必ず解明してやろうと部員一丸となって日々実験を繰り返しました。一つの何気ない(本人にとっては深刻な)現象について、とことん向き合い、仮説を立てて実験により検証し、考察し、現象の解明を繰り返し、それをわかりやすく発表したことが、大学や高校の先生、そして他校の高校生からたくさんの評価を頂き、両部門での受賞となりました。途中で投げ出すことなく、協働し探究を続けたことが大きな成果に結びつき、一回り大きな自分への成長に繋がった二日間でした。
発表用の写真を撮るためにわざわざ当時の弁当を作って頂いたKさんのお母さんを初め、分析でお世話になった公益財団法人東洋食品研究所の方々、実験や発表練習をサポートして下さった先生方、本校生物部のみなさん、本当にありがとうございました。

高校生・私の科学研究発表会 at 神戸大学

2023年11月23日

GS科2年生の課題研究班6班が、神戸大学で開催された高校生・私の科学研究発表会(神戸大学サイエンスショップ・兵庫県生物学会 主催)に参加してきました。
県内県外の高校併せて口頭発表20件、ポスター発表40件の参加があり、大きな大会になりました。ポスターセッションや口頭発表では神戸大学の先生や他校の先生から貴重なアドバイスを頂くことができました。また、ポスターセッションでは高校生同士の議論を活発に行うことができ、有意義な発表会となりました。

2023年度日本動物学会近畿支部主催高校生ポスター研究発表会に参加しました

令和5年11月18日(土)

2023年度日本動物学会近畿支部主催高校生ポスター研究発表会が大阪大学で開催され、本校からはGS科2年生6名および生物部7名が参加しました。2年GS科の2チームは課題研究の成果を、生物部の2チームは部活動での成果をそれぞれポスターにまとめ、動物の研究をされている専門家に対して発表および質疑応答を行いました。
どの団体も非常にレベルが高く、勉強になるような内容のものばかりでした。その中で、本校生物部の「カワムツの攻撃行動を引き起こす鍵刺激とは何か」が優秀賞を受賞しました。他のチームも受賞には至りませんでしたが、立派に発表することができ、専門家の先生からも高評価を頂くことができました。今回の発表会を通じて議論を深めることができ、良い経験となりました。今後の研究活動に活かしていきたいと思います。


「GSⅡ」課題研究中間報告会

令和5年11月14日

GS科2年生の課題研究の中間報告会を本校多目的室で実施しました。2限にリハーサルを行い、3限はGS科1年生が参観、4限はディスカッションや相互評価を行いました。
5、6限からは次の3名の助言者の方から、現在の進捗状況と今後に向けてのアドバイスをいただきました。
京都大学理学研究科 名誉教授 馬場 正昭 先生
甲南大学理工学部物理学科 教授 山本 常夏 先生
兵庫県立人と自然の博物館 研究グループ長 高橋 鉄美 先生
助言者の先生方、非常に貴重なご意見ありがとうございました。

数学・理科甲子園に出場しました

令和5年10月28日(土)

甲南大学・岡本キャンパスで行われた「数学・理科甲子園2023」に本校を代表してGS科2年生6名が出場しました。
兵庫県内61校のチームが一堂に会し、数学・理科分野の問題について個人戦および団体戦で行われる予選に臨みました。本校チームは予選(筆記)を8位で上位15位に入り、通過し、見事に本選進出を果たしました!
本選(実技)は数学分野からの出題で、解答に至る過程が複数あり、いかに早く最適な過程に気づき、チーム内で協働できるかが重要になる様な問題でした。この問題でのミスが響き、残念ながら決勝進出の4校には選ばれませんでしたが、最後まで諦めずに協働的に競技に取り組む姿勢は立派でした。
また、1年生5名が運営スタッフとして大会を陰で支えてくれました。選手として頑張った2年生、スタッフとして頑張った1年生、すべての皆さんの健闘を称えたいと思います。

学校設定科目「GSⅠ」 探究基礎実習

令和5年11月25日(土)

GS科1年生の学校設定科目「GSⅠ」の授業を行いました。今回の授業は化学室にて生化学に関わる探究でした。GS科1年生は2年生から生物の授業が始まるため、未知の分野に対して班員で協働しながら取り組みました。仮説を立てながら予備実験を行い、反応に最適な要因を探りました。最後は10分間で、どれだけ反応を進ませることができるかコンテストを行いました。多くの班が、実験の適条件を作り出すことができていました。GS科1年生は、このように探究基礎実習を繰り返しながら、「気づく力」「繋ぐ力」「伝える力」「見通す力」「挑戦する力」の5つの力を伸ばしていきます。

高大連携課題研究合同発表会 at 京都大学

2023年11月3日

GS科2年生の課題研究班3班が京都大学で開催された課題研究合同発表会(兵庫県教育委員会主催)に参加してきました。
兵庫県内15校から125名の参加があり、発表ポスターも30枚近くあり大きな大会になりました。本校は「テトレーションに対する逆数和とその超越性について」「交替性転向反応の要因を探る」「大根のしみこみやすさの条件」に関する発表を行いました。ポスターセッションでは京都大学の先生や大学院生の方々から貴重なアドバイスを頂くことができました。大会の企画運営を担当してくださった加古川東高校の皆様、ありがとうございました。

 
 

学校設定科目「GSⅠ」 GSⅠ甲子園2023

令和5年10月21日(土)

GS科1年生の学校設定科目「GSⅠ」の授業を行いました。今回は「GSⅠ甲子園2023」と銘打った競技性のある授業です。クラスを7班に分け、前半は数学や理科の問題を個人で解いたり、班全員で考えて解答したり、後半は科学工作による実技競技をしました。
この「GSⅠ甲子園」は兵庫県で毎年開催される「数学・理科甲子園」を模した内容にしており、次週開催予定の「数学・理科甲子園2023」に出場する2年生チームも特別参加しました。授業後には2年生チームと卒業生の間で「数学・理科甲子園」に向けて、いろいろと情報交換をしました。このように本校GS科では、上級生や下級生あるいは卒業生との縦のつながりも大切にしています。
本授業で行った各競技では、点数をつけることとしており、成績・評価が良かった班は、表彰式で優勝カップをもらっていました。難問にも、班で協力して取り組んでおり、大変盛り上がっていました。また、今回は公開授業でした。1年生の保護者の方々にも多数ご来校いただき、授業を参観していただきました。ありがとうございました。

学校設定科目「GSⅠ」 オープン講座フィールド実習

令和5年9月9日(土)

SSHオープン講座「フィールド実習」を行い、午前は丹波竜の里公園と化石工房ちーたんの館を巡りました。参加者は1年生GS科と2年生の希望者2名でした。
講師として兵庫県立人と自然の博物館 主任研究員(兵庫県立大学 自然・環境科学研究所 教授)の池田忠広先生に来て頂き、特別に丹波竜の里公園の発掘現場で解説していただきました。発掘現場で聞く講義はとても臨場感があり、発掘調査のスケールの大きさや意義深さを感じることができました。
化石工房ちーたんの館では、原寸大の丹波竜の復元骨格やカエルの全身骨格、恐竜の卵の化石などの標本から、恐竜の多様性や古環境について学ぶことができました。
午後は兵庫県立人と自然の博物館において、丹波竜の発掘現場の岩石を用いた石割体験を行い、複数の人が化石を見つけることに成功していました。
実際に地層や化石を見ながら、研究者の方と交流させていただき、地学や生物分野の学びを深め、研究において大切なことを学ぶ良い機会となりました。