生物部」カテゴリーアーカイブ

化学部・生物部 「青少年のための科学の祭典2024」に参加

令和6年9月7日(土) 於 バンドー青少年科学館

化学部8名及び生物部4名が「青少年のための科学の祭典2024」に参加し、午前と午後の部に分かれて、幼児や児童向けの実験演示ブースを出展しました。
午前の部「指型ろうそくを作ろう」では、化学部が歯科用アルギン酸塩印象材というもので、歯型のかわりに指型をとり、指紋までくっきり再現された「リアルな指型ろうそく」を作りました。幼児や児童たちに化学の魅力が伝わるように、安全面に配慮しながら、できるだけ自分達で作れるように、丁寧に実験のコツを伝えていました。保護者からの専門的な質問に対しても、物怖じすることなく、的確に回答していました。
午後の部「キラキラ宝石を作ってみよう」では、生物部が、アルギン酸ナトリウムを塩化カルシウム水溶液に入れて、表面だけが水に溶けないカプセルを作りました。カプセルの色を4色(黄赤緑青)から選び、自分だけのカプセルの形、宝石ができることから、序盤より長蛇の列ができましたが、焦ることなく落ち着いて対応していました。幼児・児童たちは、その化学的な現象の突然の変化に目を輝かせていました。
両部活動ともに、大盛況となり、化学の魅力を伝えることのできた1日となりました。生徒にとっても、化学の魅力を再認識する機会となって、よい体験になりました。

生物部・化学部 近畿地区高等学校 自然科学部合同発表会 ポスター発表 優秀賞W受賞!!

2023年12月17日

自然科学系部活動の近畿合同発表会がバンドー神戸青少年科学館で開催され、本校からは生物部と化学部が参加しました。本会は数年に一度の開催となる近畿総合文化祭の代替発表会で、県総合文化祭で優秀と認められた団体が推薦されて出場するもので、鳥取県からの参加も含め、近畿地区各県代表19校25団体が集いポスターセッションを繰り広げました。
生物部は「カワムツの攻撃行動における鍵刺激の探索」、化学部は「イチゴによるアルミニウムの溶解」をテーマにポスター発表を行い、内容が優秀であった5団体に贈られる優秀賞をどちらの部も受賞し、宝塚北高校がW受賞の快挙を達成しました。
本校の発表者らは、日ごろの鍛錬により緊張することもなく、他府県の高校生や先生方を前に、楽しく堂々と発表し、質疑にも的確に応答しました。発表をしていない時間は他団体の発表を聴き、質疑にも参加しました。他府県の発表はまた違った雰囲気があったり、目新しいテーマがあったりと、県を越えての発表会の面白さを感じるとともに、交流も楽しみ、有意義な時間を過ごすことができました。

  

生物部 スポGOMI甲子園・兵庫県大会

7月15日(土)
日本財団「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で実施されている「スポGOMI甲子園2023兵庫県大会」に生物部の生徒9名が参加しました。3人1組の高校生チームで、60分の制限時間内にごみを拾い、その質と量をポイントで競い合いました。初めての参加でしたが、作戦を立て制限時間内に多くのごみを拾うことができました。ごみについて考える良い機会となりました。今後もこのような活動に参加したいと思います。

生物部 日本生理学会 第100回記念大会 高校生ポスター発表にて優秀賞を受賞!

3月15日(水)

日本生理学会第100回記念大会に生物部の生徒7名が参加しました。高校生ポスター発表を行い、審査が行われ、優秀賞を受賞しました。発表を行う中で、大学の先生や一般で発表されている研究者の方など多くの人から質問や意見をいただくことができました。授賞式では日本生理学会の会長から表彰状と副賞をいただき、全体の前でスピーチを行いました。

また、大学や研究所の方の発表を見に行ったり、シンポジウムに参加したりするなどして、世界で活躍する研究者の発表を聞かせていただき、大変参考になりました。英語で発表したりディスカッションをしたりと英語でコミュニケーションを取ることが重要だと実感しました。今回の経験を今後の研究活動に活かしていきたいと思います。

快挙!第66回日本学生科学賞兵庫県コンクール2作品受賞!

10月16日(日)

第66回日本学生科学賞兵庫県コンクール(主催:読売新聞社・兵庫県教育委員会 他)の審査会が神戸市中央区のバンドー神戸青少年科学館で行われ、生物部(3名)の「飼育下におけるカワムツの攻撃行動を引き起こす鍵刺激の探索」が県教育長賞を、37回生GS科課題研究(電気分解班:4名)の「硝酸銅(Ⅱ)水溶液が電気分解で緑色に変化した理由を探る」が神戸商工会議所会頭賞を受賞しました。上記の2作品は、兵庫県代表として第66回日本学生科学賞中央予備審査へ進出することとなりました。
生物部のカワムツの研究は3年目で、これまでの研究成果をまとめたものを出展しました。カワムツは個体群密度が低いとき攻撃行動を行いますが、何を認識して攻撃行動を示すのかを明らかにすることを目的とし研究を進めてきました。
また、GS科の課題研究では、1年生のときのGSⅠの実習の中で、電解液として硝酸銅(Ⅱ)水溶液を用い、銅と亜鉛を電極として電気分解を行った際、緑色の液体が発生したため、その緑色の液体が何なのか調べるために研究を始め、多くの検証を行いました。

生物部 フィールドワーク「武庫川の生物調査」

2022年5月3日(火)

兵庫県三田市藍本の武庫川河川敷で生物の調査を行いました。
講師として神戸大学大学院理学研究科学術研究員の後藤千恵子氏にも来ていただきました。
一年生がたくさん入部し、今回は20名での生物調査となりました。
川に入って網で生物を捕まえました。天候にも恵まれ、気温もちょうど良く絶好の調査日和となりました。

調査では、カエル(トノサマガエル、アマガエルなど)やエビ(ヌマエビ、スジエビなど)、淡水魚(オイカワ、ヨシノボリ、ドジョウなど)など様々な生物を確認しました。また、なかなか出会うことのできないヤツメウナギの幼生も確認できました。

今後もフィールドワーク等を通じて、生物への興味関心を深めていきたいと思います。