令和6年9月7日(土) 於 バンドー青少年科学館
化学部8名及び生物部4名が「青少年のための科学の祭典2024」に参加し、午前と午後の部に分かれて、幼児や児童向けの実験演示ブースを出展しました。
午前の部「指型ろうそくを作ろう」では、化学部が歯科用アルギン酸塩印象材というもので、歯型のかわりに指型をとり、指紋までくっきり再現された「リアルな指型ろうそく」を作りました。幼児や児童たちに化学の魅力が伝わるように、安全面に配慮しながら、できるだけ自分達で作れるように、丁寧に実験のコツを伝えていました。保護者からの専門的な質問に対しても、物怖じすることなく、的確に回答していました。
午後の部「キラキラ宝石を作ってみよう」では、生物部が、アルギン酸ナトリウムを塩化カルシウム水溶液に入れて、表面だけが水に溶けないカプセルを作りました。カプセルの色を4色(黄赤緑青)から選び、自分だけのカプセルの形、宝石ができることから、序盤より長蛇の列ができましたが、焦ることなく落ち着いて対応していました。幼児・児童たちは、その化学的な現象の突然の変化に目を輝かせていました。
両部活動ともに、大盛況となり、化学の魅力を伝えることのできた1日となりました。生徒にとっても、化学の魅力を再認識する機会となって、よい体験になりました。