カテゴリー別アーカイブ: 身近な自然

木星と土星 最接近前日

12月20日(日)

明日の最接近を前に、夕方の18時、
デジタル一眼に300mmの望遠レンズを使って、自宅近くで撮影しました。
木星の4大衛星の一番外側に見えていたカリストよりも近い距離に土星が見えていました。
前回これくらい近くに見えたのが1623年7月で太陽に近く観察は難しかったようです。
次回は60年後の2080年3月になります。
期末考査も終わりましたし、21日の接近をぜひ見てほしいです。

写真は、ほぼ同じ時間に撮影した同倍率の月との合成です。
露出時間とレンズの口径の関係で木星と土星は露出オーバーですが、
逆に衛星がしっかり写せました。
望遠鏡では、輪のある土星と縞模様の木星が共に衛星と一緒に、
同じ視野内に並んではっきり見えていました。

木星と土星 月の視直径まで接近中

12月17日(木)

夕方18時頃南西の空に接近中の木星と土星の近くに細い月が見えています。
木星と土星の見かけの距離は、今日でほぼ月の視直径と同じになりました。

まだこれから21日の夕方に向けて近づいていきます。
その距離は、北斗七星のミザールとアルコルの距離の半分だと言うことです。
ひょっとすると、肉眼では近づきすぎて1つの星にしか見えないかもしれません。
夕方、暗くなってすぐの時間帯だけ見ることができますので、
安全な場所で、立ち止まって、南西の空に目を向けてみてください。

写真の月は満月のように見えていますが、肉眼で見て見えるのは、
下の部分の強く光っている部分です。それ以外の部分は地球照といって、
地球に反射した太陽光で照らされている部分になります。
もう少し月が細いと肉眼でも見えることがあります。

木星と土星 かなり接近中

12月9日(水)

夕方、ほぼ薄明が終わりかけの18時過ぎの南西の空、
HR教室の正面からやや西の六甲山の上に
かなり近づいてきている木星と土星が明るく見えていました。
この日の両惑星の間隔は約2度弱。(写真は校舎4階から撮影)
17日には、0.5度(=約30分角) ほぼ満月の見かけの大きさより小さくなり、
すぐ下に細い月も並んで見えるようです。
最も近づく21日には、間隔は満月の1/4(約7分角)だそうです。
次にここまでの接近が見られるのは約60年後だそうです。
晴れていれば、是非、夕方の南西の空を見てください。

参考
AstroArts  特集2020年12月木星と土星の超大接近
国立天文台 木星と土星が接近(2020年12月)

木星と土星 徐々に接近中

11月28日(土)

夕方の西空に木星と土星が見えています。
この二つの惑星、12月末に向けて見かけ上ですが
どんどん近づいて行っています。
最も近づくのは12月22日で月の直径程度には近づくようです。
下の写真は今日の夕方の木星と土星で、
見かけの距離を知るために、中天に見えていた月を同じ倍率で撮影し合成しました。
18時頃には夕方の薄明も終わった西空に二つの惑星が見えていますので
ちょっと見てみてください。

 

月齢28の月と水星

11月14日

早朝、天気に恵まれて月齢28の細い月と、そのすぐ近くに水星が見えていました。
水星はあのガリレオも見ることができなかったといわれています。今朝の明るさは-0.7等で、夜なら十分明るいのですが、太陽に近く、明け方か夕方の薄明の中、低い高度にしか見ることができません。星座などのガイドとなる星の並びもないため見つけることが難しいようです。
今朝のように、月が傍にあると見つけやすく、マイナス等級ですからすぐにわかります。
今回はニュースや気象情報や新聞でアナウンスされていましたので、早朝でしたが、晴れていましたので見えた人が多かったのでは。

月の大きさ

11月3日(火)

先月の31日の月が今年最小の満月だとニュースで紹介されていました。
今年最大の満月であった4月8日の月も撮影していたので、
よく見かける資料画像を作ってみました。
同じ機材、同じズーム倍率で撮影した月です。
なぜ、大きさが違うのかわかりますか?

月の地球に対する軌道が楕円形をしており、地球との距離が異なることが理由です。
地球との距離が近かった4月が大きく、遠い10月が小さく見えているのです。
4月8日の*地心距離が35万7千km、10月31日が40万6千kmで
距離の差が4万9千kmもありました。このため4月8日の月は視直径で14%大きく、
明るさで30%明るかったそうです。
(参考 国立天文台 ほしぞら情報(2020年4月) 地球に最も近い満月)
*地心距離:天体の中心を結ぶ距離のこと

月と明けの明星

9月15日(火)

明け方の空に月と金星が輝いていました。
月は月齢27で、明後日17日には新月となります。
金星は-4等級の明るさで、日の出の10分前の明るくなった空でもしっかり見えていました。
(写真は今朝4時58分に西宮市北部の公園で撮影。月の上側の地球照がしっかり写っているため円形に見えています。)

一方、夜の南天には、木星(-2.5等)と土星(0.4等)が輝き、東の空から火星(-2.2等)が登ってきます。
10月6日には火星と地球が最接近します。現在の火星は見かけの大きさ(視直径21秒角)で、木星の半分ほどとなっており、気流や塵、水蒸気量など大気の状態が良ければ、そろそろ望遠鏡で火星の模様を観察できるようになってきています。

 

部分日食

6月21日(日)

部分日食がありました。あいにくの曇り空のため観望をあきらめた人も
多かったのではないでしょうか。
私の自宅付近も雲が厚く半分あきらめていましたが、
そこは、あきらめず近くの公園で粘ってました。
食分が最大に近づいた辺りで厚い雲を通してですが、
なんとか見ることができました。ついでに写真も撮影。
一応、形がわかりますかね。
何事も、簡単にあきらめず、粘ってみるのが良いようです。

撮影 6月21日17時2分 西宮市北部の公園
デジタル一眼カメラ+ND100000フィルター

GS科 天井のふしぎ

令和2年6月8日(月)

今日は爽やかな天気です。午前中、職員室でふと誘われるように窓側に目をやると、、、。
天井が赤く光っていました。なぜ、なぜ?
 

原因をつきとめようと窓から外を見てみたら、、、。

植え込みいっぱいにサツキが満開なっていました。
どうやら天井が赤く染まったのはサツキからの反射のようです。
花びらの反射能は意外に高いのかもしれません。ちょっとした驚きです。
ところで、ツツジとサツキはよく似ています。
一番の違いは開花時期で5月の連休あたりに見頃を終えるのがツツジで、
6月頃に満開となるのがサツキです。

GS科 校内の植物たち

5月15日(金)

先日、雑草の写真がダイアリーに掲載されていました。
今回は校内のイネ科の雑草です。
何やら小さくて白いものがたくさんぶら下がっています。何だと思いますか?
a.虫の卵 b.花

正解は b.花 です。
わたし達がもっている花のイメージとはだいぶ違いますよね。イネ科は主に自家受粉をするのです。花には虫媒花とか風媒花とかがありますが、イネ科はそのどちらだと思いますか。調べてみてください。
イネ科の植物が繁栄しだしたのは地球の歴史でとらえると新生代になります。恐竜たちが活躍した中生代の次の時代です。大陸移動により、新生代の頃には大陸の配置が現在の配置と近くなりました。そして大陸内部の乾燥化が進み、乾燥につよいイネ科植物が繁栄し地球上に草原が広がりだしたと考えられています。風が吹き抜ける草原って気持ちいいですよね。
高校では地学を学ぶ機会が少ないと思いますが、イネ科の雑草のことから地球の歴史に思いをはせてはいかがでしょうか。