カテゴリー別アーカイブ: GS科

兵庫県生物学会2018研究発表会

11月23日(金)

10月から3月は高校生の科学系発表会やコンクールのシーズンです。今年は化学部・物理同好会だけでなくGS科の研究チームも積極的に外部で発表しています。今回はGS科2年生の課題研究プラナリア班の4名が「兵庫県生物学会2018研究発表会・高校生・私の科学研究発表会2018」(主催:兵庫生物学会・神戸大学サイエンスショップ)に参加し、「外来プラナリアと国産プラナリアでは食性に違いはあるのか」というタイトルでポスター発表しました。

プラナリアは高校生の研究でよく利用されるのですが、野生の個体についての食性はよくわかっていません。今回プラナリアがバナナやリンゴ等を食べるという実験結果に、多くの方々(主に高校の生物の先生)が驚いておられました。また、プラナリアの種による食性の好みを調べる実験方法とそのデータの処理方法についてのアイディアは多くの方々に褒めていただくことができました。

また閉会後に、人と自然の博物館の鈴木先生とも研究データや考察についてディスカッションさせていただくことができ、次の報告会までの課題も浮き彫りになりました。

今回の発表会を通じて様々な人と議論ができ、研究への意欲が高まりました。次の目標である日本生態学会のジュニアセッション(3月)に向け、今もさらにデータを取っているところです。

12月にはこれまで発表したチーム以外にも来月には2年の課題研究のうち2チーム、1年の自然科学探究のうち1チームが外部の研究発表会等で発表します。もしその場に出会うことがありましたら遠慮なくご質問いただければ幸いです。

GS科2年 大阪大学理学部見学

11月15日(木)

秋晴れの気持ちのよい1日、GS科2年生が大阪大学理学部の見学に行ってきました。
大阪大学のキャンパスにはイチョウがよく似合いますね。

はじめに総合図書館を見学しました。まずは蔵書の多さに驚きです。共用学習スペースや個室の学習スペース、レポートの書き方や研究の進め方なども学べる場所もあり、いきなり大阪大学のスケールの大きさに圧倒された感じです。続いて総合学術博物館(MOU)の見学です。鉱物の特別展も行われており、興味深く鑑賞することができました。博物館や大阪大学の歴史についての丁寧な説明もあり、1時間の鑑賞時間はあっという間に終わってしまった感じです。特に大阪大学初代総長である長岡半太郎先生の「糟粕を嘗むること勿れ」という書が印象的でした。
総合図書館と総合学術博物館の前での一枚。

学食で昼食をとった後、理学部に移動です。はじめに生物科学系教授の石原直忠先生から理学部についての説明がありました。研究とは何かというお話もあり、とても勉強になりました。また、石原先生には「ミトコンドリアは生きている」の題目で模擬授業もしていただきました。その後、4班に分かれて生物科学系の研究室訪問です。学生の方々からとても丁寧な説明があり、生徒たちは何年か先の自分たちの姿がイメージできたようでした。

今回の見学に際しまして、9月から理学部、総合図書館、総合博物館の職員の方々にはたいへんお世話になりました。また、理学部の各研究室の先生方や学生の皆様、ほんとうにありがとうございました。

GS科 課題研究合同発表会in京都大学

11月月4日(日)

秋の京都へ課題研究合同発表会に行ってきました。
この大会は、自然科学分野において課題解決型の発展的な学習に取り組む生徒が京都大学に集い、研究発表を行うものです。京都大学の先生方や大学院生・大学生からの助言・講評を得ることにより、学習意欲を喚起するとともに、思考力・判断力・表現力の向上を図ることを目的にしています。県内の京都大学連携指定校18校から生徒133名が集い、ポスター発表をします。
本校GS科からは、2年生1名と1年生6名が発表をしました。
京都大学理学部構内で記念写真を1枚。

開会式の後、京都大学高大接続・入試センター教授の江島伸興先生の記念講演「研究と学力の三要素:感染症における性差の研究から」をお聴きしました。
続いて、各校の1分間プレゼンテーションです。
 
2年生は「GIS(地理情報システム)を用いた宝塚市と三田市における竹害調査」、1年生は「AlとZnの液性によるイオン化傾向の逆転」というタイトルでそれぞれポスター発表をしました。2年生が研究に用いたGISは、様々な地理情報を統合し分析や予想ができるツールで、高校生が自然科学の研究に使用した例はまだ少なく、そういう意味では先進的な研究です。1年生の発表は、先に行われた日本学生科学賞兵庫県コンクールで教育長賞を受賞し全国大会に進出する作品です。
京都大学の先生や学生さんからたくさんの質問を受け、よい勉強になりました。有効数字の大切さ、ポスターの作り方、研究の今後の発展性などたくさんのご教授をいただきました。
 

お忙しい中、アドバイスをして頂いた京都大学の先生方や学生の方々、本当にありがとうございました。この日の経験をもとにさらに研究を進めて次の大会につなげようと思います。
GS科は今後も、多くの学会や発表会に研究の成果をもっていく予定です。
生徒のみなさん、頑張りましょう!

快挙!数学・理科甲子園で兵庫県代表に!<校長ブログ913号>

本校の学校説明会が行われていた先週土曜日、神戸市の甲南大学で開催された「数学・理科甲子園2018」で、本校の『宝塚北GSボンバーズ』が見事、優勝を果たしました。
詳しくは<北高ダイアリー>に報告のとおりです。「数学・理科甲子園」は、私が兵庫県教育委員会の指導主事をしていた頃に関わっていた平成15年からの理科教育推進事業「いきいきサイエンス推進プラン」に続く、平成18年からの「ダ・ヴィンチ・プラン」の中で始まった事業です。13回目の今回、校長として勤務している自分の学校が優勝できたことは、この上ない大きな喜びです。『宝塚北GSボンバーズ』のみなさん、本当にありがとうございました。そして指導してくださった先生方に感謝いたします。
第8回科学の甲子園全国大会は、来年3月15日(金)から埼玉県さいたま市で行われます。全国大会でも大いに健闘してください。

『止むは吾が止むなり。進むは吾が往くなり』良き友と共に、夢を叶える北高で目標に向かって全力で努力する北高生!応援します!!(校長 平松紳一)

数学・理科甲子園2018でGS科のチームが優勝

10月27日(土)

甲南大学岡本キャンパスで行われた「数学・理科甲子園2018(第8回 科学の甲子園全国大会兵庫県予選)」にGS科2年生を主体としたチームで出場しました。

ここ数年は予選(筆記)の問題に苦戦していましたが、なんと今年度は1位通過の灘高校に2点差に迫る60点(/96点)を取り2位通過。3年ぶりに本戦進出を果たしました。

本戦の数学分野では「テトリスでおなじみの図形を組み合わせて線対称図形を作る」という問題が、理科分野では「パン酵母にできるだけたくさんの気体を作らせる」という問題が出題されました。数学分野では多少苦戦したものの、理科分野では生物選択者がいない中、善戦し、甲陽学院と共に最高得点を取ることができました。その結果,甲陽学院に次いで2位となり決勝に進出しました。
決勝では6名が相談しながら「固定されたワッシャーの質量を求める」という課題に挑戦しました。決勝は測定値だけでなくその方法などについてのプレゼンテーションも評価対象となります。今回出場したGS科2年生は普段からチームでの課題解決に取り組むことを重点に置き、説明することを重視した学習活動を行っているため、普段の感覚で全員一丸となって課題に取り組むことができました。他のチームと違い本校のチームは複数のアプローチとそれぞれの測定精度についての検証を含めたプレゼンテーションを行ったことが評価され、初優勝を飾りました。
今回の結果を受け、3月に埼玉県のサイデン化学アリーナなどで開催される第8回科学の甲子園全国大会に兵庫県代表として出場します。例年名だたる学校が出場している大会です。胸を借りるつもりで兵庫県代表チームとして恥ずかしくないよう、全国に向けこれからも頑張ります。

第62回日本学生科学賞兵庫県コンクール 授賞式

10月21日(日)

第62回日本学生科学賞兵庫県コンクール(主催:読売新聞社・兵庫県教育委員会 他)の表彰式がバンドー神戸青少年科学館で行われました。今年度は本校からGS科1年生と化学部の2チームが応募しました。
GS科1年生(Al&Zn班:7名)の「AlとZnのイオン化傾向の逆転現象はなぜ起こるのか」が兵庫県教育長賞と読売新聞社賞(中央予備審査へ進出)を、 化学部の「糖の構造とカラメル化反応に関する研究」が佳作を受賞しました。
教育長賞は高校生の中では1,2位に、佳作は3,4位に相当する賞です。

化学部は、今年の全国総合文化祭で指摘された内容を踏まえ、昨年度から継続発展させた研究で、2年連続の入賞です。前身の園芸部化学班から数えて3回目の入賞となりました。
GS科は、夏休み前後に行った自然科学探究「探究基礎実習Ⅱ」の実験において、教科書の記載と異なった実験結果が得られたことをきっかけとし、夏休み中も「プレゼンテーション実習Ⅱ」や第2回学校説明会,京都大学課題研究発表会等に向けて進めてきた研究をまとめたものです。
今年のノーベル賞を受賞される本庶佑先生の言葉にあった「教科書を疑う」ことをスタートとし、まだ学習していないことを自ら調べ探究する姿勢が評価されました。

GS科のチームは中央予備審査と京都大学課題研究発表会に向けて,化学部は県総合文化祭に向けてこれからも研究を続けていきます。応援よろしくお願いします。

全国理数科教育研究大会 <校長ブログ898号>

10月4日(木)
岐阜市で行われた第46回全国理数科教育研究大会で、サントリー生命科学財団 生物有機化学研究所の中西重忠所長の講演を聴きました。中西氏は、今年ノーベル生理学・医学賞を受賞された本庶 佑氏と同じ年に、岐阜県立大垣北高校から京都大学医学部に進学されました。大学院を出てアメリカに渡り、再び京都大学医学部に戻って、長く学生を指導されました。専門の脳科学の研究についての話を中心に、次の時代を創造する人材を育成することの重要さについても話をされました。研究大会では、このあと全国の理数科設置高校から6校の先生からの発表がありました。
本校のグローバルサイエンス科も自然科学系コースから「理数科」となって5年目を迎えます。今年から兵庫県の「ひょうごスーパーハイスクール」の指定も受けることとなり、34回生からは、1年生に学校設定科目「自然科学探究」を設け、2年生での「課題研究」の単位数も増やしました。今後、ますます理数科として充実を図りながら、将来、世界を舞台に活躍できる人材の育成を目指していきます。
  
<講演会・研究発表のほか、岐阜県内の理数科設置高校の生徒によるポスター発表もありました>
『止むは吾が止むなり。進むは吾が往くなり』良き友と共に、夢を叶える北高で目標に向かって全力で努力する北高生!応援します!!(校長 平松紳一)

体育大会「応援合戦」に向けて <校長ブログ889号>

9月27日(木)
今日は木曜日ですが、月曜日の時間割で7時間授業を行っています。
9月は「17日:敬老の日」「24日:振替休日」、10月も「8日:体育の日」と月曜日が週休日となることが多く、始業式が 9月3日(月)でしたので、先週19日(火)と今日を月曜日の時間割で授業を行っています。さらに今年は台風の影響で臨時休業となる日があり、今週末にも台風24号が近づいています。安全確保のために警報が発令されるのですが、授業時数確保が難しい2学期です。週明けの10月2日(火)の体育大会を控えて、天気予報・台風情報から目が離せません。
そんな中、昼休みに玄関ロータリーにGS科の3クラスが集まって、体育大会の応援合戦を2年、1年、3年の順に披露していました。応援合戦は「打倒!演劇科」で各クラスが頂点を目指しますが、GS科も縦のつながりでお互いに評価し合いながら極めようとしていました。体育大会の午後1番目のプログラム「応援合戦」楽しみです(^^)

『止むは吾が止むなり。進むは吾が往くなり』良き友と共に、夢を叶える北高で目標に向かって全力で努力する北高生!応援します!!(校長 平松紳一)

『丹波竜』を訪ねて <校長ブログ881号>

9月15日(土)
GS科オープン講座「フィールド実習」を丹波市・三田市で実施しました。GS科1年生は学校設定科目「自然科学探究」のプログラムの一つとして40名全員参加、そして普通科の生徒3名も参加しました。

私は、この発掘を行った三田市の兵庫県立人と自然の博物館から、池田忠広主任研究員(兵庫県立大学准教授)と一緒にバスに乗り、車中で池田先生と博物館や今回の発掘について生徒たちに話をしながら、『丹波竜(学名はタンバティタニス・アミキティアエ)』の発掘現場に向かいました。
多少小雨の降る天気でしたが、駐車場から篠山川沿いに整備された遊歩道を歩いて、発掘現場の真上に整備された見学スペースで池田先生からさらに詳しい説明を受けました。来年1月から恐竜の卵の発掘を行うそうです。恐竜から鳥への進化の過程を知る大発見になるかもしれません。
  
<池田先生から>
なんと、ちょうどそこに第1発見者の一人、村上 茂さん(もう一人は、元高校教員の足立 冽さん)が偶然、現れました(^^) 村上さんから、発掘現場の真横に建つ「旧上久下村営上滝発電所記念館」の中でお話を聞くことができました。
<村上さんから>
そのあと、丹波竜化石工房「ちーたんの館」に移動して、丹波竜の全身骨格標本の前で池田先生から説明を受け、篠山層群から発見されたそのほかの恐竜、哺乳類、カエル、トカゲなどの化石の前でも詳しく解説をしてもらいました。
  
午後からは、人と自然の博物館に移動して、2班に分かれて化石の発掘体験をしました。
発掘体験といっても、正確には「発掘調査の一連の流れの中の一部分を担当した」という方が正確かもしれません。今回の発掘では、大型草食恐竜、竜脚類のタンバティタニス・アミキティアエの他に無数の小動物の化石も産出しています。しかし、まだまだ小さな小石の中に眠っている状態で保存、保管されています。今回は、それをさらに細かく砕いて資料として収集する作業に当たります。従って、発見したものは、すべて発見者の名前とともに人と自然の博物館の大切な収蔵資料となるのです。
今回、43人で9個の化石が見つかりました。すべて貴重な資料として保存されることになりました。見つけてくれた生徒のみなさん、ありがとう!
  
最後は池田先生から、篠山層群から発見され、新種として記載されたトカゲの論文資料をいただき、科学者として論文に対する意義を話してもらいました。
充実した1日でした。池田先生、1日ありがとうございました。恐竜ラボの和田さんをはじめ、スタッフの皆さん、ありがとうございました。

『止むは吾が止むなり。進むは吾が往くなり』良き友と共に、夢を叶える北高で目標に向かって全力で努力する北高生!応援します!!(校長 平松紳一)

嬉しい卒業生の笑顔(^^) <校長ブログ877号>

9月11日(火)
校舎の4階の窓からボーッとグランドの練習風景を眺めていたら、この春GS科を卒業した卒業生に出会いました。笑顔で話してくれた彼は今、北海道大学に通っています。
昨日から宝塚に戻ってきて、かつてのクラスの友人と学校を訪れて、GS科準備室を出て友人のいるグランドに向かうところでした。
大学ではクリケット部に入っているそうで、寒くて雪の多い北海道なら安心して楽しめるスポーツのようです。先日の北海道地震の時は「震度5」を体験したそうです。かなりの揺れだったようで、私も阪神・淡路大震災では震度5を経験したので食器棚や冷蔵庫の話はとてもよくわかる話でした。
「高校時代が楽しかったです」と満面の笑顔で話してくれました。もちろん今も楽しいのでしょうが、「みんなと勉強に打ち込めた」「みんな一生懸命なので自分も一緒に一生懸命勉強できた」と話してくれました。ちなみに今は周りに流されてサボり気味? 工学部ですから大学院進学を視野に頑張るようにハッパをかけました(^^)
卒業しても母校を訪問してくれるって嬉しいですよね。「校長先生もご活躍ください」って、逆にエールをもらいました。しっかりした大人になったね(^^)
<放課後のグランド>
<彼のクラスと一緒に行った2年前のシアトル研修はとても良い思い出です(^^)>
『止むは吾が止むなり。進むは吾が往くなり』良き友と共に、夢を叶える北高で目標に向かって全力で努力する北高生!応援します!!(校長 平松紳一)