カテゴリー別アーカイブ: GS科

GS科卒業式

2月28日(金)

全体での卒業式の前に、GS科の1~3年生が集まり、GS科卒業式を実施しました。
GS科長の門井先生の挨拶の後、1年生一人一人から3年生一人一人へ手紙を渡し、
2年生が合唱と漫才を披露し、最後に3年生が漫才で締め括りました。
和やかな雰囲気のうち、3年生を見送りました。

 
 

GS科 「共生のひろば」で発表してきました

2月11日(火)、冬晴れ。三田市の県立人と自然の博物館で開催された第15回「共生のひろば」に参加してきました。「共生のひろば」は、小学生からお年寄りの方までの幅広い年代の方が自由に研究発表できる素晴らしい大会です。もちろん、高校生や大学生、各団体の方々の専門性の高い発表も行われます。本校GS科からは2年生の3グループが課題研究の中間報告という形で発表しました。

①口頭およびポスター発表「温泉水で鉄分が多い豆苗は育つか」(大野・露口・手塚)

有馬の温泉水で野菜栽培をするという研究です。神戸新聞の地域版の共生の広場の記事の中で紹介されていた発表です。

 

②ポスター発表「三田市内の竹林の拡大速度と土地の傾斜との相関」(佐々木・森木)

三田市内で拡大している竹林の拡大に関する研究です。分析にGIS(地理情報システム)を用いているのが特徴です。

③「ダンゴムシの行動とグリシンの関係について」(大東・高田・三木)

睡眠サプリメントとして知られているグリシン(アミノ酸)をダンゴムシに食べさせると、ヒトとは異なり、活発に行動するようになったという研究です。また、ダンゴムシが金属イオンを感知しているのではないかという研究も紹介していました。

 

博物館にはたくさんの人が集まり、科学談議に花を咲かせた一日でした。また、発表した3班とも、いろいろな方々から助言をいただくことができました。

いい発表の機会をつくっていただいた、「ひとはく」の職員の皆さん、本当にありがとうございました。

博物館から帰ってきたら、宝塚北高校の梅の木に可愛い花が微笑み始めていました。春が確実に近づいていますね。

GS科 SSHオープン講座「蛍光顕微鏡組立体験実習・講義」

1/31・2/1と 東北大学大学院医工学研究科より沼山恵子准教授をお招きして、1~3年生の希望者を対象に「蛍光顕微鏡組立体験実習」を行いました。これは自分達で蛍光顕微鏡を組み立てて、生物図録でよく見る蛍光を撮影するというものです。

蛍光顕微鏡とは、試料からの蛍光を観察する顕微鏡で、PCに画像を取り込んで観察することができ、生物学・医学における研究、臨床検査などに用いられます。今回行った顕微鏡を組立てるという実習を高等学校で行うのは、全国でも類がないことです。

1/24には、よく生物の授業で使う光学顕微鏡を分解し、実際に組み立てに使うパーツを扱いながら、どのような役割を持つかを考える事前レクチャーを受けた後、光軸を合わせたりするのに一時間かけて、通常の光学顕微鏡を組み立てました。

そして、1/31には沼山先生と一緒に蛍光顕微鏡を組み立てる実習を行いました。

 

 

その後、線虫とボルボックスのプレパラートを作成して、生きたままの観察を行いました。

 

 

(落射照明でのボルボックスの観察)

(偏射照明でのボルボックスの観察)

(透過照明でのボルボックスの観察)

そして2/1は蛍光観察を行いました。可視光観察用から蛍光観察用に、ミラーユニットやフィルターを目的に応じて交換します。

 

(ボルボックスの自家蛍光)

(哺乳類培養細胞の細胞骨格の蛍光染色)

(蛍光染色の合成写真【緑:細胞骨格,赤:核】)

事前講義を含めると3日間で延べ7時間にわたる実習でしたが、何気なく使っている実験器具や教科書の写真がどのように撮影されたかという原理を考える良いきっかけになったようです。

知りたいことを調べることのできる道具がなければ、それを調べられる道具を誰かが作るのを待つのではなく、自らその道具を作ることも大切です。今回使用したパーツ類の一部は、実際に研究の現場で知りたい情報を得るために、顕微鏡システムを構築するときに使用されるものと同じです。本校では、これまで、分野横断型の様々なプログラムを実施してきましたが、今回の「物理と生物をつなぐ工学的実習」を通じて、それらの基礎となる広範囲な思考力の育成と、研究活動の基礎となる工学的素養を身につけられたと思います。

GS科 第12回サイエンスフェアin兵庫

1月26日(日)、「第12回サイエンスフェアin兵庫」に行ってきました。サイエンスフェアin兵庫は県内の高校が多数集う、兵庫県では最大級の科学イベントです。本校からはGS科1,2年生と物理部、化学部を合わせて約80名が参加しました。今回は神戸ポートアイランドにある、ニチイ学館神戸ポートアイランドセンターと甲南大学FIRSTの2会場での開催でした。

本校の発表は次の7点です。

◎口頭発表
「酸化還元反応を探究する」GS科1年生(小杉、野口、山迫、吉田美)

◎ポスター発表
「微生物燃料電池の発電量に影響する要因」GS科2年生(宇都宮、千野)
「ブロッケン現象の原理と再現」GS科2年生(長崎、西之上、野中)
「CW回路を用いた昇圧実験」GS科2年生(大下田、前田)
「マドラーなしでシロップを混ぜることができるか」化学部(大久保、床鍋、高津)
「黒色縞模様の面積や幅による色の感知」物理部(濱口、山本)
「渋滞の名所 宝塚歌劇場前交差点の渋滞緩和策の検証」GS科2年生(床鍋、藤本)

       

1年生はGS科の授業「GSⅠ」での探究活動をさらに発展させ、自分たちで考えたテーマをもとに研究を進め発表しました。初めての発表でしたが、いい経験になったことと思います。会場はたくさんの高校生で賑やかで、大学生や企業、団体の方の発表ブースもありました。1月最後の日曜日を、科学をテーマに他校生と共に過ごすことができました。
運営スタッフのみなさん、ありがとうございました。

GS科1年 GSⅠプレゼンテーション実習

令和2年1月11日(土)

1年7組の生徒がGSⅠの授業でプレゼンテーション実習を行いました。
場所は大阪大学豊中キャンパスの全学教育推進機構サイエンス・コモンズです。
先月、大阪大学理学研究科教授の久保先生と塚原先生、それから同研究室の学生さんに
電池や電気分解などの実験を指導していただきました。
そして、その実験に基づき、自分たちで新たにテーマを設定し探究活動を行ってきました。
今回はその成果についてのプレゼンです。
全部で9班に分かれて発表7分、質疑応答・講評5分の計12分間で行いました。
今回のねらいのひとつは聴く側の態度です。
他班の発表をどれだけ注意深く聴き、深く考えることができるか、
各自、審査シートをもとに「聴く耳」と「見る眼」の必要性を学習しました。


発表は、大学教授2名、大学生(院生)2名、本校教員4名で審査をしました。
その結果をもとに代表班を1班、選出しました。
代表班は1月26日に開催される兵庫県の高校生の科学分野発表会では最大規模の
「サイエンスフェアin兵庫」で口頭発表をすることになります。
今回の授業につきまして、大阪大学理学研究科の久保先生と塚原先生、
それから同研究室の学生さんに審査や講評、場所の準備と大変お世話になりました。
ありがとうございました。

化学部・GS科(課題研究) 第36回高等学校・中学校化学研究発表会

第36回高等学校・中学校化学研究発表会に参加してきました

12月25日(水)

今年のノーベル化学賞を受賞された吉野彰さんの件で有名になったマイケル・ファラデーの「ロウソクの科学」ですが、日本でもクリスマスの時期になると各地で科学系のイベントが開催されます。日本化学会近畿支部はこの時期に中学生・高校生の研究を大学の先生方などが聞きディスカッションする高等学校・中学校化学研究発表会が開催しており、今年も化学部3名と2年GS科課題研究の微生物燃料電池班2名が参加しました。

・化学部「溶液の拡散を可視化する」

県総合文化祭で優秀賞を受賞した研究をさらに発展させたもので,シロップをマドラーなしに早く混ぜるという研究を行うために、「混ざり具合をどうやって評価するか」という方法についての研究を発表しました。発表後の休憩時間にも大学の先生方や高校の先生、高校生などが話に来てくれていろいろな方からたくさんの質問や助言をいただきました。今回受けた助言などを踏まえいよいよ本題の「混ぜ方」の研究を行っていきます。

 

・2年GS科微生物燃料電池班「微生物燃料電池の発電量に影響する要因」 

微生物燃料電池の原理はわかっているようで諸説あります。今回は現3年生の研究を参考にそもそも各極の反応はどのようなものなのかを化学的視点で行った研究について発表しました。 

(両チームとも日本化学会近畿支部長の小川先生から奨励賞と記念品を頂きました。)

SSHの支援もあり、11月以降、たくさんの研究チームが校外に出て発表をしてきました。そこで様々な助言を得られ、研究が発展しています。1月以降も色々なチームが様々なところで発表します。発表会場で本校生徒を見かけりことがありましたら是非ともご助言等よろしくお願いします。

GS科2年 数学・理科甲子園2019の壮行会

12月20日(金)

終礼で、今年度の数学・理科甲子園2019に出場する「ちいむアゴラ」の壮行会を
2年7組の教室で行いました。
チームの代表者が意気込みを述べたあと、クラス委員長から激励の言葉があり、
最後は校長先生から激励していただきました。
いよいよ明日が数学・理科甲子園の本番です。
チーム一丸となって、数学と理科の問題に取り組み、楽しんできます!

数学・理科甲子園2019壮行会

GS科2年 甲南大学リサーチフェスタ

12月22日(日)

甲南大学リサーチフェスタ2019に行ってきました。
このフェスタは高校生と大学生が参加するポスター発表会です。
今年は267点のポスターが並び参加人数も1000人を超える大きな大会になりました。

GS科からは2年生から5グループが出展しました。
会場に集まった後、前日の数学理科甲子園に出場したメンバーから優勝の報告がありました。
ポスターは次の5枚です。
1.ブロッケン現象の原理と再現方法 2.VRを用いた防災意識の向上についての研究
3.AlとZnのイオン化傾向の逆転 4.ナンプレを効率的に解く
5.模型グライダー~S字飛行を目指して~
今年はポスター賞の受賞はありませんでしたが、
ポスター作成やセッションのいい練習になりました。
甲南大学の皆様方にはたいへんお世話になりました。ありがとうございました。

GS科 GSⅠ 講義

令和元年12月17日(火)

京都大学複合原子力科学研究所より高宮幸一准教授をお招きし、「福島の原発事故では何が起こったのか」というタイトルの講義を受講しました。 内容は以下の通りです。

1.原子核と核分裂
・原子核と放射能、放射線
・核分裂とは
・核分裂のエネルギー利用

2.福島原発事故とその影響
・福島原発事故の概要
・放射線の人体への影響

3.まとめ

なお、1年7組生徒は、令和2年4月4日(土)に京都大学複合原子力科学研究所を見学する予定です。

 

GS科 GSⅠ 阪大ダニエル電池実習

「酸化還元反応の探究的活動」 令和元年12月14日(土)

1年生7組の生徒が酸化還元反応に関する探究的活動を行いました。各班でアプローチを変えながら、ファラデー定数を求めていきます。
大阪大学大学院理学研究科教授の久保 孝史 先生と同じく塚原 聡 先生に指導助言をいただきました。また、同大学からティーチングアシスタントとして5人の学生さんにも来ていただきました。

活動内容は次の通りです。

活動Ⅰ「ダニエル電池で探究する」
化学の教科書でおなじみのダニエル電池を用いてファラデー定数を求めてみました。マルチプルインテリジェンスによって4人ずつの8班に分かれます。それぞれの班で電極を変えたり、塩橋の種類を変えたりなど、少しずつ条件を変えて実験していきます。
実験を進めていく中で、新たな疑問や課題を生徒たちは見つけていきます。

活動Ⅱ「電気分解で探究する」
活動Ⅰと並行して、4人2班は電気分解からファラデー定数を求めることに挑戦しました。銅電極を用いて電気分解を行ったのですが、片方の電極がやせ細り、片方の電極に銅が析出していく様子にただただ、感動しました。やはり、実験しながら疑問を考えていきます。

活動Ⅲ「陽イオンの系統分析」
それぞれの活動の合間に、もうひとつ活動をしていきます。初めに水溶液中の陽イオンの分析方法を学んだあと、与えられた水溶液に含まれる陽イオンを調べていく探究活動です。どのようなイオンが何種類含まれているのかがわからない状態で探究していきます。

今回の探究活動で出てきた新たな探究のテーマを黒板に書きだして、新たな実験班をつくりました。新しい班でさらに探究を続けていき、その成果は来月、大阪大学の一室を借用して発表します。
最後になりましたが、大阪大学の久保先生、塚原先生、それから学生の皆様方、ご指導助言ありがとうございました。