GS科」カテゴリーアーカイブ

GS科 Perryさんが来校されました

2024年10月28日

GS科の一つの目玉行事は「シアトル研修」です。このシアトル研修を現地で支えて下さっている日米国際交流協会の“Perry”さんが来校されました。
GS科2年生とはランチをご一緒しました。この夏のシアトル研修で大変お世話になった以来の再開で、思い出話で懐かしみました。

GS科1年生とは初対面で、次のシアトル研修に向けて英語で自己紹介をしました。はじめは緊張感満載でしたが、Perryさんの暖かい、ユーモア溢れる人柄に引き込まれ、安心感とともに9か月後のシアトル研修が心待ちになりました。今度はシアトルでお出会いできることを楽しみにしています。

GS科1年「GSⅠ甲子園2024」を開催しました

2024年10月26日

GS科1年生が学校設定科目「GSⅠ」の授業で、「GSⅠ甲子園2024」を開催し、チームに分かれて数学、理科の知識、技能、思考力を競いました。
この「GSⅠ甲子園」は兵庫県で毎年開催される「数学・理科甲子園」を模した内容で実施し、今年度は「数学・理科甲子園2024」と同日開催となってしまったことより、出場する2年生チームの参加は叶いませんでしたが、甲南大学で奮闘している2年生に負けないように、本校第二セミナー教室で熱戦を繰り広げました。
クラスを7班に分け、前半は数学や理科の問題を個人で解いたり、班全員で考えて解答したり、後半は班員で飛行距離を予測し、実際に飛行させて予測精度を競う実技競技を行いました。

最後は大逆転で、飛行距離をみごとに予測した班が総合優勝し、優勝カップを手にしました。難問にも、班で協力して取り組み、大いに盛り上がりました。また、多くの1年生の保護者の方に参観いただき、保護者の方もはらはらドキドキの競技となりました。授業参観にお越しくださり、本会を盛り上げて頂きありがとうございました。

GS科1年 SSHフィールド実習-丹波竜発掘現場-

2024年10月5日

GS科1年が学校設定科目「GSⅠ」の授業として兵庫県丹波市の丹波竜発掘現場を訪問し、フィールド実習を行いました。SSHの事業の一貫として大型バスを借り切って現地に向かいました。
講師として兵庫県立人と自然の博物館 主任研究員(兵庫県立大学 自然・環境科学研究所 教授)の池田忠広先生にお越しいただき、特別に丹波竜の里公園の発掘現場で解説していただきました。今年9月3日に1億1000万年前の同地層から見つかった恐竜の化石が「角竜類(つのりゅうるい)」という草食恐竜の新種であると大きく発表されたところでした。
化石の発掘事業にあたられている池田先生から、世界に比べての日本の地層研究のち密さや、地学だけではなく生物学、語学を初め様々な学問に精通することの大切さ、そして最初の化石の発見から発掘までの壮大な事業の中で「もし化石が発掘されなかったらどうしよう」という舞台裏の苦悩までもお聞きすることができました。発掘現場で聞く講義はとても臨場感があり、発掘調査のスケールの大きさや意義深さを感じることができました。お忙しい中、わざわざ足をお運びくださった池田先生本当にありがとうございました。
次週の「GSⅠ」では、統計的な処理を活用して、恐竜の脚の長さから歩行速度を算出しました。

GS科SSH全国生徒研究発表会でMg電池班が化学部門最優秀・審査委員長賞を受賞

2024年8月7、8日

GS科3年の課題研究電池班(岩本脩、上田悠人、内田有香、加藤大幹)がSSH全国生徒研究発表会で化学部門最優秀となり、審査委員長賞を受賞するという快挙を達成しました。
本発表会は全国のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)校や過去に指定を受けたことがある学校(経験校)から、SSH事業採択による研究成果を各校が持ち寄り発表するもので、全国から231件(うち化学部門では50件)の発表がありました。
本校からは電池班が「Mg電池の固体化」について発表しました。限られた7分の発表時間の中でこれまでやってきたことをできるだけわかりやすく伝えるために、内容を練りに練り、発表練習も何度も繰り返してきました。1日目ポスター発表ブースには全国の多くの方々が訪れ、セッションを繰り返し精一杯伝えました。
1日目の最後に書類・ポスター発表審査の結果が全体会で発表されました。数学・情報から地学の6部門からそれぞれ最優秀発表が選出され、その6件の発表が2日目のコンベンションホールの大舞台でステージ発表を行います。その中で見事、化学部門の最優秀に名前が呼ばれ、大画面に映し出された時は驚きとうれしさと緊張でいっぱいでした。その後、歓喜も一瞬に翌日に向けての発表準備に取り掛かりました。

2日目は、全国へネットでライブ配信されるとともに千人を優に超える聴衆の前で、GSⅡ、Ⅲで取り組んできた研究を、これまでの発表経験を踏まえて、精一杯、堂々と発信しました。この大舞台での堂々とした発表ぶりは見事でした。残念ながら全部門をとおしての優秀、最優秀とはなりませんでしたが、ここでの経験は今後の人生において大きな財産となるでしょう。
これまで、研究や発表を校内外の多くの方々に様々な場面で支えていただきありがとうございました。

GS科「青少年のための科学の祭典(丹波会場)」に出展

2024年7月28日(日)

GS科1年生有志が丹波市氷上町の丹波ゆめタウンポップアップホールで開催された「青少年のための科学の祭典(丹波会場)」に出展しました。科学の祭典とは、地域の子どもたちに科学の楽しさや不思議さを体験してもらうイベントです。本校は「ジャイロのふしぎ」のブースを出展し、CDジャイロカーや自転車のホイール、ペットボトル投げ等でジャイロ効果を体験してもらいました。GS科の生徒にとっても、よい体験となりました。

GS科2年 シアトル研修8-9日目

いよいよ米国出国です。これまで天候に恵まれ、すべてのプログラムを予定どおり終えることができました。色々な方々にお世話になり、様々場面で刺激を受け一回り大きくなって帰国できることに感謝です。とくに現地でガイドをしてくださったZimet 恭子さん、研修をコーディネートし現地でもあらゆることに対応し、また刺激を与えてくださったPerryさん。本当にありがとうございました。またいつかまたいつかお出会いできることを信じて。

いよいよ、最大のサポーターであるお父さん、お母さんのもとに帰ります。最大の感謝とともに成長した姿を見せてほしいです。

GS科2年 シアトル研修7日目

2024年7月17日

ついにプログラムの最終日です。

午前はUW(ワシントン大学)での2つの講義を受け、そしてGSⅡ課題研究時計班によるプレゼンを聞いていただきました。講義は確率についての数学の授業、文化や価値観の違いについての講義でした。もちろん全て英語ですが私たちにも伝わるように工夫してお話下さいました。生徒も講師の質問に頑張って答えました。プレゼンも短い準備期間であったものの頑張った甲斐があっておもしろいと言っていただきました。

午後はバスでマイクロソフトに移動しました。そこでは本社で働かれている日本人の方からどういう経緯でアメリカに渡ったか、マイクロソフト社はどのように発展していったのか、これからどのようなことを考えているのかなどについて熱くお話しいただき、とくにこれからのAIの時代がどのような社会になるのかについての質問などにお答えいただきました。

続いて生徒のプレゼンをお聞きいただき、専門外の内容についても、興味をもって様々な質問をして下さり、一生懸命答えました。

明日はいよいよ出国です。

 

 

 

GS科2年 シアトル研修 6日目

2024年7月16日

今日も最高の天候に恵まれ、フェリー日和となりました。今日は再び地下鉄に乗り、フェリーでBainbridge Island に渡りました。フェリーの中から見たシアトルの街はとても素敵で、海があり山がありの神戸の街を彷彿させるものでした。聞くとやはり姉妹都市だということもわかりました。また、海越しのレーニア山も素晴らしいものでした。船内では名物のクラムチャウダーを食べる生徒も多かったです。島に着いてからは元Bainbridge島日系協会会長 日系アメリカ人のClarence Moriwaki さんから、第二次世界対戦中の日系人の強制収容や日系人が受けた差別について英語で話を伺いました。海を渡った日本人が苦労されて世界の日本の評価を築いてこられたこともわかりました。島を少し散策して大学へ戻りました。明日はいよいよ最後のプログラムです。

 

GS科2年 シアトル研修 5日目

2024年7月15日

研修も中盤です。今日はUW(ワシントン大学)で環境についての講義を受け、質疑応答の後、本校生からも学校設定科目課題研究オートマトン班が研究についてのプレゼンを行いました。英語での講義とプレゼンテーション、質疑応答でしたが、みんな必死に耳を傾けました。クラスメイトのプレゼンにも自然と英語でのセッションとなりました。

 

昼食後は、市バスを利用して、Greenlake park に向かいました。1周約1時間のGreenlake park周辺を散策しながら、平日の昼間にも関わらず多くの人が思い思いの余暇を楽しんでいる姿に新鮮な感じを受けました。その後、クラスレクを行い楽しんで5日目を終えました。

「10th SCIENCE CONFERENCE IN HYOGO」で発表しました

2024年7月14日(日)

GS科3年生の課題研究班(3名)が「10th SCIENCE CONFERENCE IN HYOGO」で発表してきました。科学的な内容の研究を英語でポスター発表する大会で、兵庫県教育委員会と県内のSSH指定校が主催しています。今回は16校から30チームが参加しました。午前中は神戸大学の先生による講演「Shape of Data」を聴講し、午後に英語によるポスター発表を行いました。各校のALTの方々や参加生徒が聴衆となり、英語で発表、英語で質疑応答しました。本校生徒の発表題目は「Effective Way of Placement of Diagonal Brace Based on the Collapsing Simulation」(シミュレーションソフトを用いた、建物の倒壊を防ぐための効果的な筋交いの配置に関する研究)でした。全部で4回の発表を行い、たくさんの聴衆に来ていただきました。よい経験ができたようです。