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SSH生徒研究発表会 報告(4) 2日目午後

2日目午後「たくさんのご支援、ありがとうございました。」

全6校が発表を終えた午後にも1時間程度ポスターセッションがありました。
全体発表に残ったということで、昼休みから取材も含め、たくさんの方がポスターに来てくださいました。正規の開始時間にはJSTの職員の方とカメラマンさんが来たりと前日とはちょっと様子が違いました。

その後も1日目を超える数の生徒さんや先生、大学の先生が見に来ていただき、
ROOTや信州総文,生態学会などで出会った先生・生徒さんが声をかけに来てくれました。
タイから参加している大学生の方が私たちの研究に興味を持っていただき、英語でセッションすることができました。
その中で「タイでは有機化学を学ぶのはバンコクの大学でしかできない」ということを教えていただき、日本では母国語で化学を学べること、どの県にも化学を学べる学校があることが世界では普通ではないということに改めて気づかされました。

大会最後の結果発表。あとは何賞になるかです。
そして見事、科学技術振興機構理事長賞(2位相当)を受賞しました。

この2年間、先生、先輩、後輩、友人、他校の方々、大学の先生方など非常にたくさんの方々にご支援いただきました。
私たちが発表会を通じて気付いていたのは、私たちのポスターの参考文献と謝辞の対象者が群を抜いて多かったことです。つまり今回の受賞はすでに卒業された多くの化学部の先輩方,大学の図書館で参考文献を借りてきてくださった物理部の卒業生、学会等で助言をしていただいた研究者の皆さん、実験の協力をしていただいた大学など研究機関の方々、そして顧問や日頃私たちの活動に理解をいただいている北高の先生のおかげです。
これらがなければ、今回、受賞どころか発表そのものがかなわなかったと思います。
そしてこの大会に出場できたことだけではなく、このような恵まれた環境で日々活動できたことが何よりも幸運なことだと感じています。
改めてこの場をお借りしてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

私たちは3年生なので、来年度のSSH生徒研究発表会に発表者としては参加できません。
しかし、私たち化学部はもちろんGS科の1,2年生や物理部も現在各々のテーマの研究を進めているところです。
来年に向けて互いに切磋琢磨し私たちよりも素晴らしい発表を期待しています!

SSH生徒研究発表会 報告(3) 2日目午前

2日目午前「悔いのない発表ができました!」

運命の大会2日目の朝。
6時から再度練習し、微調整と質疑応答用のスライドを整理。朝食では「初心に戻ろう」と、研究のきっかけであるパンケーキをみんなで食べました。会場への移動中もスマートフォンに入れたスライドを使ってずっと練習。パソコン提出後も、自分たちのパソコンで練習。それでも開会までには少し余裕が出てきたのか、他校の発表を楽しもうという気持ちになっていました。
1校目の物理の発表ではとてもレベルの高い内容とその発表方法に感動しました。

そして2校目。自分たちの番です。
3人全員で発表に臨みました。
懸念していた時間も結果10秒以上を余らせ、特に大きなミスもなく質疑応答も堂々とできました。結果、自信の持てる悔いのない発表を終えることができました。

後の4校の発表は、純粋にその素晴らしさに感銘を受けました。
その後のお昼休憩では互いに質問したりして交流を深めました。

SSH生徒研究発表会 報告(2) 1日目夜

1日目夜「10分のプレゼンを作る!?」

さて喜びもつかの間、ここからも大変でした。
1日目の後、化学の審査員の先生から助言とエールをいただいたのち、他の5校と一緒に諸注意と口頭発表と表彰式のリハーサル、そして当日使用するパソコンを渡されました。

実は念のために、近畿総文に向けた口頭発表用のスライド資料を用意していました。
これは、大会直前にアゴラにいた1,2年生に聞いてもらっていたものです。今回はこれをもとに作り替えることにしましたが、審査員からの助言をすべて反映させると確実に規定時間の10分を超えてしまいます。リハーサルと説明を終えて会場を出た時点で18時を過ぎており、スライドの提出まで14時間ほどしかありませんでした。
(後日、近畿総文用に別内容のものを作ってもらうことになりました。)

ホテルに移動後、作業をしながら食べられるものを調達しに出たとき、同じホテルの三田祥雲館高校の生徒に出会いエールをもらいました。そこで無理を承知で「一度発表を聞いてほしい」とお願いしたところ快く引き受けていただけました。
21時半という時間にもかかわらず、顧問の先生も含めて4名の方に発表を見ていただき、「ここがわかりにくい」「強調すべき点がぼけている」などの助言をいただきました。

そこからは渡されたパソコンと英語で説明するために準備していたパソコン、そして顧問のパソコンの3台に加え、スマートフォンを駆使して、シングルルームに4人で必死でプレゼン資料を作成しました。これまでの発表と違いレーザーポインタが使えないので、アニメーションを駆使し練習、修正を繰り返していると、気がつけば午前1時を大きく回っていました。5時間半立ち続けた疲れと、狭い部屋の中での作業ということもあり、完全に集中力がなくなってきたため、未完成でしたがいったん寝ることにしました。

SSH生徒研究発表会 報告(1) 1日目

1日目「5時間30分のポスターセッション」

私たち化学部3年生は1年生のときから多くの人の協力を受けながら、なんでホットケーキは茶色いのか?、梅ジュースを氷砂糖で作らないといけないのはなぜ?など身近な疑問から「糖」に関する研究を続け、実験を繰り返してきました。
近畿総文へ出場するメンバー以外は6月で引退する予定でしたが、顧問からSSH生徒研究発表会の校内選考会出場の打診があり、参加を決めたものの何を発表するかに悩みました。これまでの研究の全てを発表したい気持ちもありましたが、焦点がぶれやすいことから、「カラメル化の構造的アプローチ」に絞ることを決めました。校内選考会でGS科課題研究との選考を経て、私たち化学部が北高の代表に決まりました。
その後の2カ月間、GS科のみなさんや物理部、先生方、研究でお世話になった甲南大学の甲元先生にもポスターを見ていただき、高校生だけでなく大学の先生方にも説明できるように工夫をして大会に臨むことができました。

大会初日
休憩をはさみ5時間30分にわたるポスター発表がありました。今回のメンバーは全員が学会や論評会に参加したことがありますが、ここまで長時間のセッションは誰も経験がなく当初は戸惑いました。しかし、他校の高校生や大学教授など多くの方々に、これまでの成果を発表し、議論を深めることで、足の痛みを感じないほど楽しむことができました。

このポスターセッションで、翌日の5000人を超える参加者に向けて行う口頭発表校6校を決める審査が行われました。審査員への対応では緊張してしまい、なかなか伝えたいことを上手く伝えることができませんでした。また次々と審査員と高校生や教員が説明を聞きに来られるため予定通りにいかないこともありました。ですが部員3人で協力して対応することでたくさんの質問に対する答えを導き出し、私たちの研究のポイントとそこから得られた新規性を訴えることができました。

1日目の最後は全体発表校の発表です。講評を聞きながらレベルの高い発表や実際にセッションをして面白いなと感じた発表が順当に紹介される中、なんとⅡグループ(化学系)で「兵庫県立宝塚北高等学校」の文字が!これには3人とも予期しておらず、スポットライトが当てられて起立しましたが、しばらく実感がわきませんでした。

SSH研究発表会 報告

8月21日(水)

SSH研究発表会で化学部が科学技術振興機構理事長賞を受賞しました。

校内選考を勝ち抜いた化学部の3年生3名が、8月7日・8日の日程で神戸国際展示場にて開催された令和元年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会に参加しました。
初日のポスターセッションで、翌日行われる口頭発表の6校のうちの1校として選ばれ、その口頭発表で科学技術振興機構理事長賞を受賞しました。

この大会は文部科学省から指定を受けた国内218校と、
タイ、韓国、ドイツ、アメリカなど10の国や地域からの招へい校23校が参加する規模の大きな大会です。


今回、受賞の裏でどのようなことがあったのか、化学部の生徒が記事を作ってくれました。このあと4回に分けて紹介します。

SSH サイエンスキャンプ (2日目)

8月9日(金)

サイエンスキャンプ2日目は、研究施設や大学を訪問して最先端の研究現場を体験し、第一線で活躍する研究者と交流することを通じて視野を広げ、学習意欲を高めることを目標としています。

内容
1.大型放射光施設にてSpring-8・SACLA見学
2.兵庫県立大学理学部にて研究室訪問・講義受講


SACLA内部


Spring-8内部


兵庫県立大学理学部研究室

SSH SEIZE-days 「探究キャンプ」

8月18日(日)

今回はSSH事業の一つであるSEIZE-days 「探究キャンプ」を紹介します。
探究キャンプは1年生の希望者を対象に7~9月を利用して行うプログラムで今回は2つのプログラムが行われています。

1. 工学系「安定したジャイロ二輪車の設計」(普通科2名、GS科3名)
この春に行われた科学の甲子園の課題と残してくれた材料を用いてジャイロの位置などを比較しながら「低速で安定して走行させる」という課題を設定し、現在試行錯誤中です。

2. 生物系「武庫川水系における外来性プラナリアの分布調査と食性に関する研究」(GS科7名)
これはメンターとして現3年生のサポートを受けながら7月~8月で計3回実際に河川に出向いて外来性プラナリアの探索や、兵庫県立大学で色々なプラナリアを見せてもらうなどの活動を行ってきました。また並行して「プラナリアがどのようにしてエサを探知しているのか」というテーマでの探究を行っています。

 

 

SSH サイエンスキャンプ (1日目)

8月8日(木)-9日(金)

西はりま天文台と大型放射光施設(SPring8,SACLA)、兵庫県立大理学部の訪問見学に行ってきました。
参加は、普通科1年11名,2年1名、GS科1年29名,2年1名の計42名でした。

初日は正午に本校を出発し、午後2時頃には西はりま天文台に到着、流星観測の講義があり、
明るい間に敷地内の施設や地形を確認し夜の観測に備えました。
夕食後、西はりま天文台のプログラムで直径2mのなゆた望遠鏡を使って、月面、木星、土星、
二重星の観望を行いました。
  月面を見ています

その後23時まで、南館の外の芝生広場でペルセウス座流星群の観望・観測を行いました。
多くの流星を見ることができ、流れるたびにどよめきや歓声が上がっていました。
希望者には7cm屈折望遠鏡、25cmドブソニアン望遠鏡、18cmカセグレン望遠鏡などを使った
惑星・星雲星団の観測会や星景写真撮影会も同時に行いました。

22時37分ごろ なゆたのドームとペルセウス座流星群の流星、天の川 (引率教員が撮影)

GS科 サイエンスカンファレンス

7月13日(土)

 神戸大学百年記念館六甲ホールにおいて、“5th Science Conference in Hyogo”が開催され、
本校からは3年GS科生徒9名、3グループが参加し、英語によるポスターセッションを
行いました。
内容
1.特別講演  “The role of regulation in supporting science” Douglas Sipp
Researcher, RIKEN Center for Biosystems Dynamics Research
2.兵庫県内SSH指定11校の生徒によるポスターセッション
本校発表タイトル:
神秘に満ちた光の柱~ライトピラー~
フィボナッチ数列と乱数
竹林の拡大と地面の傾斜角度との関連性

GS科 SSHオープン講座 生命科学特別講義

7月12日(金)

兵庫県立大学大学院生命理学研究科の廣瀬富美子准教授をお招きし、
生命科学特別講義を実施しました。

内容
1.講義「遺伝子と疾患の関係」
遺伝子と病気という生物基礎で学習する内容が、先端医療にどのようにつながってい
るのかに関する講義。
2.講演「理系研究職へ向けたキャリア設計と進路選択」
理系女子を取り巻く環境の変化や、進路決定に向けてどのように考え、選択してきたか
についての講演。