令和5年9月9日(土)
SSHオープン講座「フィールド実習」を行い、午前は丹波竜の里公園と化石工房ちーたんの館を巡りました。参加者は1年生GS科と2年生の希望者2名でした。
講師として兵庫県立人と自然の博物館 主任研究員(兵庫県立大学 自然・環境科学研究所 教授)の池田忠広先生に来て頂き、特別に丹波竜の里公園の発掘現場で解説していただきました。発掘現場で聞く講義はとても臨場感があり、発掘調査のスケールの大きさや意義深さを感じることができました。
化石工房ちーたんの館では、原寸大の丹波竜の復元骨格やカエルの全身骨格、恐竜の卵の化石などの標本から、恐竜の多様性や古環境について学ぶことができました。
午後は兵庫県立人と自然の博物館において、丹波竜の発掘現場の岩石を用いた石割体験を行い、複数の人が化石を見つけることに成功していました。
実際に地層や化石を見ながら、研究者の方と交流させていただき、地学や生物分野の学びを深め、研究において大切なことを学ぶ良い機会となりました。