シアトル研修旅行(GS科2年生)7月10日(月)

7月10日(月):シアトル時間

研修5日目。UW(ワシントン大学)でオールイングリッシュの講義です。
1時間目:数字のパズルから始まる円周の長さや角速度についての数学。実際に自転車のタイヤなどを使っての実習もしました。
2時間目:日本とアメリカの経済や社会保障についての講義。講師に質問をするなど意欲的に参加していました。
午後は、グループに分かれて、今回の研修旅行を企画して頂いた日米国際交流協会代表の方との座談会やUW構内でのコミュニケーション実習などを行いました。

演劇科1年生特別講義「劇作について~入門編~」

7月8日(土) 於 第2セミナー教室

インスパイアハイスクール事業として、劇作家・演出家である6回生の角ひろみ氏を講師としてお迎えし、演劇科1年生が「劇作について」の講義を受けました。前半は、劇作家として作品を立ち上げる面白さや「浦島太郎」を用いて戯曲の構造や要素、書き方についての基本を学びました。

   

後半は「アラジン」の物語を題材とし、実際に自分たちで戯曲を書いて発表しました。前半で学んだことを生かしながら物語の始まりを変えたり、オリジナルの登場人物を作成したりと様々な工夫を凝らし思い思いの作品に仕上がりました。

   

演劇科2年生特別講義「劇作について~実践編~」 

7月7日(金)5・6限・8日(土)3・4限  於 第2セミナー教室

劇作家・演出家である6回生の角ひろみ氏を講師としてお迎えし、演劇科2年生が「劇作について」の講義を受けました。昨年、1年生の時にも、戯曲の構造や要素、作品作りの面白さについて講義を受けましたが、今回は、より実践的な内容で講義をしていただきました。

1日目は、昨年の内容を踏まえつつ、「白雪姫」を題材として、題名や登場人物などの作品設定を考えながら、4人組になって戯曲の構成を行いました。

       

 

2日目は、 4人が起承転結のそれぞれの部分を担当し、1つの作品を作りました。背景やどの登場人物に注目するかにより、個性あふれる作品に仕上がりました。

  

2年生は、この夏休みから、いよいよ卒業公演の準備が始まります。
今回の講義は、集団創作の難しさと面白さを学び、卒業公演の作品作りにつながる非常に有意義な機会となりました。

 

シアトル研修旅行(GS科2年生)7月9日(日)

7月9日(日):シアトル時間

UW(ワシントン大学)構内から遠望できるレーニア山に行きました。長時間、バスに揺られ、山に近づくにつれ次第に雨模様。山を近くで見て、ランチを食べて帰るだけになるかと不安でしたが、、、。なんと、ランチを食べ終わる頃には雨は上がり、太陽が顔を出していました!予定通り、集合写真や1時間のハイキングと自然観察を行うことができました。

シアトル研修旅行(GS科2年生)7月7日(金)~8日(土)

7月7日(金)~8日(土):シアトル時間

シアトル研修2日目。シアトルでの生活に慣れるため、午前中は大学周辺で買い物体験をしました。UWブックストアでは大学のマスコットであるハスキー犬のグッズやロゴ入りのTシャツなど思い出の一品が選べたようです。午後はUWの学生と一緒に班単位でのキャンパスツアーを行いました。大学構内のスザロ図書館や各施設を巡りました。

翌日(研修3日目)はファーマーズマーケット(朝市)に出かけました。現地の方との会話を楽しみながら買い物を楽しみました。午後から、リンクライトレールに乗車し海岸沿いのパイクプレイスマーケットに出かけました。ここにはスターバックスの一号店があり、限定グッズを購入できます。買い物を通じて、かなり会話にも慣れてきたことと思います。

シアトル研修旅行(GS科2年生) 7月7日(金)

7月7日(金)

シアトルで開催されるMLBのオールスターゲームと独立記念日が重なり、入国手続きに2時間かかりましたが、全員無事、シアトル市に到着しました。バスに乗車し、水門公園に向かいました。途中、スーパーに立ち寄り、シアトルで初めての買い物となる昼食を購入しました。
市内を一望する公園を散策後、ワシントン大学に着き、入寮手続きを終えました。これから約2週間、ここに宿泊します。明日からの活動に備え、ゆっくり休んで時差ボケを解消してください。
写真は、シアトル市中心部を背景に記念撮影とワシントン大学の寮前の風景です。

シアトル研修旅行(GS科2年生)7月6日(木)

7月6日(木)

コロナ禍で中断していたGS科シアトル研修旅行を4年ぶりに再開しました。GS科2年生全員が参加し、米国ワシントン州シアトル市で約2週間の研修を行います。ワシントン大学での講義の受講や学生との交流、現地企業の社員との交流、レーニア山での自然観察等、バラエティに富んだ内容となっています。滞在中はワシントン大学の学生寮に寄宿し、米国の大学の様子を実感することができます。
今日、たくさんの保護者の方々の見送りを受け、伊丹空港からシアトルを目指して出発しました。海外での活動を通じて、国際感覚を身に着け、科学的探究心が一回りも二回りも大きくなることを参加者全員に期待しています。GS科の育成目標である「気づく力」「繋ぐ力」「伝える力」「見通す力」「挑戦する力」の「GS5つの力」を伸ばして欲しいと思います。
現地での活動は、この「北高ダイアリー」で報告していく予定ですので、ぜひお読みください。

第37回 演劇科卒業公演

6月17日(土) 於 兵庫県立尼崎青少年創造劇場(ピッコロシアター)大ホール

演劇科37回生の卒業公演が、ピッコロシアターで上演されました。
今年の演目は、国枝史郎作戯曲集『レモンの花の咲く丘へ』「死に行く人魚」から『人魚伝説』
でした。
かつて人魚が住んでいたという伝説の残る島を舞台に、さまざまな思惑、葛藤が渦巻く中、守るべきものは何なのか、自分のすべきことは何なのか、一人ひとりが悩み決断し、そして、力を合わせて未来へとこぎ出していく物語は、37回生自身が、悩んだり衝突したりしながらも「やればできる!」を合い言葉に全員で荒波を乗り越え、これからも力強く生きていこうとする姿に重なり、観客の皆さまからも「力強い演技に圧倒された」「苦難を乗り越えて前に進む歌詞に、皆さんの素晴らしい未来が見えたような気がした」「勇気がもらえました」などという感想をいただきました。

37回生は、コロナ禍の中で入学し、さまざまな制限の中で高校生活の大半を過ごしてきましたが、卒業公演では、4年ぶりに、全編マスクをつけずに上演することができました。
また、今年も、中学生の皆さまをはじめ、非常にたくさんのお客さまが足を運んでくださり、文字通り、満員御礼となりました。ご来場いただきました皆さま、本当にありがとうございました。
開催にあたりご支援いただきました皆さまに心より感謝申し上げます。

なお、今回の卒業公演は、宝塚市広報さま、神戸新聞さま、エフエム宝塚さまに取材していただき、各メディアにて紹介していただきました。ありがとうございました。

演劇科外部出演「宝塚子ども伝統文化の森」(狂言)

6月3日(土) 於 ソリオホール

演劇科2年生5名が『宝塚子ども伝統文化の森』第1部「伝統文化を学ぶ子どもたちによる舞台」に出演し、1年生の授業で学んだ「以呂波」「蟹山伏」を披露しました。
紋付き袴姿で演じるのは初めてでしたので、放課後には狂言のお稽古だけでなく、着付けの練習もして、当日は凜々しい姿で堂々と演じきりました。

客席からは、大人から子どもまで多くのお客さまの笑い声が聞こえてきて、自分たち自身も、狂言の面白さを改めて実感することができ、とても貴重な経験となりました。

GS科課題研究発表会

令和5年6月18日(日)

GS科の3年生による「課題研究発表会」を兵庫県立人と自然の博物館ホロンピアホールで実施しました。GS科では1年生の時に、自分たちでテーマを設定し、2年生から本格的に研究を開始し、3年生の6月にその成果を発表します。各研究班はステージでの口頭発表(英語によるアブアストラクトの発表を含む)とホワイエでのポスターセッションを行いました。
次の方々に審査員として来場していただきました。

口頭発表審審査
・大阪大学理学研究科 教授 久保 孝史 先生
・兵庫県立大学減災復興政策研究科 教授 馬場美智子先生
・関西学院大学工学部 教授 山本 倫也 先生
・神戸大学大学院理学研究科准 教授 佐倉 緑 先生
・兵庫県立人と自然の博物館 研究員 鈴木 武 先生
ポスター審査
・京都大学理学研究科 名誉教授 馬場 正昭 先生
・甲南大学理工学部 教授 山本 常夏 先生
・神戸女子大学文学部 特任教授 宮垣 覚 先生
さらに、本校生の保護者、卒業生6名、本校教員が審査を行いました。

発表テーマは次の通りです。
・安定性の高いジャイロ2輪車の製作
・ダイラタンシー流体の剪断増粘性による周期的な応力の検証
・尾翼の形状と迎え角の関係
・黄金比と白銀比の考えを用いた西洋数学に対する和算の利点
・「碁石拾い」の解法数を算出できるプログラムの作成
・竹林の拡大と地理的要因の関連性
・アスファルトへの遮熱性舗装と白い塗装の性質の違いと最適な舗装方法の検討
・ヤドカリの交替性転向反応
・障害物に接した時に植物が見せる挙動
・植物の再生後の変化に関する研究
・ホウレンソウ葉表面の白色顆粒の生成過程および虫に与える影響
・芯切り不要な和蝋燭の開発
・硝酸銅(Ⅱ)水溶液が電気分解で緑色に変化した理由を探る
3年生はこの後、研究内容を論文にまとめ、様々な科学コンクールに応募していく予定です。
審査に来ていただいた方々に厚くお礼申し上げます。