6月17日(土) 於 兵庫県立尼崎青少年創造劇場(ピッコロシアター)大ホール
演劇科37回生の卒業公演が、ピッコロシアターで上演されました。
今年の演目は、国枝史郎作戯曲集『レモンの花の咲く丘へ』「死に行く人魚」から『人魚伝説』
でした。
かつて人魚が住んでいたという伝説の残る島を舞台に、さまざまな思惑、葛藤が渦巻く中、守るべきものは何なのか、自分のすべきことは何なのか、一人ひとりが悩み決断し、そして、力を合わせて未来へとこぎ出していく物語は、37回生自身が、悩んだり衝突したりしながらも「やればできる!」を合い言葉に全員で荒波を乗り越え、これからも力強く生きていこうとする姿に重なり、観客の皆さまからも「力強い演技に圧倒された」「苦難を乗り越えて前に進む歌詞に、皆さんの素晴らしい未来が見えたような気がした」「勇気がもらえました」などという感想をいただきました。
37回生は、コロナ禍の中で入学し、さまざまな制限の中で高校生活の大半を過ごしてきましたが、卒業公演では、4年ぶりに、全編マスクをつけずに上演することができました。
また、今年も、中学生の皆さまをはじめ、非常にたくさんのお客さまが足を運んでくださり、文字通り、満員御礼となりました。ご来場いただきました皆さま、本当にありがとうございました。
開催にあたりご支援いただきました皆さまに心より感謝申し上げます。
なお、今回の卒業公演は、宝塚市広報さま、神戸新聞さま、エフエム宝塚さまに取材していただき、各メディアにて紹介していただきました。ありがとうございました。