6月18日(土)
於 兵庫県立尼崎青少年創造劇場(ピッコロシアター)大ホール
演劇科36回生の卒業公演が、ピッコロシアターで上演されました。
今年の演目は、アントン・チェーホフ作『桜の園』から「さくらの園」でした。古い生活に別れを告げ、新しい生活へと向かっていく物語は、コロナ禍に翻弄され、「新しい生活」を余儀なくされた36回生の姿でもありました。
今年の卒業公演も、さまざまな制限が緩和されたとは言え、まだまだ予断を許さない状況であるため、劇場の感染対策ガイドラインに従い、客席最前列を空席にするなど、充分な感染症拡大防止対策のもと実施しました。大人数が舞台上で演技をし、歌ったり踊ったりする場面も多いため、万全を期し、今年もマスク着用の舞台とはなりましたが、エンディングでは充分な感染対策のもと、わずかな時間ではありますが、マスクを外し、生き生きと踊る姿をご覧いただくことができました。
また、今年は、3年ぶりに中学生の皆さまを招待することもできました。当日は、たくさんのお客さまが足を運んでくださり、文字通り、満員御礼となりました。
ご来場いただきました皆さま、本当にありがとうございました。
入学と同時に臨時休校となり、本格的な高校生活のスタートは2ヶ月遅れとなった36回生ですが、3年間の学習の成果を充分に発揮し、卒業公演では無事に、見事な桜を咲き誇らせることができました。
開催にあたりご支援いただきました皆さまに心より感謝申し上げます。