演劇科」カテゴリーアーカイブ

演劇科 外部出演 「人形劇フェスタ宝塚」

3月9日(土) 於 フレミラ宝塚

フレミラ宝塚で開催された「第26回人形劇フェスタ宝塚」に、演劇科1年生、2年生の9名が参加しました。
今回は、いつも披露している「ジェスチャークイズゲーム」に加え、いつもは他校の高校生と一緒に行っていた「手遊び」にも初めて本校生だけで挑戦しました。子ども達の素直で元気な反応に戸惑いながらも、楽しく盛り上がりました。
また、今回出演できなくなった宝塚市立高司児童館の「プリティ・フレンズ」さんの代わりに、人形劇『おてがみ』を上演しました。「プリティ・フレンズ」さんの作成した人形や台本を使い、事前に阪神人形劇連絡協議会の方にも指導を受けて、初めての人形劇に挑戦しましたが、普段の自分たちの身体で表現する劇とは違う難しさや面白さを学ぶことができ、人形劇への興味も深まりました。
前日の設営から参加し、当日は自分たちの発表以外にも、全体の司会、他団体の発表の際の幕の上げ下ろし係、道具の設営係など、地域で活動されているさまざまな年代の方々と協力して、さまざまなことを経験させていただきました。

この様子は、宝塚市子ども家庭支援センターInstagramで動画配信される予定です。
(3月13日頃)


演劇科1年生(39回生) アポロンシアター「9人のお姫様とほしぞら大作戦」

3月7日(木)  於 本校アポロンホール1F

演劇科1年生にとっては初めての作品発表会となる「アポロンシアター」として、『9人のお姫様とほしぞら大作戦』を上演しました。
午前の部は、すみれ幼稚園の園児たちをご招待。
園児のみなさんには、「SPバッヂ」をつけてもらい、劇中では「ちびっ子SP」として、さまざまなミッションに参加してもらう場面もありましたが、みんな元気に参加してくれました。
午後の部は本校の職員や生徒を対象とした上演。同級生や先輩、先生方にも、「5歳児」として、星空を取り戻すミッションに楽しく参加してもらいました。

1年 仕事を知ろう講演会

令和6年3月6日(水)

1年生を対象として、「仕事を知ろう講演会」を実施しました。
さまざまな大学や専門学校等で活躍されている社会人を講師としてお迎えし、その「仕事」の魅力や、またどのようにしたら進路実現につなげることができるのかなど、具体的にお話をいただきました。教育の分野では、学校長による講演も行なわれました。
生徒は19の講座から2つの講座を受講し、将来をイメージすることで、進路への意識を高めました。

 

SSH講演会「サイエンスと演劇のかかわり」平田オリザ氏

2024年3月5日(火)

SSH事業の一環として、劇作家、演出家の平田オリザ先生に本校生を対象に「サイエンスと演劇のかかわり」の演題で講演をしていただきました。
平田先生は2021年4月から、兵庫県豊岡市の芸術文化観光専門職大学の学長としてもご活躍されています。先生が主催されたロボット演劇の内容から始まり、コミュニケーション能力や文化の多様性まで、SSH校の生徒の興味関心を深める内容でした。講演の最後にはたくさんの生徒から質問がありました。
平田先生、本日はご多忙のところ、ご講演いただきありがとうございました。

 
 

子ども伝統文化わくわく体験教室「いけばな」

1月31日(水)

兵庫県いけばな協会から「未生流」の先生方7名が来校され、2年生演劇科の生徒を対象に「いけばな体験教室」が行なわれました。主材にキンギョソウを、副材にスイトピー、スターチスを用い、花型は「色彩盛花 体用型B型」でいけました。初めてのいけばなに、生徒たちは「長さはこれくらいかな」「もうちょっと斜めかな」などと、花と対話しながら、花を見つめ、花と向き合い、美しい心でいけることができました。心の豊かさや生活の潤いを育む貴重な機会となりました。

国際理解教育 大阪大学留学生授業見学(グローバルサイエンス科・演劇科)

令和5年11月21日(火)

大阪大学留学生3名・引率者1名が来校され、以下の授業を見学されました。

5限:2年7組 グローバルサイエンス科 学校設定科目「GSⅡ」
6限:1年8組 演劇科         学校設定科目「伝統芸能」

GSⅡの授業では、生徒は物理・化学・生物・パソコンの各教室に分かれて、それぞれの課題研究に取り組んでおり、留学生の質問に英語で答えました。また、伝統芸能の授業では、留学生も狂言の稽古に参加しました。授業以外では食堂での昼食や放課後の清掃・部活動の見学を通して、多くの生徒と交流されました。


演劇科2年生 特別講義「殺陣実習」

8月28日(月)   於 本校アポロンホール

講師として、役者、時代劇・殺陣指導者である、本校演劇科7回生青山郁彦氏をお迎えし、「殺陣(たて)」について実技指導をしていただきました。
前半は、身体を使ったアクションの基本に挑戦しました。頬を叩く、たたき返す、相手の腕をつかむ、殴る、殴り返すといった段階を踏んで、複雑な動きにチャレンジし、表現のコツをつかんでいきます。刀の扱い方では、「抜刀、正眼、上段、下段、八双、柳、脇構え、抜き胴、袈裟斬り、斬り上げ、霞、突き、真甲、回って正眼、血振り、納刀」とかけ声に合わせて形を決めていき、だんだんと気分も高まってきました。
後半は2人組で殺陣に挑戦し、最後はチームで大立ち回りを演じました。生徒のリクエストに応じ、先生が流れを組み立ててくれます。戦い方や立ち居振る舞い、リアクションなどによって、お互いの人間関係や力関係などさまざまなドラマが生まれ、演じる方も見ている方も大盛り上がりの中、実習は終了しました。
殺陣の実習ではありましたが、技術だけでなく、演じるために必要な集中力や緊張感、思いやりなど、どの場面においても大切なことを学ぶ機会でもありました。

演劇科1年生 特別講義「劇作に取り組もう」

7月24日(月)、31日(月)、8月18日(金)、25(金) 於 本校アポロンホール
演劇科1年生が、インスパイアハイスクール事業として、特別講義「劇作実習:劇作に取り組もう」を行いました。講師として、劇作家・演出家の小原延之氏、高橋恵氏、筒井潤氏、橋本匡市氏、村上慎太郎氏をお迎えしました。
今回のテーマは「しろ」。5班に分かれ、4回にわたり、班ごとに講師の先生方のアドバイスを受けながら、戯曲作りに取り組みました。

   

最終日には各班の代表作品を、班全員でリーディング発表しました。恋愛や部活動、人間関係の中に現れる「しろ」、「しろ」色の価値観を巡って展開していく動物の世界、「ホワイトタウン」という町で起こるアクシデント等、「しろ」が物語のどこに絡むのか。課題に対する生徒の解釈やアプローチの方法もさまざま。また、講師の先生によって、戯曲を創作する過程や手法も異なるため、同じテーマでありながら、できあがった作品の幅広さに、改めて、戯曲作りの面白さを実感した4日間でした。

   

演劇科2年生 集中講義「クラシックバレエ」

8月22日(火)、23日(水)  於 本校アポロンホール
本校で長年クラシックバレエの指導をされてきた藤永弘美先生による、2年生を対象とした集中講義を実施しました。バーレッスンを中心とした丁寧なレッスンを通して、入学してからの1年半で身につけた技術や身体の使い方を点検していただきました。そして、さまざまなダンスの基本となるクラシックバレエの基礎を固め、身体を正しく使えることの大切さや、呼吸を使うことの大切さ、また感謝の気持ちをもって取り組むことの大切さなど、技術だけでなく心構えについても学びました。

  

演劇科2年生 集中講義「日本舞踊」

8月21日(月)、24日(木)  於 本校アポロンホール

演劇科2年生の「日本舞踊」集中講義を、3年生で専門科目として受講する日本舞踊の先取り講義として実施し、二日間にわたり上方舞山村流山村若先生にご指導いただきました。
あいさつの仕方や扇子の扱い方、手ぬぐいの持ち方といった基本から始まり、夕暮れに散歩をする女性の様子を描いた「夕暮れ」という曲の稽古を行いました。「夕暮れ」では、足の運び方や手の位置、身体の使い方など細やかな表現を教えていただきました。日本舞踊は本来、お座敷などの狭い空間で演じられるため、体の向きや手の動きに工夫が必要であること、顔や手のちょっとした角度で雰囲気が変わることなど、これまで経験してきた舞踊とはまた違った身体表現を学ぶことができました。