GS科」カテゴリーアーカイブ

日本情報オリンピック授賞式(東京大学安田講堂)

2023年3月18日

東京大学安田講堂で「日本情報オリンピック」の授賞式が行われ、1月に行われた第3回 JOIG(=Japanese Olympiad in Informatics for Girls)の本選で金賞(全国1位)となったGS科2年生の生徒と教員が授賞式に参加しました。JOIG金賞(副賞iPad第10世代)、JOI敢闘賞、電子情報通信学会若手奨励賞(副賞図書カード)、情報処理学会若手奨励賞(副賞図書カード)を受賞し、学校にJOIG杯が贈られました。
この後、日本代表選手を決める JOIGの春季トレーニングに参加します。合宿で色んなことを学んで是非とも日本代表になれるよう頑張ってください。

GS科2年生 課題研究中間発表会

2023年3月16日(木)

GS科2年生が本校で課題研究中間発表会を実施しました。研究テーマの分野ごと2会場に分かれて、スライドを用いた口頭発表を行いました。助言者として大学から4名の先生方に参加していただき、今年度の「GSⅡ」の成果にアドバイスいただきました。

助言者
京都大学理学研究科 名誉教授 馬場 正昭 先生
神戸女子大学教職支援センター 教職専門指導教員 宮垣 覚 先生
甲南大学理工学部 教授 山本 常夏 先生
神戸大学理学研究科 准教授 佐倉 緑 先生

また、GS科1年生は発表を視聴し、2年生の課題研究に対して質疑応答を行いました。2年生は緊張しながらも一生懸命に発表しており、1年生は物理や化学、数学などさまざまな分野の研究について、実験や考察を経て研究を進めていく発表を真剣に聴いていました。
発表会の最後には、助言者の先生方から講評と今後へ向けて激励の言葉をいただきました。とても学びの多い一日となりました、ありがとうございました。6月に開催予定の課題研究発表会本番へ、各班の研究内容がさらに深まることを期待します。

GS科 GSⅠ 校外学習

令和5年3月3日(金)

1年7組生徒が、JICA関西・人と防災未来センターを訪問しました。

JICA関西では、館内を見学した後、海外協力隊の一員としてベトナムで活動された作業療法士の方の体験談を聞き、希望者がケニア料理をいただきました。

午後は、JICA関西に隣接する人と防災未来センターに移動し、兵庫県立大学・減災復興政策研究科の永野康行教授による「減災復興学の視点に立つシミュレーションを活用した新たなまちづくり」という講演を聞きました。そして最後に、阪神淡路大震災を体験できるシアターなどを見学しました。

本校のグローバルサイエンス科は国際的に活躍する科学技術者の育成を目標としていますので、この校外学習は、生徒の視野を広め、将来の進路について考える良い機会となりました。


GS科2年生 シスメックス株式会社(Sysmex)訪問

2023年3月3日(金)

GS科2年生がシスメックス株式会社(Sysmex)へ企業見学に行きました。初めにシスメックスの概要説明をしていただき、その後、会社内を見学させていただきました。最後に、がんゲノム医療のことについて講義をしていただきました。

国内だけでなく、海外でのシェアも高く、会社の中で海外の方も多く働いている様子も見学させていただき、広く世界で展開するためには多様でグローバルな視点が必要だと感じました。

これまでGS科の校外学習会では企業見学は行われておらず、初めての試みでありましたが、大学卒業後の進路への視野を広げる良い機会となりました。シスメックス株式会社の皆様、ありがとうございました。

GS科お別れ会

2023年2月28日

卒業式に先んじて、多目的ホールでGS科のお別れ会を行いました。

生徒主体の運営で行われ、校長先生から話をしていただいた後、1年生から「クイズ」「リサーチプランの発表」、2年生からGS科伝統(?)の漫才の出し物があり、場を盛り上げてくれました。

36回生GS科の皆さんが北高で学んだことを活かして未来の科学技術分野をリードしてくれることを期待しています。

学校設定科目「GSⅠ」テーマ設定実習

令和5年2月4日(土)

GS科1年生の学校設定科目「GSⅠ」の授業を行いました。今回は、来年度から本格的に始まる課題研究のテーマを設定するための授業でした。冬休みに、自分自身が興味・関心のある研究テーマについて企画書を作成し、その中から選ばれた10テーマの研究について、代表者10名が発表しました。数学や物理、化学、生物などさまざまな分野の研究テーマがあり、聴き手の生徒はメモをとりながら、熱心に耳を傾けていました。

後半には10名の代表者が2会場に分かれ、個別に質疑応答する時間を設けました。興味のある研究テーマが多く、どの研究を行うべきか熟考していることもあり、活発に言葉を交わしていました。誰もが主体的に取り組むことができており、GS科として育成していきたいと考えている5つの力「気づく力」「繋ぐ力」「伝える力」「見通す力」「挑戦する力」が伸びていると実感できる時間となりました。

今後、2年生の課題研究班が決まり、春休みを利用して事前活動を行っていきます。

日本情報オリンピック第3回女性部門 優秀賞(金賞)受賞

2023年2月2日

GS科2年生の生徒が「日本情報オリンピック第3回女性部門(第3回 JOIG 2022/2023)」で
優秀賞(金賞)を受賞しました。金賞は第1位の成績の人に授与される賞です。
第3回 JOIG(=Japanese Olympiad in Informatics for Girls)の本選は1月に開催され、
第22回日本情報オリンピック一次予選を通過した136名によって競われました。
成績上位者は、この後、日本代表選手を決める JOIGの春季トレーニングに参加します。
代表に選抜されればスウェーデンで開催される「ヨーロッパ女子情報オリンピック」に派遣されることになります。日本代表を目指して、ぜひ頑張ってください!

GS科 第15回サイエンスフェアin兵庫

1月29日(日)

本校のGS科1, 2年生と物理部を合わせた約60名が、「第15回サイエンスフェアin兵庫」に参加しました。「サイエンスフェアin兵庫」は兵庫県内の高校が多数集う、兵庫県では最大級の科学イベントです。今年度は神戸ポートアイランドにある、神戸大学統合研究拠点と兵庫県立大学神戸情報科学キャンパス、甲南大学FIRSTの3会場での開催でした。
本校の発表は、口頭発表が2班、ポスター発表が5班ありました。3会場のさまざまな教室にて行われる他の学校の発表を見学したり、自分たちの発表に励んでいたり、充実した時間を過ごすことができました。発表の後には、質疑応答の時間が設けられており、意見交換を行っていました。
GS科1年生は、GS科の授業「GSⅠ」での探究活動をさらに発展させ、自分たちで考えたテーマをもとに進めた研究について発表しました。初めての発表でしたが、多くの他校生に聴いてもらい、質問を受け、いい経験になったと思います。
会場には大学生や企業、団体の方の発表ブースもあり、普段とは違い新鮮でした。1月最後の日曜日を、科学をテーマに企業の方や他校生と交流することができました。
運営スタッフのみなさん、ありがとうございました。

Malaya大学とのオンライン交流会(GS科2年生)

~本校 国際理解教育委員会主催~
令和5年1月25日(水)

GS科2年生がマレーシアのMalaya大学とZoomで交流会をもちました。本校生は英語または日本語で発表し、Malaya大学の学生は日本語で質問することで、相互に語学研修ができるように設定しました。あいにく宝塚市は雪のため駅からのバスが運休。学校は臨時休校となったため殆どの生徒は自宅からの参加となりました。最初にMalaya大学の紹介ビデオを鑑賞した後、本校生徒が発表を行いました。
・日本の紹介(日本語)
・宝塚市の紹介(日本語)
・課題研究「芯切が不要な和蝋燭についての研究」(英語)
・課題研究「黄金比と白銀比に注目した和算と西洋数学の違いについての研究」(英語)
各発表後、Malaya大学の学生からの質問(日本語)に生徒は回答していました。発表者は限られていましたが、事後のアンケートでは60%の生徒が次回は発表したいという結果がでていました。Malaya大学の学生さんと準備に携わっていただいたMalaya大学の担当者様、ありがとうございました。

学校設定科目「GSⅠ」大阪大学連携 プレゼンテーション実習

令和5年1月7日(土)

冬休み前に行った探究基礎実習のまとめとして、大阪大学理学部の教室を借りてプレゼンテーション実習を行いました。プレゼンテーションは審査の対象となり、代表1チームを決めます。
各チームが設定した課題に、「探究ウィーク」を活用して実験や議論を重ねて発表の準備に取り組みました。
先日の実習からお世話になっている大阪大学大学院理学研究科教授の久保孝史先生と舩橋靖博先生、さらに参観を希望された保護者の方々が見守るなか、全10チームがスライドを用いて発表しました。各チーム、発表後に質疑応答の時間が設けられ、チームのメンバーと協力しながら、一生懸命に励んでいました。
そして見事代表になったのは、「ダニエル電池を用いたファラデー定数の算出」チームでした。このチームはクラス代表として1月29日(日)の「サイエンスフェアin兵庫」で口頭発表を行います。
本実習のまとめとして久保先生、舩橋先生から今回の発表について講評、さらに今後の探究活動への助言もいただき、大変充実した時間を過ごすことができました。大阪大学の皆様、本当にお世話になりました。