GS科」カテゴリーアーカイブ

GS科・化学部  サイエンスフェアin兵庫 口頭発表

2024年1月21日

GS科1年の代表班と化学部1年生が、神戸大学統合研究拠点、甲南大学FIRSTなどを会場とした「サイエンスフェアin兵庫」で口頭発表を行いました。
この発表会は、県教育委員会が主催し県内SSH 16校を中心として、神戸大学や甲南大学、兵庫県立大学、神戸薬科大学、そして研究機関、団体からの参加も加えた、口頭やポスターでの盛大な発表会です。
GS科1年の発表は、昨年12月に授業「GSⅠ」の取り組みである「探究WEEK」で、電気分解に関する探究実験を実施し、それについて発表する「プレゼンテーション実習」にて最優秀に選ばれた4人の班が、代表して発表を行いました。探究や発表内容についてしっかりと考え抜いてきていたことから、外部での発表は初めてにも関わらず、自信をもって堂々と発表・質疑応答を行うことができました。また化学部は修学旅行で2年生がいない間に、1年生のみで準備し発表を行いました。これまで先輩に頼ることが多かった中、今回は1年生だけでやり遂げたことから、4月から先輩となる準備を進めることができました。

日本数学オリンピック(JMO)に向けて ~数学トレセンに参加~

令和5年12月16日(土)

日本数学オリンピック国内予選にエントリーしている5名のGS科生徒(2年生4名、1年生1名)が数学トレセンに参加しました。このトレセンは神戸大学附属中等教育学校が主催している勉強会です。講師の先生から数学で生物学を紐解くという講義や、数オリ国内予選や本選の体験談を聴講することができました。また、問題演習も行い、その解法について他校生と班別協議を行うこともできました。参加した5名の生徒は来年1月の第34回 日本数学オリンピック(JMO)予選に出場予定です。最後になりましたが今回の数トレを企画してくださった神戸大学附属中等教育学校の先生方、ありがとうございました。

国際理解教育 大阪大学留学生授業見学(グローバルサイエンス科・演劇科)

令和5年11月21日(火)

大阪大学留学生3名・引率者1名が来校され、以下の授業を見学されました。

5限:2年7組 グローバルサイエンス科 学校設定科目「GSⅡ」
6限:1年8組 演劇科         学校設定科目「伝統芸能」

GSⅡの授業では、生徒は物理・化学・生物・パソコンの各教室に分かれて、それぞれの課題研究に取り組んでおり、留学生の質問に英語で答えました。また、伝統芸能の授業では、留学生も狂言の稽古に参加しました。授業以外では食堂での昼食や放課後の清掃・部活動の見学を通して、多くの生徒と交流されました。


GS科2年 課題研究 電池班 2023年度電気化学会関西支部 高校生チャレンジ ポスター発表

2023年12月9日(土)

神戸大学百年記念館で開催された電気化学会関西支部高校生チャレンジで、GS科2年の課題研究電池班がポスター発表を行いました。
本発表会は、関西の電気化学に関わる研究に従事する大学生や大学院生の発表会の一部門に高校生が参加して発表するというもので、電気化学の最先端の発表に混ざり果敢に堂々と発表しました。
電池班では、「マグネシウム電池の全固体化およびその性能」という題目で、ダニエル型電池の電極に高活性なマグネシウムを採用し、電解液を天然由来の増粘剤で固形化した、環境に配慮した電池について研究を行っており、研究は道半ばながらその作成方法や性能について発表しました。大学院生や大学の先生からご助言を頂いたり、2021年度電気化学会会長、現大阪大学工学研究科長の桑畑先生からも激励のお言葉を直接頂くなど、研究に対しての指針を得たり、意欲を駆り立てられたりと、非常に貴重な時間を過ごすことができました。最初は初めての外部発表ということもあり緊張や不安が見られましたが、時間の経過とともに落ち着き、ご助言に対しても一言も漏らさないようにと必死に聞き入り、その後に班員どうしで議論し合うなど、大学生、大学院生に負けずとも劣らない研究者スピリッツを示してくれました。今後の研究の指針も明らかとなり、有意義な時間となりました。お忙しい中運営に携わってくださった、大学、高専の先生方お世話になりありがとうございました。

高校生・私の科学研究発表会 at 神戸大学

2023年11月23日

GS科2年生の課題研究班6班が、神戸大学で開催された高校生・私の科学研究発表会(神戸大学サイエンスショップ・兵庫県生物学会 主催)に参加してきました。
県内県外の高校併せて口頭発表20件、ポスター発表40件の参加があり、大きな大会になりました。ポスターセッションや口頭発表では神戸大学の先生や他校の先生から貴重なアドバイスを頂くことができました。また、ポスターセッションでは高校生同士の議論を活発に行うことができ、有意義な発表会となりました。

2023年度日本動物学会近畿支部主催高校生ポスター研究発表会に参加しました

令和5年11月18日(土)

2023年度日本動物学会近畿支部主催高校生ポスター研究発表会が大阪大学で開催され、本校からはGS科2年生6名および生物部7名が参加しました。2年GS科の2チームは課題研究の成果を、生物部の2チームは部活動での成果をそれぞれポスターにまとめ、動物の研究をされている専門家に対して発表および質疑応答を行いました。
どの団体も非常にレベルが高く、勉強になるような内容のものばかりでした。その中で、本校生物部の「カワムツの攻撃行動を引き起こす鍵刺激とは何か」が優秀賞を受賞しました。他のチームも受賞には至りませんでしたが、立派に発表することができ、専門家の先生からも高評価を頂くことができました。今回の発表会を通じて議論を深めることができ、良い経験となりました。今後の研究活動に活かしていきたいと思います。


「GSⅡ」課題研究中間報告会

令和5年11月14日

GS科2年生の課題研究の中間報告会を本校多目的室で実施しました。2限にリハーサルを行い、3限はGS科1年生が参観、4限はディスカッションや相互評価を行いました。
5、6限からは次の3名の助言者の方から、現在の進捗状況と今後に向けてのアドバイスをいただきました。
京都大学理学研究科 名誉教授 馬場 正昭 先生
甲南大学理工学部物理学科 教授 山本 常夏 先生
兵庫県立人と自然の博物館 研究グループ長 高橋 鉄美 先生
助言者の先生方、非常に貴重なご意見ありがとうございました。

数学・理科甲子園に出場しました

令和5年10月28日(土)

甲南大学・岡本キャンパスで行われた「数学・理科甲子園2023」に本校を代表してGS科2年生6名が出場しました。
兵庫県内61校のチームが一堂に会し、数学・理科分野の問題について個人戦および団体戦で行われる予選に臨みました。本校チームは予選(筆記)を8位で上位15位に入り、通過し、見事に本選進出を果たしました!
本選(実技)は数学分野からの出題で、解答に至る過程が複数あり、いかに早く最適な過程に気づき、チーム内で協働できるかが重要になる様な問題でした。この問題でのミスが響き、残念ながら決勝進出の4校には選ばれませんでしたが、最後まで諦めずに協働的に競技に取り組む姿勢は立派でした。
また、1年生5名が運営スタッフとして大会を陰で支えてくれました。選手として頑張った2年生、スタッフとして頑張った1年生、すべての皆さんの健闘を称えたいと思います。

学校設定科目「GSⅠ」 探究基礎実習

令和5年11月25日(土)

GS科1年生の学校設定科目「GSⅠ」の授業を行いました。今回の授業は化学室にて生化学に関わる探究でした。GS科1年生は2年生から生物の授業が始まるため、未知の分野に対して班員で協働しながら取り組みました。仮説を立てながら予備実験を行い、反応に最適な要因を探りました。最後は10分間で、どれだけ反応を進ませることができるかコンテストを行いました。多くの班が、実験の適条件を作り出すことができていました。GS科1年生は、このように探究基礎実習を繰り返しながら、「気づく力」「繋ぐ力」「伝える力」「見通す力」「挑戦する力」の5つの力を伸ばしていきます。

高大連携課題研究合同発表会 at 京都大学

2023年11月3日

GS科2年生の課題研究班3班が京都大学で開催された課題研究合同発表会(兵庫県教育委員会主催)に参加してきました。
兵庫県内15校から125名の参加があり、発表ポスターも30枚近くあり大きな大会になりました。本校は「テトレーションに対する逆数和とその超越性について」「交替性転向反応の要因を探る」「大根のしみこみやすさの条件」に関する発表を行いました。ポスターセッションでは京都大学の先生や大学院生の方々から貴重なアドバイスを頂くことができました。大会の企画運営を担当してくださった加古川東高校の皆様、ありがとうございました。