GS科」カテゴリーアーカイブ

高大連携課題研究合同発表会 at 京都大学

2022年11月3日

GS科2年生の課題研究班2班が京都大学で開催された課題研究合同発表会(兵庫県教育委員会主催)に参加してきました。
兵庫県内15校から125名の参加があり、発表ポスターも30枚近くあり大きな大会になりました。本校は「和蝋燭の芯切り」と「硝酸銅水溶液を電気分解したときにに生じた緑色の液体」に関する発表を行いました。ポスターセッションでは京都大学の先生や大学院生の方々から貴重なアドバイスを頂くことができました。大会の企画運営を担当してくださった加古川東高校の皆様、ありがとうございました。

学校設定科目「GSⅠ」 SF・ファンタジーを科学する

令和4年11月2日(水)

GS科1年生の学校設定科目「GSⅠ」の授業を行いました。今回はSFやファンタジー等のフィクションのお話を科学的に考察し、発表しました。最近では、アニメにアイディアを得て、さまざまな現場で活躍しているものが身近なところにあふれています。そこで、事前にSFやファンタジーを科学的に検証し、どうすれば実現可能かを考え、レポートを作成しました。そのレポートを用いてクラスで発表し、質疑応答を通して、楽しんで共有していました。

数学・理科甲子園に出場しました

令和4年10月29日(土)

甲南大学・岡本キャンパスで行われた「数学・理科甲子園2022」に本校を代表してGS科2年生6名が出場しました。
兵庫県内55校のチームが一堂に会し、数学・理科分野の問題について個人戦および団体戦で行われる予選に臨みました。まずは、予選で上位13校に入り本選進出を目指します。本校チームは予選(筆記)を2位で通過し、本選進出を果たしました!
本選(実技)は数学分野の問題でしたが、解答に至る過程が複数あり、いかにはやく最適な過程に気づき、チーム内で協働できるかが重要になります。残念ながら決勝進出の4校には選ばれず、本選後に決勝(実技)で出題されていた理科分野の問題をみて、とても悔しそうでした。
予選(筆記)で2位という結果だったことや最後まで諦めずに競技に取り組んだ彼らの健闘を称えたいと思います。

五国SSH連携プログラム 「データサイエンスコンテスト決勝進出」

令和4年10月23日(日)

本校を含む兵庫県内のスーパーサイエンスハイスクールが連携して「五国SSH連携プログラム」という科学プログラムを実施しています。今回、GS科1年生8名が参加したのは姫路西高校が企画した「データサイエンスコンテスト」というプログラムです。
台湾とオーストラリアと日本の高校生が2名ずつ計6名のチームをつくり、7月から協働活動を続けてきました。ネット上のさまざまなデータを分析し、旅行者のニーズに応えた日本国内の旅行プランを作成し、英語でプレゼンをするプログラムです。
9月に旅行プランを提出し、22チームの中から5チームが決勝に進みました。本校の生徒も2チーム(4名)が決勝に進出し、10月23日(日)、コンテストの決勝会場である兵庫県立大学社会情報科学部キャンパスに行きました。
決勝当日の会場でもプレゼンの練習を熱心にしており、緊張した雰囲気の中で、オンラインでの決勝プレゼンをやり遂げました。結果は、3位と5位入賞でした。プレゼンまでの期間、テレビ会議を繰り返し、海外の高校生と協働活動をしたり、決勝プレゼンの際、英語での質問に一生懸命答えていたり、大いに健闘していました。素敵な賞状と賞品もいただきました。よく頑張りました!

学校設定科目「GSⅠ」 GSⅠ甲子園2022

令和4年10月22日(土)

GS科1年生の学校設定科目「GSⅠ」の授業を行いました。今回は「GSⅠ甲子園2022」と銘打った競技性のある授業です。クラスを7班に分け、前半は数学や理科の問題を個人で解いたり、班全員で考えて解答したり、後半は科学工作による実技競技をしました。
この「GSⅠ甲子園」は兵庫県で毎年開催される「数学・理科甲子園」を模した内容にしており、次週開催予定の「数学・理科甲子園2022」に出場する2年生チームも特別参加しました。GS科の卒業生2名も参加し、協力してもらいました。授業後には2年生チームと卒業生の間で「数学・理科甲子園」に向けて、いろいろと情報交換をしました。このように本校GS科では、上級生や下級生あるいは卒業生との縦のつながりも大切にしています。
本授業で行った各競技では、点数をつけることとしており、成績・評価が良かった班は、表彰式でメダルや優勝カップをもらっていました。難問にも、班で協力して取り組んでおり、大変盛り上がっていました。また、今回は公開授業でした。1年生の保護者の方々にも多数ご来校いただき、授業を参観していただきました。ありがとうございました。

学校設定科目「GSⅠ」 探究基礎実習

令和4年10月1日(土)

1年生GS科の生徒を対象に、データ解析実習を行いました。今回は、地震の波形データをもとにグループで探究活動を行い、プレゼンをするという内容でした。探究活動では、図書室の書籍やインターネットから情報収集を行ったり、タブレットや電卓で波形データを解析したりしていました。また、波形データにある数値や単位から仮説を立てたり、プレゼンする内容をホワイトボードにまとめたりしました。最後に、まとめた内容をグループごとに発表しました。発表内容はグループごとに異なり、地震の波形データから震央や震源の位置を求めたり、地盤の固さを推測したり、他の地震と比較したりするなど多岐にわたって探究していました。最初は何のデータなのか慎重に話し合う状況から始まった探究活動が、次第に方向性を持った活動に変わっていく様子が印象的でした。今回、グループのメンバーとコミュニケーションをとり、試行錯誤しながら活動しており、今後の課題研究につながる力が身についたのではないかと思います。

日本植物学会第86回大会高校生研究ポスター発表に参加しました

令和4年9月17日(土)

本校GS科2年生5名が日本植物学会第86回大会高校生研究ポスター発表に参加しました。今年度は対面形式で京都府立大学での開催となりました。2年GS科の2チームは課題研究の成果をポスターにまとめ、大学の先生や研究者の方に発表を行い、質疑応答も行いました。また、今回はフラッシュトークという初の試みにも参加し、専門家の方に対し、口頭発表も行いました。大変緊張しましたが、議論を深めることができ、良い経験となりました。今後の研究活動に活かしていきたいと思います。

学校設定科目「GSⅠ」 オープン講座フィールド実習

令和4年9月10日(土)

SSHオープン講座「フィールド実習」を行い、丹波竜にかかわる場所を巡りました。参加者は1年生GS科と2年生の希望者2名です。講師として兵庫県立大学特任教授(兵庫県立人と自然の博物館研究員)の田中公教先生に来ていただきました。今回、丹波市山南町にある丹波竜の里公園と化石工房ちーたんの館、川代公園を巡検しました。

丹波竜の里公園では、篠山川に降り、特別に発掘現場で解説していただきました。篠山層群の地層の目前で田中先生から講義をしていただき、とても貴重な時間でした。少し移動したところにある化石工房ちーたんの館では、原寸大の丹波竜の復元骨格やカエルの全身骨格、恐竜の卵の化石などの標本を前にして、施設の方に講義していただきました。

本実習は、3年ぶりに実施することができた実習でした。実際に地層や化石を見ながら、研究者の方と交流させていただき、学びを深めることができました。また、率先して岩石を見ていたり、研究者の方に質問をしていたりするなど、地学や生物にさらなる興味・関心を抱く良い機会となりました。

五国SSH連携プログラム「プラネタリウム解説コンテンツをつくり、星空の感動をつたえよう」

令和4年8月27日

本校を含む兵庫県内のスーパーサイエンスハイスクール指定校が連携して「五国SSH連携プログラム」という科学プログラムを実施しています。今回は、その「五国SSH連携プログラム」のひとつで、明石北高校が主催し、明石市立天文科学館との共同により実施されました。今回の「プラネタリウム解説コンテンツをつくり、星空の感動をつたえよう」というプログラムにはGS科の1年生3名が参加しました。
下記の日程で行われた本プログラムですが、県下の高校生が約50名参加しており、各日、さまざまな体験をさせていただき、有意義な時間を過ごすことができました。

(1)8月2日(火)               事前のプラネタリウム投影見学 @明石市立天文科学館
(2)8月9日(火)               オンライン講座・交流会 @本校
(3)8月22日(月)             グループでプラネタリウム解説準備・練習 @明石市立天文科学館
.           (その後、希望者のみ天体観測会)
(4)8月27日(土)             来館者の前で発表 @明石市立天文科学館

厳しい暑さのなか、解説コンテンツを作成・発表するために数日に分けて、明石市立天文科学館へ行きました。初回はドームで星空の見学をし、2回目はZoomを用いて、オンライン講座や他校の参加者との交流を行いました。交流する際、解説したい星空の季節を選び、季節ごとにグループを分けました。3回目は他校の参加者と発表に向けて打ち合わせ、実際にドームで星空を投影しながらリハーサルさせていただきました。その後、希望者に対して天体観測会が行われ、さまざまな望遠鏡を使いながら、夏の夜空を眺めました。最終日となる4回目は当日来館された方に向けて,ドームにて星空を解説しました。高校生ならではの視点で星空を解説しており、ユーモアがあり、来館者の方々に楽しんでいただけたと思います。

五国SSH連携プログラム「高校生リサーチプラン研修会」

令和4年8月27日(土)

本校にて、五国SSH連携プログラム「高校生リサーチプラン研修会」を実施しました。
大学や博物館から3名の先生に来校していただき、他校からの参加者と一緒に、研究する上で大切なリサーチプランについて学びを深めました。

午前中は、自分たちがいま取り組んでいる研究についてパネルディスカッションを行いました。そして、甲南大学フロンティアサイエンス学部教授 甲元一也先生に講師として「リサーチプランとは何か」について講義していただきました。また、京都大学大学院理学研究科名誉教授 馬場正昭先生と兵庫県立人と自然の博物館研究員 鈴木武先生にも来校していただき、さまざまな場面でご指導、ご助言いただきました。午後は、午前のことを踏まえて、先生方や先輩方からアドバイスをいただいたり、他校の高校生と意見交換したりしながら、自分たちの研究テーマについてリサーチプランを改善し、今後の課題を発表しました。

研修会日程
実習Ⅰ「リサーチプランの発表」
講義 「仮説の立て方に重点をおいたリサーチプランの立案」  講師:甲元先生
実習Ⅱ「リサーチプランの改善」
実習Ⅲ「改善策の発表」
講評・振り返り