SSH」カテゴリーアーカイブ

9th Science conference in Hyogo

令和5年7月16日

県内のSSH校が集まって、探究活動の成果を英語のポスターにまとめ、英語によるポスターセッションを行いました。会場は神戸大学百年記念ホールです。本校からは3年生2人が「Development of Japanese candles that do not require wick cutting(芯切り不要な和蝋燭の開発)」を発表しました。本校のパネルには他校の多数の聴衆が集まり、お互いに英語で質疑応答を行っていました。運営を担当して頂いた神戸高校の皆様、ありがとうございました。

GS科課題研究発表会

令和5年6月18日(日)

GS科の3年生による「課題研究発表会」を兵庫県立人と自然の博物館ホロンピアホールで実施しました。GS科では1年生の時に、自分たちでテーマを設定し、2年生から本格的に研究を開始し、3年生の6月にその成果を発表します。各研究班はステージでの口頭発表(英語によるアブアストラクトの発表を含む)とホワイエでのポスターセッションを行いました。
次の方々に審査員として来場していただきました。

口頭発表審審査
・大阪大学理学研究科 教授 久保 孝史 先生
・兵庫県立大学減災復興政策研究科 教授 馬場美智子先生
・関西学院大学工学部 教授 山本 倫也 先生
・神戸大学大学院理学研究科准 教授 佐倉 緑 先生
・兵庫県立人と自然の博物館 研究員 鈴木 武 先生
ポスター審査
・京都大学理学研究科 名誉教授 馬場 正昭 先生
・甲南大学理工学部 教授 山本 常夏 先生
・神戸女子大学文学部 特任教授 宮垣 覚 先生
さらに、本校生の保護者、卒業生6名、本校教員が審査を行いました。

発表テーマは次の通りです。
・安定性の高いジャイロ2輪車の製作
・ダイラタンシー流体の剪断増粘性による周期的な応力の検証
・尾翼の形状と迎え角の関係
・黄金比と白銀比の考えを用いた西洋数学に対する和算の利点
・「碁石拾い」の解法数を算出できるプログラムの作成
・竹林の拡大と地理的要因の関連性
・アスファルトへの遮熱性舗装と白い塗装の性質の違いと最適な舗装方法の検討
・ヤドカリの交替性転向反応
・障害物に接した時に植物が見せる挙動
・植物の再生後の変化に関する研究
・ホウレンソウ葉表面の白色顆粒の生成過程および虫に与える影響
・芯切り不要な和蝋燭の開発
・硝酸銅(Ⅱ)水溶液が電気分解で緑色に変化した理由を探る
3年生はこの後、研究内容を論文にまとめ、様々な科学コンクールに応募していく予定です。
審査に来ていただいた方々に厚くお礼申し上げます。

学校設定科目「GSⅠ」 探究基礎実習Ⅰ

令和5年5月27日(土)

GS科1年生全員を対象に、「探究基礎実習Ⅰ」を実施しました。京都教育大学村上忠幸先生、亀田直記先生による講義と実習を行いました。事前に行った「マルチプル・インテリジェンス チェックシート」をもとに構成された4人のグループに分かれ、身近な現象を題材とした問いに対し実験・考察を行いました。
約2時間の実習でしたが、グループで議論と試行錯誤を繰り返しながら、充実した探究の時間となりました。実習後は、「デボノの帽子」を活用した振り返りを行いました。グループのメンバー同士で、6色ある「デボノの帽子」の色を用いた省察を通して、さまざまな考え方を知り、共有していました。また、京都教育大学から学生1名もTAとして指導していただきました。ありがとうございました。
学校設定科目「GSⅠ」では、答えのない課題に立ち向かうために、考える過程や協働的な活動を大事にした探究基礎実習を取り入れています。今後も、「気づく力」「繋ぐ力」「伝える力」「見通す力」「挑戦する力」を高めていきます。

GS科オリエンテーション&自由研究発表会(1年生)

2023年4月15日(土)

GS科1年生対象にオリエンテーションと自由研究発表会が行われました。オリエンテーションでは、GS科および学校設定科目「GSⅠ」についての説明を聞き、ラボノートが配布されました。自由研究発表会では班別に分かれ、過去に行った自由研究について発表を行いました。初めての発表に緊張しながらも活発な質疑応答が出来ており、よい雰囲気で「GSⅠ」をスタートさせることができました。

GS科 春の校外学習(新2年生)

2023年4月1日(土)

GS科新2年生が大阪府熊取町の京都大学複合原子力科学研究所へ校外学習に行ってきました。内容は研究用原子炉(KUR)とイノベーションリサーチラボラトリ(150 MeV FFAG シンクロトロン)の見学でした。広い構内の桜は満開で、新年度の始まりとして、いい一日でした。

37回生2年 大阪大学工学部の研究室を訪問しました

2023年3月24日(金)

37回生の希望者20名で、大阪大学工学部電子情報工学科にある森研究室を訪問しました。
電子情報工学科で学べることや研究室でされている研究についてもお話いただき、その後、研究室にある設備を見学しました。設備の説明や研究内容についてより具体的に説明していただきました。
そして、大学院生の方々と交流会を行い、研究や大学生活、受験についていろいろお話を聞かせていただきました。実際に大学へ来て、先生方や院生の皆さんと直接お話出来たことは本当に有意義な時間となりました。進路実現に向けて、より具体的に取り組んでいきたいと思います。
今回、対応してくださいました森勇介教授、今西正幸准教授をはじめとする皆さん、本当にありがとうございました。

GS科2年生 シスメックス株式会社(Sysmex)訪問

2023年3月3日(金)

GS科2年生がシスメックス株式会社(Sysmex)へ企業見学に行きました。初めにシスメックスの概要説明をしていただき、その後、会社内を見学させていただきました。最後に、がんゲノム医療のことについて講義をしていただきました。

国内だけでなく、海外でのシェアも高く、会社の中で海外の方も多く働いている様子も見学させていただき、広く世界で展開するためには多様でグローバルな視点が必要だと感じました。

これまでGS科の校外学習会では企業見学は行われておらず、初めての試みでありましたが、大学卒業後の進路への視野を広げる良い機会となりました。シスメックス株式会社の皆様、ありがとうございました。

SSH事業 「GSⅠ」 核エネルギー特別講義

令和4年12月16日(金)

京都大学複合原子力科学研究所 准教授の高宮幸一先生を講師にお招きし、GS科1年生を対象として、特別講義を行いました。講義内容は、核エネルギーに関することで、「核反応のしくみ」「放射線について」「広島に投下された原子爆弾」の3テーマについて行われました。
GS科1年生だけでなく、参加を希望した他学科、他学年の生徒も受講していました。生徒にとっては、昨今の世界情勢も相まって、興味・関心が高いテーマであり、熱心に話を聴いていました。講義後は質疑応答の時間があり、積極的に質問する生徒たち一人ひとりに、丁寧に答えてくださいました。高宮先生、お忙しい中、ありがとうございました。

GS科2年生「課題研究中間報告会」

令和4年11月15日

GS科2年生の課題研究の中間報告会を本校多目的室で実施しました。3限にリハーサルと相互評価を行い、4限はGS科1年生が参観しました。5、6限からは次の3名の助言者の方から、現在の進捗状況と今後に向けてのアドバイスをいただきました。
京都大学理学研究科 名誉教授 馬場 正昭 先生
甲南大学理工学部物理学科 教授 山本 常夏 先生
兵庫県立人と自然の博物館 研究グループ長 高橋 鉄美 先生
助言の先生方、お忙しい中、ありがとうございました。

2022年 五国SSH連携プログラム「数学トレセン」

2022年11月13日(日)

兵庫県内のSSH指定校と教育委員会が連携した「五国連携プログラム」の「数学トレセン」に本校GS科1年生2名が参加しました。内容は数学オリンピックに向けての大学の先生の講義と問題演習でした。今回の企画を担当して下さった神戸大学附属中等教育学校の皆様、ありがとうございました。