SSH」カテゴリーアーカイブ

SSH講演会「サイエンスと演劇のかかわり」平田オリザ氏

2024年3月5日(火)

SSH事業の一環として、劇作家、演出家の平田オリザ先生に本校生を対象に「サイエンスと演劇のかかわり」の演題で講演をしていただきました。
平田先生は2021年4月から、兵庫県豊岡市の芸術文化観光専門職大学の学長としてもご活躍されています。先生が主催されたロボット演劇の内容から始まり、コミュニケーション能力や文化の多様性まで、SSH校の生徒の興味関心を深める内容でした。講演の最後にはたくさんの生徒から質問がありました。
平田先生、本日はご多忙のところ、ご講演いただきありがとうございました。

 
 

五国SSH連携「リサーチプラン研修会」

2024年1月27日

兵庫県内のSSH指定校が連携して、各校が研修会や実習・実験講座を企画しています。本校は毎年、リサーチプラン作成に関わる研修会を実施しています。研究活動を進めていく上で、まず、最初に考えなければならないことはリサーチプランの立案です。今回は1年生を対象とした「これから研究活動を始める人達のためのリサーチプラン研修会」を本校で開催しました。講師には甲南大学フロンティアサイエンス学部教授の甲元一也先生をお招きしました。実習Ⅰでは各自が事前に作成したリサーチプランを班内で発表した後、質疑応答を行いました。その後、甲元先生の講義「仮説の立て方に重点をおいたリサーチプランの立案」を聴講し、午後の実習Ⅱでは作成したリサーチプランの練り直しと班別協議を行い、実習Ⅲで各班の代表者が全体会で成果を発表しました。今回の参加者は、啓明学院、東播磨高校、姫路西高校、本校化学部、本校GS科生徒の合計54名でした。
この研修会が、参加者みなさんの今後の研究活動に少しでも役立ってくれたら嬉しいです。

GS科 学校設定科目「GSⅠ」~論文の読み方・データの解析法~

令和6年1月20日(土)

GS科1年生の学校設定科目「GSⅠ」で、論文の読み方とデータの解析法の授業を行いました。兵庫県立人と自然の博物館から中濱直之研究員と京極大助研究員を講師にお招きしました。それぞれの講義後、生徒からたくさん質問がありましたが、両先生から丁寧な応答を頂き、参加者全員で共有でき、深い学びができました。GS科1年生は、この3学期にリサーチプランを作成し、2年生から始まる課題研究のテーマを決定します。今回の講義は、それに向けてとても役立つものとなりました。休日にもかかわらず、講義に来ていただいた先生方、ありがとうございました。

GS科・化学部  サイエンスフェアin兵庫 口頭発表

2024年1月21日

GS科1年の代表班と化学部1年生が、神戸大学統合研究拠点、甲南大学FIRSTなどを会場とした「サイエンスフェアin兵庫」で口頭発表を行いました。
この発表会は、県教育委員会が主催し県内SSH 16校を中心として、神戸大学や甲南大学、兵庫県立大学、神戸薬科大学、そして研究機関、団体からの参加も加えた、口頭やポスターでの盛大な発表会です。
GS科1年の発表は、昨年12月に授業「GSⅠ」の取り組みである「探究WEEK」で、電気分解に関する探究実験を実施し、それについて発表する「プレゼンテーション実習」にて最優秀に選ばれた4人の班が、代表して発表を行いました。探究や発表内容についてしっかりと考え抜いてきていたことから、外部での発表は初めてにも関わらず、自信をもって堂々と発表・質疑応答を行うことができました。また化学部は修学旅行で2年生がいない間に、1年生のみで準備し発表を行いました。これまで先輩に頼ることが多かった中、今回は1年生だけでやり遂げたことから、4月から先輩となる準備を進めることができました。

日本数学オリンピック(JMO)に向けて ~数学トレセンに参加~

令和5年12月16日(土)

日本数学オリンピック国内予選にエントリーしている5名のGS科生徒(2年生4名、1年生1名)が数学トレセンに参加しました。このトレセンは神戸大学附属中等教育学校が主催している勉強会です。講師の先生から数学で生物学を紐解くという講義や、数オリ国内予選や本選の体験談を聴講することができました。また、問題演習も行い、その解法について他校生と班別協議を行うこともできました。参加した5名の生徒は来年1月の第34回 日本数学オリンピック(JMO)予選に出場予定です。最後になりましたが今回の数トレを企画してくださった神戸大学附属中等教育学校の先生方、ありがとうございました。

生物部・化学部 近畿地区高等学校 自然科学部合同発表会 ポスター発表 優秀賞W受賞!!

2023年12月17日

自然科学系部活動の近畿合同発表会がバンドー神戸青少年科学館で開催され、本校からは生物部と化学部が参加しました。本会は数年に一度の開催となる近畿総合文化祭の代替発表会で、県総合文化祭で優秀と認められた団体が推薦されて出場するもので、鳥取県からの参加も含め、近畿地区各県代表19校25団体が集いポスターセッションを繰り広げました。
生物部は「カワムツの攻撃行動における鍵刺激の探索」、化学部は「イチゴによるアルミニウムの溶解」をテーマにポスター発表を行い、内容が優秀であった5団体に贈られる優秀賞をどちらの部も受賞し、宝塚北高校がW受賞の快挙を達成しました。
本校の発表者らは、日ごろの鍛錬により緊張することもなく、他府県の高校生や先生方を前に、楽しく堂々と発表し、質疑にも的確に応答しました。発表をしていない時間は他団体の発表を聴き、質疑にも参加しました。他府県の発表はまた違った雰囲気があったり、目新しいテーマがあったりと、県を越えての発表会の面白さを感じるとともに、交流も楽しみ、有意義な時間を過ごすことができました。

  

GS科2年 課題研究 電池班 2023年度電気化学会関西支部 高校生チャレンジ ポスター発表

2023年12月9日(土)

神戸大学百年記念館で開催された電気化学会関西支部高校生チャレンジで、GS科2年の課題研究電池班がポスター発表を行いました。
本発表会は、関西の電気化学に関わる研究に従事する大学生や大学院生の発表会の一部門に高校生が参加して発表するというもので、電気化学の最先端の発表に混ざり果敢に堂々と発表しました。
電池班では、「マグネシウム電池の全固体化およびその性能」という題目で、ダニエル型電池の電極に高活性なマグネシウムを採用し、電解液を天然由来の増粘剤で固形化した、環境に配慮した電池について研究を行っており、研究は道半ばながらその作成方法や性能について発表しました。大学院生や大学の先生からご助言を頂いたり、2021年度電気化学会会長、現大阪大学工学研究科長の桑畑先生からも激励のお言葉を直接頂くなど、研究に対しての指針を得たり、意欲を駆り立てられたりと、非常に貴重な時間を過ごすことができました。最初は初めての外部発表ということもあり緊張や不安が見られましたが、時間の経過とともに落ち着き、ご助言に対しても一言も漏らさないようにと必死に聞き入り、その後に班員どうしで議論し合うなど、大学生、大学院生に負けずとも劣らない研究者スピリッツを示してくれました。今後の研究の指針も明らかとなり、有意義な時間となりました。お忙しい中運営に携わってくださった、大学、高専の先生方お世話になりありがとうございました。

高校生・私の科学研究発表会 at 神戸大学

2023年11月23日

GS科2年生の課題研究班6班が、神戸大学で開催された高校生・私の科学研究発表会(神戸大学サイエンスショップ・兵庫県生物学会 主催)に参加してきました。
県内県外の高校併せて口頭発表20件、ポスター発表40件の参加があり、大きな大会になりました。ポスターセッションや口頭発表では神戸大学の先生や他校の先生から貴重なアドバイスを頂くことができました。また、ポスターセッションでは高校生同士の議論を活発に行うことができ、有意義な発表会となりました。

2023年度日本動物学会近畿支部主催高校生ポスター研究発表会に参加しました

令和5年11月18日(土)

2023年度日本動物学会近畿支部主催高校生ポスター研究発表会が大阪大学で開催され、本校からはGS科2年生6名および生物部7名が参加しました。2年GS科の2チームは課題研究の成果を、生物部の2チームは部活動での成果をそれぞれポスターにまとめ、動物の研究をされている専門家に対して発表および質疑応答を行いました。
どの団体も非常にレベルが高く、勉強になるような内容のものばかりでした。その中で、本校生物部の「カワムツの攻撃行動を引き起こす鍵刺激とは何か」が優秀賞を受賞しました。他のチームも受賞には至りませんでしたが、立派に発表することができ、専門家の先生からも高評価を頂くことができました。今回の発表会を通じて議論を深めることができ、良い経験となりました。今後の研究活動に活かしていきたいと思います。


「GSⅡ」課題研究中間報告会

令和5年11月14日

GS科2年生の課題研究の中間報告会を本校多目的室で実施しました。2限にリハーサルを行い、3限はGS科1年生が参観、4限はディスカッションや相互評価を行いました。
5、6限からは次の3名の助言者の方から、現在の進捗状況と今後に向けてのアドバイスをいただきました。
京都大学理学研究科 名誉教授 馬場 正昭 先生
甲南大学理工学部物理学科 教授 山本 常夏 先生
兵庫県立人と自然の博物館 研究グループ長 高橋 鉄美 先生
助言者の先生方、非常に貴重なご意見ありがとうございました。