投稿者「広報 宝北高」のアーカイブ

化学部 日本金属学会学会誌「まてりあ」に論文が掲載されました

2024年7月1日

化学部の研究論文「イチゴによるアルミニウムの溶解(2)」が日本金属学会学会誌「まてりあ」のスポットライトに掲載されました。
本研究では、昨年度秋に開催された日本金属学会高校生ポスターセッションにて「日本金属学会学会長賞」を受賞し、今回それを受けて論文投稿の依頼があったものです。論文となると発表スライドやポスターとは異なり、より学術的に正確で詳細な記述が求められます。今回論文の掲載を判断するレフェリーの先生の査読を受け、初稿を投稿してからも3回の書き直しの上やっと受理され、「まてりあ」の7月号に掲載されました。この査読での指摘への対応は大変なものでしたが、よりいっそう研究への理解が深まり、学術的な知識もつき非常に貴重な経験となりました。自分たちがやってきた研究が公式な記録として残り続けることに喜びを感じるものでもありました。

  
まてりあ,63(7),499-501(2024)

放送部 夏の活動報告 2. エフエム宝塚の番組 「RADIO GROOVE」 の収録

8月16日

エフエム宝塚さんで、市内の中高生が作る番組「RADIO GROOVE」の収録に行ってきました。今回は1年生部員4名がDJ・ディレクター・ミキサーに初挑戦。
収録までに、清荒神にある素敵なカフェ・ダイ二ングを取材したり、学校の調理実習室で夏野菜カレーを作ったりと、暑い熱い準備をして臨みました。校内での昼放送とは桁違いの本格的ラジオ番組さと、それに伴う緊張で、さらに汗をかきましたが、何とか録り終えました。
オンエアは8/18と25(再放送)の日曜日の13:00からです。

放送部 夏の活動報告 1. 今年も丸山湿原群でのサギソウ開花数調査に参加

8月10日

昨年に続き今年もサギソウを数えに行ってきました。今回は「宝塚エコ講座」との同時開催とのことで、宝塚市が現地までのマイクロバスを用意されていて、それに便乗して快適に往復できました(丸山湿原群への行き帰りは、いつも保全の会の会員さんに甘えたり、本数の少ないバスと歩きだったりでたいへん!!)。

第1湿原を9ブロックに分け、グルーブ(5~6名)ごとにそれぞれ目視で数えて平均を取り、さらに全グループの平均を取って、開花数を算出。可憐なサギソウは、今年もまずまず例年並みの数が咲いていました。ただ保全の会の方によると小さく弱い感じは否めないとか。あと雨が降らないことが、湿原保持の上でも心配と。
ご高齢の方から虫好き少年まで、幅広い世代の方が参加していました。高校生の参加も喜んでいただけて何よりでした。

国際理解教育委員会オーストラリア語学研修

令和6年7月29日(月)~8月8日(木)

本校はオーストラリアのパースとマレーシアに姉妹校があり、隔年に相互訪問を実施してきました。新型コロナウイルスの流行による中断の後、令和6年度の再開に向けて準備してきましたが、パースの姉妹校の都合により急遽中止となってしまいました。そこで、今年度に限り、シドニーの高等学校で語学研修を実施する運びとなりました。
1学期初日から参加希望者を募集したところ、定員20名に対して50名の応募があり、選考試験を実施しました。その後、週1回の事前研修を経て当日を迎えました。
生徒は2人1組でホームステイをしながら、Forest High Schoolに通いました。現地校ではバディと一緒に授業を受け、シェークスピアなどの特別なワークショップにも参加しました。また、公立学校に入るための英語を学ぶ学校や、地元の小学校にも出向き、最終日にはアボリジニ文化も体験しました。
生徒達はAussieのマシンガントークを物ともせず、すぐに仲良くなり、ホストファミリーともすっかり打ち解けて涙のお別れをしました。
今回の語学研修を通して、生徒達は英語によるコミュニケーションに自信を持ち、国際交流の重要性を認識し、今後の学校生活や卒業後の進路についても考えを新たにしたようです。
次回の語学研修にも多くの生徒が参加してくれることを期待しています。

放送部 第71回NHK杯全国高校放送コンテスト兵庫県大会を経て 創作ラジオドラマ部門で全国大会へ

6月15・16日に実施された上記大会において、創作ラジオドラマ部門が、優秀賞を受賞し、全国大会出場を果たしました。他には、テレビドキュメント「正しい自然との関わり方」・「差ぁどうする」は奨励賞、アナウンス部門・朗読部門でもそれぞれ1名ずつが入選となりました。

放送部 第71回NHK杯全国高校放送コンテスト全国大会

7月22日~25日にわたり、東京の国立オリンピック記念青少年総合センターと、NHKホールにおいて、上記大会が行われました。本校放送部は創作ラジオドラマ「✕2.0(バイソク)」で参戦。準決勝まで進み、制作奨励賞を得ました。

出発日の22日に、新幹線が事故により動かないというトラブルに遭遇し、酷暑に加え、果てしない人の列の中に何時間も並び続け、ようやく乗れた電車は超満員。そんなこんなでようやく東京に着いたと思いきや、今度はゲリラ豪雨に見舞われ、参宮橋駅で20分ほど雨宿り。
散々なスタートではありましたが、その後は予定通りに日程を消化し、最終日には憧れのNHKホールで、準決勝の結果発表を聞いて、決勝の様子を観覧しました。全国大会での見聞を、ぜひ今後に生かしていきたいと思います。

GS科「青少年のための科学の祭典(丹波会場)」に出展

2024年7月28日(日)

GS科1年生有志が丹波市氷上町の丹波ゆめタウンポップアップホールで開催された「青少年のための科学の祭典(丹波会場)」に出展しました。科学の祭典とは、地域の子どもたちに科学の楽しさや不思議さを体験してもらうイベントです。本校は「ジャイロのふしぎ」のブースを出展し、CDジャイロカーや自転車のホイール、ペットボトル投げ等でジャイロ効果を体験してもらいました。GS科の生徒にとっても、よい体験となりました。

演劇科2年生 特別講義「劇作について~実践編~」

7月18日(木)5・6限、20日(土)3・4限  於 第2セミナー教室、アポロン1階

劇作家・演出家である6回生の角ひろみ氏を講師としてお迎えし、演劇科2年生が「劇作について」の講義を受けました。昨年、1年生の時にも、戯曲の構造や要素、作品作りの面白さについて講義を受けましたが、今回は、より実践的な内容で講義をしていただきました。

1日目は「10分de Sing!」をテーマとして、題名や登場人物などの作品設定を考えながら、4~5人組になって戯曲の構成を行いました。

 

2日目は、 4人が起承転結のそれぞれの部分を担当し、背景やどの登場人物に注目するかを決め1つの作品を作りました。2日間で作曲も行い演奏や合唱のシーンも取り入れた個性あふれる作品に仕上がりました。

 

2年生は、この夏休みから、いよいよ卒業公演の準備が始まります。
今回の講義は、集団創作の難しさと面白さを学び、卒業公演の作品作りにつながる非常に有意義な機会となりました。

ソロプチミスト入会式

7月10日(水) 於 アポロンホール  新生徒会役員・演劇科2年生
国際ソロプチミスト宝塚Sクラブ兵庫県立宝塚北高等学校新入会員入会式がとり行われました。

式次第
1 開会宣言          演劇科生徒代表
2 スポンサークラブ会長挨拶  国際ソロプチミスト宝塚会長
3 生徒(Sクラブ)代表挨拶  本校生徒会長
4 新入会員紹介(名乗り)
5 バッジ授与
6 謝辞・誓約         演劇科生徒代表
7 式歌披露          演劇科2年生
「ふるさと(嵐)」
8 閉会宣言          生徒会生徒代表

   

*国際ソロプチミストとは世界的な女性の奉仕団体である。1920年代アメリカで伐採されようとする木々を守るために女性たちが立ち上がったことから始まる。
*国際ソロプチミスト宝塚とは1979年日本で90番目のクラブとして誕生し、女性と子供たちのよりよい生活をめざして地域に根ざした奉仕活動を行っている。
*Sクラブの“S”とはサービス(奉仕)のSで、学校(School)、地域社会(Society)への奉仕のSであり、そしてソロプチミストの“S”でもある。

第38回 演劇科卒業公演

6月15日(土)

ウィリアム・シェイクスピア作「夏の夜の夢」から『夏夜に笑え』

6月15日(土)演劇科38回生の卒業公演は無事終了いたしました。

今年の演目は、ウィリアム・シェイクスピア作「夏の夜の夢」から『夏夜に笑え』でした。
『夏の夜の夢』のハッピーエンドを疑い、『夏の夜の夢』のアフターストーリーを通して、自分たちの「仕合わせ」を考える作品になりました。
今年も、中学生の皆さまをはじめ、非常にたくさんのお客さまが足を運んでくださり、文字通り、満員御礼となりました。ご来場いただきました皆さま、本当にありがとうございました。

開催にあたりご支援いただきました皆さまに心より感謝申し上げます。