GS科」カテゴリーアーカイブ

GS科2年生 神戸医療産業都市訪問

2022年12月14日(水)

GS科2年生が神戸医療産業都市へ施設見学へ行きました。神戸医療産業都市サイエンスコミュニケータの井上千浩氏により神戸医療産業都市の概要説明をしていただきました。その後、神戸市立神戸アイセンター病院医師の前田忠郎先生に「網膜再生医療から見えること」というタイトルで講演をしていただきました。網膜再生医療のことだけではなく、実体験を交えての進路の話もしてくださりました。
国際くらしの医療館・神戸に訪問し、最先端の医療設備を見学しました。手術室に入り、内視鏡手術を体験したり、歯髄再生についての話を聞いたりするなど、学校生活では体験できないことを経験できました。
これまで医療関係の実習は行われておらず、初めての試みでありましたが、医療に興味関心をもつ良い経験となりました。神戸医療産業都市の皆様、ありがとうございました。


学校設定科目「GSⅠ」大阪大学連携 化学実験・特別講義

令和4年12月17日(土)

GS科1年生の学校設定科目「GSⅠ」を行いました。今回は大阪大学と連携し、2名の先生方と5名の学生の方(TA)に来て頂きました。化学室にて大阪大学の先生方とTAの紹介後、各班に分かれ実験装置を組み立て、データロガーをセットしました。昼食後、講義と実験を行いました。
大阪大学理学研究科教授 久保 孝史 先生にエネルギーについてご講義いただき、大阪大学理学研究科教授 舩橋 靖博 先生には「酸化還元とは」というところからクイズ形式でご講義いただきました。今回行っている実験と関連のある、とても興味深い内容で、メモをとりながら聞いていました。
今回行った実験は、「電池または電気分解装置を作成し、電子1 molあたりの電気量を求める」もので、実験後、各班の結果を発表しました。その後、各班で協議し、今回の結果を受けて新たな探究テーマを考えました。次週から、このテーマに基づき新たな探究活動を行っていくことになります。講義後にはTAの方々と簡単な交流会をもつことができ、GS科ならではの充実した一日を過ごすことができました。
来週から行う新たな探究活動の成果は、スライドにまとめて大阪大学理学部の講義室を借りて発表することになります。年末で忙しい時期ですが、頑張りましょう。

SSH事業 「GSⅠ」 核エネルギー特別講義

令和4年12月16日(金)

京都大学複合原子力科学研究所 准教授の高宮幸一先生を講師にお招きし、GS科1年生を対象として、特別講義を行いました。講義内容は、核エネルギーに関することで、「核反応のしくみ」「放射線について」「広島に投下された原子爆弾」の3テーマについて行われました。
GS科1年生だけでなく、参加を希望した他学科、他学年の生徒も受講していました。生徒にとっては、昨今の世界情勢も相まって、興味・関心が高いテーマであり、熱心に話を聴いていました。講義後は質疑応答の時間があり、積極的に質問する生徒たち一人ひとりに、丁寧に答えてくださいました。高宮先生、お忙しい中、ありがとうございました。

サイエンスキャッスル2022中四国大会

令和4年12月10日(土)

サイエンスキャッスル2022中四国大会に、GS科2年生の2チームが参加しました。
「ヤドカリの交替性転向反応」と「芯切り不要の和ろうそくの開発」の研究について、それぞれポスター発表を行いました。
大会には、近畿・中国・四国地方から多くの中・高校生が参加しました。他校で研究している生徒と活発に交流することができ、また、大学や企業の研究者から助言をいただくことができました。

快挙!第66回日本学生科学賞兵庫県コンクール2作品受賞!

10月16日(日)

第66回日本学生科学賞兵庫県コンクール(主催:読売新聞社・兵庫県教育委員会 他)の審査会が神戸市中央区のバンドー神戸青少年科学館で行われ、生物部(3名)の「飼育下におけるカワムツの攻撃行動を引き起こす鍵刺激の探索」が県教育長賞を、37回生GS科課題研究(電気分解班:4名)の「硝酸銅(Ⅱ)水溶液が電気分解で緑色に変化した理由を探る」が神戸商工会議所会頭賞を受賞しました。上記の2作品は、兵庫県代表として第66回日本学生科学賞中央予備審査へ進出することとなりました。
生物部のカワムツの研究は3年目で、これまでの研究成果をまとめたものを出展しました。カワムツは個体群密度が低いとき攻撃行動を行いますが、何を認識して攻撃行動を示すのかを明らかにすることを目的とし研究を進めてきました。
また、GS科の課題研究では、1年生のときのGSⅠの実習の中で、電解液として硝酸銅(Ⅱ)水溶液を用い、銅と亜鉛を電極として電気分解を行った際、緑色の液体が発生したため、その緑色の液体が何なのか調べるために研究を始め、多くの検証を行いました。

GS科2年生「課題研究中間報告会」

令和4年11月15日

GS科2年生の課題研究の中間報告会を本校多目的室で実施しました。3限にリハーサルと相互評価を行い、4限はGS科1年生が参観しました。5、6限からは次の3名の助言者の方から、現在の進捗状況と今後に向けてのアドバイスをいただきました。
京都大学理学研究科 名誉教授 馬場 正昭 先生
甲南大学理工学部物理学科 教授 山本 常夏 先生
兵庫県立人と自然の博物館 研究グループ長 高橋 鉄美 先生
助言の先生方、お忙しい中、ありがとうございました。

学校設定科目「GSⅠ」 探究基礎実習

令和4年11月19日(土)

GS科1年生の学校設定科目「GSⅠ」の授業を行いました。今回の授業は化学室にて生化学に関わる探究でした。GS科1年生は2年生から生物の授業が始まるため、未知の分野に対して班員で協働しながら取り組みました。仮説を立てながら対照実験を行い、反応に最適な要因を探りました。
最後は10分間で、どれだけ反応を進ませることができるかコンテストを行いました。GS科の卒業生1名もメンターとして加わり、深い学びをすることができました。GS科1年生は、このように探究基礎実習を繰り返しながら、「気づく力」「繋ぐ力」「伝える力」「見通す力」「挑戦する力」の5つの力を伸ばしていきます。

 

2022年 五国SSH連携プログラム「数学トレセン」

2022年11月13日(日)

兵庫県内のSSH指定校と教育委員会が連携した「五国連携プログラム」の「数学トレセン」に本校GS科1年生2名が参加しました。内容は数学オリンピックに向けての大学の先生の講義と問題演習でした。今回の企画を担当して下さった神戸大学附属中等教育学校の皆様、ありがとうございました。

学校設定科目「GSⅠ」 恐竜の歩行速度を探究する

2022年11月12日(土)

1年7組生徒を対象に、古生物のデータ解析実習を行いました。これは、各自が事前に測定した数値と文献資料を基に、コンピューターを使って、古生物の身体能力について科学的な推定をするものです。文献資料だけでなく、級友と協力しながら、実際に測定もしました。必要な情報を選び、今回求めなければならない課題に取り組んでいました。推定した結果をラボノートに記録する作業にも取り組みました。

2022年 繊維学会秋季研究発表会 高校生セッション

2022年11月8日(火)

GS科3年生の課題研究「紙のしわと反り」の研究班3名が、繊維学会秋季研究発表会の高校生セッションに参加しました。事前に作成した動画をもとに学会審査員や他校生とZoomで質疑応答をしました。10日(木)の授賞式では入賞することはできませんでしたが、審査員の方々からコメントを頂きました。ありがとうございました。