SSH」カテゴリーアーカイブ

数学・理科甲子園に出場しました

令和5年10月28日(土)

甲南大学・岡本キャンパスで行われた「数学・理科甲子園2023」に本校を代表してGS科2年生6名が出場しました。
兵庫県内61校のチームが一堂に会し、数学・理科分野の問題について個人戦および団体戦で行われる予選に臨みました。本校チームは予選(筆記)を8位で上位15位に入り、通過し、見事に本選進出を果たしました!
本選(実技)は数学分野からの出題で、解答に至る過程が複数あり、いかに早く最適な過程に気づき、チーム内で協働できるかが重要になる様な問題でした。この問題でのミスが響き、残念ながら決勝進出の4校には選ばれませんでしたが、最後まで諦めずに協働的に競技に取り組む姿勢は立派でした。
また、1年生5名が運営スタッフとして大会を陰で支えてくれました。選手として頑張った2年生、スタッフとして頑張った1年生、すべての皆さんの健闘を称えたいと思います。

学校設定科目「GSⅠ」 探究基礎実習

令和5年11月25日(土)

GS科1年生の学校設定科目「GSⅠ」の授業を行いました。今回の授業は化学室にて生化学に関わる探究でした。GS科1年生は2年生から生物の授業が始まるため、未知の分野に対して班員で協働しながら取り組みました。仮説を立てながら予備実験を行い、反応に最適な要因を探りました。最後は10分間で、どれだけ反応を進ませることができるかコンテストを行いました。多くの班が、実験の適条件を作り出すことができていました。GS科1年生は、このように探究基礎実習を繰り返しながら、「気づく力」「繋ぐ力」「伝える力」「見通す力」「挑戦する力」の5つの力を伸ばしていきます。

高大連携課題研究合同発表会 at 京都大学

2023年11月3日

GS科2年生の課題研究班3班が京都大学で開催された課題研究合同発表会(兵庫県教育委員会主催)に参加してきました。
兵庫県内15校から125名の参加があり、発表ポスターも30枚近くあり大きな大会になりました。本校は「テトレーションに対する逆数和とその超越性について」「交替性転向反応の要因を探る」「大根のしみこみやすさの条件」に関する発表を行いました。ポスターセッションでは京都大学の先生や大学院生の方々から貴重なアドバイスを頂くことができました。大会の企画運営を担当してくださった加古川東高校の皆様、ありがとうございました。

 
 

学校設定科目「GSⅠ」 GSⅠ甲子園2023

令和5年10月21日(土)

GS科1年生の学校設定科目「GSⅠ」の授業を行いました。今回は「GSⅠ甲子園2023」と銘打った競技性のある授業です。クラスを7班に分け、前半は数学や理科の問題を個人で解いたり、班全員で考えて解答したり、後半は科学工作による実技競技をしました。
この「GSⅠ甲子園」は兵庫県で毎年開催される「数学・理科甲子園」を模した内容にしており、次週開催予定の「数学・理科甲子園2023」に出場する2年生チームも特別参加しました。授業後には2年生チームと卒業生の間で「数学・理科甲子園」に向けて、いろいろと情報交換をしました。このように本校GS科では、上級生や下級生あるいは卒業生との縦のつながりも大切にしています。
本授業で行った各競技では、点数をつけることとしており、成績・評価が良かった班は、表彰式で優勝カップをもらっていました。難問にも、班で協力して取り組んでおり、大変盛り上がっていました。また、今回は公開授業でした。1年生の保護者の方々にも多数ご来校いただき、授業を参観していただきました。ありがとうございました。

学校設定科目「GSⅠ」 オープン講座フィールド実習

令和5年9月9日(土)

SSHオープン講座「フィールド実習」を行い、午前は丹波竜の里公園と化石工房ちーたんの館を巡りました。参加者は1年生GS科と2年生の希望者2名でした。
講師として兵庫県立人と自然の博物館 主任研究員(兵庫県立大学 自然・環境科学研究所 教授)の池田忠広先生に来て頂き、特別に丹波竜の里公園の発掘現場で解説していただきました。発掘現場で聞く講義はとても臨場感があり、発掘調査のスケールの大きさや意義深さを感じることができました。
化石工房ちーたんの館では、原寸大の丹波竜の復元骨格やカエルの全身骨格、恐竜の卵の化石などの標本から、恐竜の多様性や古環境について学ぶことができました。
午後は兵庫県立人と自然の博物館において、丹波竜の発掘現場の岩石を用いた石割体験を行い、複数の人が化石を見つけることに成功していました。
実際に地層や化石を見ながら、研究者の方と交流させていただき、地学や生物分野の学びを深め、研究において大切なことを学ぶ良い機会となりました。

学校設定科目「GSⅠ」~ファラデー定数を求める~

令和5年11月18日(土)9:30~15:30

GS科1年生が学校設定科目「GSⅠ」に取り組みました。内容は次の通りです。
①化学電池または電気分解の手法によりファラデー定数を求める実験
②大阪大学理学研究科教授 久保孝史 先生、同研究科教授 舩橋靖博 先生による講義
③実験結果の発表
④実験中の「気づき」に基づく新たな研究テーマの話し合い
SSHの支援を受け、大阪大学から教授2名と学生さん4名、さらに本校GS科卒業生(大学生)4名に来ていただきました。
実験をして考察を発表するだけでなく実験中の気づきに基づき、次回のあらたな研究テーマを話し合うことが今回の「GSⅠ」の大きな特徴です。また、大阪大学の学生さん達や本校卒業生との交流もあり、生徒は自分の未来像を描く一助になったのではないでしょうか。
最後になりましたが、大阪大学の皆様ありがとうございました。

Agora「動物の行動を理解するためのAI技術」

令和5年10月31日(火)15:40~17:00

今年2回目のAgora(サイエンスカフェ)を行いました。講師にお招きしたのは大阪大学 大学院情報科学研究科マルチメディア工学専攻 前川 卓也 准教授です。前川先生は本校GS科の前身である理数コースの卒業生です。センサーデータからAI技術により人や動物の行動を解析し新たな知見を発見していく過程を、先生のフィールドワークの話を交えながら楽しく聴くことができました。
Agoraは研究者の方をお招きして、少人数でサイエンスのお話を聞く会です。今後も企画していきますので楽しみにしてください。

 

学校設定科目「GSⅠ」 恐竜の歩行速度を探究する

令和5年10月7日(土)

GS科1年生を対象に、古生物のデータ解析実習を行いました。各自が事前に測定した数値を解析し、文献資料の情報を元に古生物の身体能力について科学的な推定をしました。実習を通して、適正な値の推定には、正確な計測・情報収集能力・論理的思考力などが必要だということを学びました。

 

第3回ヨーロッパ女子情報オリンピック(EGOI 2023)で銀メダル獲得!

令和5年9月1日(金)

GS科3年生ヘファナン色葉メープルさんが、第3回ヨーロッパ女子情報オリンピック(EGOI 2023)で銀メダルを獲得し、本日の全校集会でその報告が行われました。EGOI 2023は7月15日~7月21日にスウェーデンのルンドで行われ、52か国・地域から190名の選手が参加し、PythonやC++などのプログラミング言語を用いて与えられた問題を解く、効率の良いアルゴリズムを考えるなどの競技に取り組みました。この世界大会での銀メダル獲得という快挙に対して、文部科学省から文部科学大臣特別賞が授与されました。
ヘファナンさん、おめでとうございます!

 

GS科 青少年のための科学の祭典(丹波会場)出展

令和5年7月30日(日)

GS科1年生4名が「青少年のための科学の祭典(丹波会場)」に参加しました。会場は丹波市氷上町のゆめタウンポップアップホール。青少年のための科学の祭典とは、出展者が各ブースで科学の楽しさや面白さ、不思議さを伝えるイベントです。本校GS科は「ジャイロのふしぎ」を出展しました。回転する自転車のホイールやCDジャイロ、地球ゴマなどを用いて様々なジャイロ効果を体験してもらいました。閉会式では主催者から感謝状を贈呈されました。ありがとうございました。