授業」カテゴリーアーカイブ

演劇科2年生 特別講義「殺陣実習」

8月28日(月)   於 本校アポロンホール

講師として、役者、時代劇・殺陣指導者である、本校演劇科7回生青山郁彦氏をお迎えし、「殺陣(たて)」について実技指導をしていただきました。
前半は、身体を使ったアクションの基本に挑戦しました。頬を叩く、たたき返す、相手の腕をつかむ、殴る、殴り返すといった段階を踏んで、複雑な動きにチャレンジし、表現のコツをつかんでいきます。刀の扱い方では、「抜刀、正眼、上段、下段、八双、柳、脇構え、抜き胴、袈裟斬り、斬り上げ、霞、突き、真甲、回って正眼、血振り、納刀」とかけ声に合わせて形を決めていき、だんだんと気分も高まってきました。
後半は2人組で殺陣に挑戦し、最後はチームで大立ち回りを演じました。生徒のリクエストに応じ、先生が流れを組み立ててくれます。戦い方や立ち居振る舞い、リアクションなどによって、お互いの人間関係や力関係などさまざまなドラマが生まれ、演じる方も見ている方も大盛り上がりの中、実習は終了しました。
殺陣の実習ではありましたが、技術だけでなく、演じるために必要な集中力や緊張感、思いやりなど、どの場面においても大切なことを学ぶ機会でもありました。

演劇科1年生 特別講義「劇作に取り組もう」

7月24日(月)、31日(月)、8月18日(金)、25(金) 於 本校アポロンホール
演劇科1年生が、インスパイアハイスクール事業として、特別講義「劇作実習:劇作に取り組もう」を行いました。講師として、劇作家・演出家の小原延之氏、高橋恵氏、筒井潤氏、橋本匡市氏、村上慎太郎氏をお迎えしました。
今回のテーマは「しろ」。5班に分かれ、4回にわたり、班ごとに講師の先生方のアドバイスを受けながら、戯曲作りに取り組みました。

   

最終日には各班の代表作品を、班全員でリーディング発表しました。恋愛や部活動、人間関係の中に現れる「しろ」、「しろ」色の価値観を巡って展開していく動物の世界、「ホワイトタウン」という町で起こるアクシデント等、「しろ」が物語のどこに絡むのか。課題に対する生徒の解釈やアプローチの方法もさまざま。また、講師の先生によって、戯曲を創作する過程や手法も異なるため、同じテーマでありながら、できあがった作品の幅広さに、改めて、戯曲作りの面白さを実感した4日間でした。

   

演劇科2年生 集中講義「クラシックバレエ」

8月22日(火)、23日(水)  於 本校アポロンホール
本校で長年クラシックバレエの指導をされてきた藤永弘美先生による、2年生を対象とした集中講義を実施しました。バーレッスンを中心とした丁寧なレッスンを通して、入学してからの1年半で身につけた技術や身体の使い方を点検していただきました。そして、さまざまなダンスの基本となるクラシックバレエの基礎を固め、身体を正しく使えることの大切さや、呼吸を使うことの大切さ、また感謝の気持ちをもって取り組むことの大切さなど、技術だけでなく心構えについても学びました。

  

演劇科2年生 集中講義「日本舞踊」

8月21日(月)、24日(木)  於 本校アポロンホール

演劇科2年生の「日本舞踊」集中講義を、3年生で専門科目として受講する日本舞踊の先取り講義として実施し、二日間にわたり上方舞山村流山村若先生にご指導いただきました。
あいさつの仕方や扇子の扱い方、手ぬぐいの持ち方といった基本から始まり、夕暮れに散歩をする女性の様子を描いた「夕暮れ」という曲の稽古を行いました。「夕暮れ」では、足の運び方や手の位置、身体の使い方など細やかな表現を教えていただきました。日本舞踊は本来、お座敷などの狭い空間で演じられるため、体の向きや手の動きに工夫が必要であること、顔や手のちょっとした角度で雰囲気が変わることなど、これまで経験してきた舞踊とはまた違った身体表現を学ぶことができました。

   

曙光女中(台湾)とのオンライン交流会

曙光女中(台湾)とのオンライン交流会
令和5年5月24日(水)・31日(水)

一昨年、昨年に引き続き、台湾の曙光女中とオンライン交流会を実施しました。今回のテーマはSDGsです。
本校からは希望者(全員1年生)とESS部1年生の計20名が参加し、2グループが「ごみ処理」について、2グループが「食品ロス」についてのプレゼンテーションを行いました。
参加者全員が1年生で準備期間が限られていたにもかかわらず、大変素晴らしい発表内容でした。また、質疑応答の時間には、お互いの国の文化や高校生活について話し合い、和やかで友好的な雰囲気の交流会となりました。

次回はより多くの生徒が参加してくれることを期待しています。

 

  

学校設定科目「GSⅠ」 探究基礎実習Ⅰ

令和5年5月27日(土)

GS科1年生全員を対象に、「探究基礎実習Ⅰ」を実施しました。京都教育大学村上忠幸先生、亀田直記先生による講義と実習を行いました。事前に行った「マルチプル・インテリジェンス チェックシート」をもとに構成された4人のグループに分かれ、身近な現象を題材とした問いに対し実験・考察を行いました。
約2時間の実習でしたが、グループで議論と試行錯誤を繰り返しながら、充実した探究の時間となりました。実習後は、「デボノの帽子」を活用した振り返りを行いました。グループのメンバー同士で、6色ある「デボノの帽子」の色を用いた省察を通して、さまざまな考え方を知り、共有していました。また、京都教育大学から学生1名もTAとして指導していただきました。ありがとうございました。
学校設定科目「GSⅠ」では、答えのない課題に立ち向かうために、考える過程や協働的な活動を大事にした探究基礎実習を取り入れています。今後も、「気づく力」「繋ぐ力」「伝える力」「見通す力」「挑戦する力」を高めていきます。

37回生2年 進路講話を行いました

2023年3月20日(月)

この3月に卒業した36回生(3年生)の先輩方を講師としてお迎えして進路講話を行いました。2年生は文系、理系、GS科、演劇科の4つのグループに分かれて実施しました。進路選択の経緯から、受験勉強の方法や対策など、ざまざまな観点から体験談やアドバイスをしていただきました。今回得た情報を参考にして、これからの進路実現に向けて頑張っていきたいと思います。

講師として来てくださった先輩方、本当にありがとうございました。

「仕事を知ろう、社会を知ろう」講演会

令和5年3月7日(火)

38回生第1学年を対象として「仕事を知ろう、社会を知ろう」講演会を実施しました。

さまざまな大学・専門学校・企業・医療機関等で活躍されている社会人を講師として、「仕事」や「社会」をテーマとして説明をいただき、生徒は2講座を受講しました。

「総合的な探究の時間(普通科2年生)」全体発表会

令和5年2月9日(木)

普通科2年生の「総合的な探究の時間」において、全体発表会が行われました。テーマごとに分かれた6講座内での各発表で選ばれた代表計15班が、体育館にてポスターセッションを行います。時間の都合により、今回聴衆が聞くことのできるは15班のうち4班の発表のみ。セッション開始前から、どのプレゼンを聞きに行くのかを考えている姿が見られました。

各代表班のテーマは、
「方言に宣伝効果はあるのか~方言の経済効果の可能性~」「洋楽においての方言の活用について」「小学校の英語教育は小学生の英語力を向上させるのか」(ゼミA)
「匂いと心」「ストレス」「ストレスの解消方法」(ゼミB)
「視覚または聴覚のみの記憶力」「国境を超えるオノマトペ」「登下校時のバス停での効率化について」(ゼミC)
「音の波形の類似性に関する研究」「結露しにくい表面条件の特定」「ダ・ヴィンチの橋の仕組み~耐荷重の限界~」(ゼミD)
「心拍数と体調の関係性」「ブルーシートの破片を追う!!」「モチベーション維持向上」(ゼミE)
先週までに各講座内での発表で用いたスライドを大きく印刷し直したポスターを見た時は、発表者たち自身も歓声を上げていました。

生徒の中には、大学主催の研究発表会に参加し、他校生の指摘を受けるなどして自身の探究をブラッシュアップした者もいます。
1年間取り組んできた成果を発表する代表者、プレゼンを聞いて更なる疑問をもつ聴衆、学友の取組みを通して自分自身の学びに刺激を受ける生徒たち。宝塚北高生として、意義ある学びの時間となりました。

37回生2年 進路ガイダンスを行いました

2023年2月8日(水)

37回生2年生は6限に2年生対象の進路ガイダンスを行いました。講師として河合塾の方に来ていただき、今の大学入試制度や大学入学共通テストの問題から求められている力などについて、お話いただきました。1年後に迫った入試に向けて、自分自身が主体的に考えて行動して、今出来ることから始めていきたいと思います。