「留学で人生を変える!」国際総合科特別授業

本校では、高大連携を推進し、国際総合科の生徒を対象に、年に数回、大学の先生や専門家にお越しいただいて、大学の専門的な学習を先取りし、日々の学びに生かせるような特別授業を企画しています。

3月4日(月)、国際総合科1年生、2年生を対象に、7月に引き続き、神戸松蔭女子学院大学の松田謙次郎先生(文学部英語学科教授)にお越しいただき、将来の選択肢としての海外留学について、先生のご経験や、海外留学を経験した大学生の状況などをお話いただき、合わせて生徒たちに海外留学の意義を考える演習を行っていただきました。自分の考えをしっかりと述べる国際総合科の生徒たちに、松田先生から激励やお褒めの言葉もいただきました。最後にはALTのEdward先生やAlex先生の留学体験もお話いただき、充実の2時間になりました。

本校では、今年度から様々な国際交流プログラムが再開されており、海外に興味を持つ生徒も増えてきています。そんな中で、今回の特別授業は海外留学について深く考える機会になり、今後どんな取組をしておくべきかを考えるきっかけにもなったようです。

参加した生徒たちからは、「留学は難しいことだと思っていたけれど今日の授業を聴いてみて、簡単ではないけれども自分を変えることができる、世界を見ることができるということを学びました。」、「日本とアメリカの学校の違いを見て衝撃を受けました。機会があれば留学してみたいと思います。」、「留学に行くと世界が広がり、自分の人生を変えたり、成長に繋がることが分かりました。留学にはお金がかかるし、親の負担にもなるので、奨学金などに加え、自分でもお金を貯めないといけないと思いました。」、「とても面白かったです。自分の意見をちゃんと持って発信するという大事さが分かりました。」、「くすっと笑えて、とてもためになる講義をありがとうございました。留学には少し興味があり、先生の体験談をふまえてのお話を聞き、さらに行きたいな!と思えるようになりました。」、「私はフランス研修に参加したのですが、思い切りが足らず少しもったいない過ごし方をしてしまったと思います。その経験も活かして、次行くときは思いっきりコミュニケーションを取り、楽しめたらいいなと思いました!」、「先生のおかげで勇気が出ました。将来に向けてがんばります。ありがとうございました!」などといった感想が聞かれました。

本校では、今後、今春のアメリカ・キャミアック高校への個人短期留学をはじめ、来年度のフランス・クロミエ総合高校への海外交流研修などが予定されています。生徒たちがますます、積極的に参加してくれることを期待しています。