Archive for 国内研修

「FESTIVAL DE LA FRANCOPHONIE 2025 dans le Kansai à KOBE」に参加しました

先日、兵庫県立美術館ギャラリー棟で、「FESTIVAL DE LA FRANCOPHONIE 2025 dans le Kansai à KOBE」というイベントが開かれ、フランス語を学ぶ高校生、大学生が、その取り組みを紹介しました。

フランス語の授業があり、フランス・クロミエと交流を続けている三木高校生も、今回、初めてこのイベントに参加し、「Notre expérience en séjour au Lycée Coulommiers 2024(フランス・クロミエ高校での研修報告)」というタイトルで、1年生の湯浅璃子さん、清瀬七瑞さん、福井愛莉さんが、本校ALTのEdward先生と共に、大きなスクリーンで自分たちが撮影した写真を披露しながら、体験を発表しました。

フランス人の関係者も多く来られ、本校生が、フランスでの生活を体験し、初めてであるにもかかわらず、堂々とその経験を発表したことに賛辞が送られました。

参加した生徒たちは、「様々な発表を見ることができて、刺激になった」、「こんなにも多くの人が、熱心にフランス語を勉強されていることに驚いた」など、感想を述べていました。

イベントの終了後は、JICA関西で交流会が行われ、フランスの外交官や通訳の方、発表された大学生や他校の高校生たちとも意見交換などが積極的に行われ、参加した生徒たちも新しい結びつきができたようです。

本校は、9月にクロミエからの訪問団を受け入れることになっています。次回のこのイベントでは、その体験について、ぜひ、フランス語を交えて発表できることを期待しています。

先輩に学ぶ、「異文化理解に必要なこと」とは?

「海外留学」や「英語」について興味を持っている生徒も多い国際総合科ですが、昨今の社会情勢のため、なかなか簡単に一歩が踏み出せない時代になっています。

そんな中、異文化理解についての特別授業として、本校OBである戸田昌樹様(旬彩処和輪笑(吉川町)経営、現三木市議会議員)を講師にお招きし、英語を学ぶ際に必要なことや、どうやって海外に留学されたのか、またその後、エミレーツ航空のCAとしてどのように海外でお仕事をされたのか、またどうして三木に戻られたいと思われたのかなどについて、縦横無尽にお話をしていただきました。

後半には、本校に設置されているテレビ会議システム(Webex)を用い、海外にいらっしゃる、留学時代の戸田様のご友人とオンラインで「つなぎ」、生徒たちにアドバイスや激励を頂きました。

英語を学ぶときに大切なことや海外留学の魅力も十分お話いただきましたが、それ以上に自分を磨くことや、勇気を持って様々なことに挑戦する大切さをお話いただき、生徒にとってはモーチベーションが高まるきっかけとなった特別授業となりました。

授業後の生徒たちの表情はとても明るく、次のようなことを述べていました。

「とても共感できることが多かったです。特に英語を話すうえで最も大事なことは相手に伝わるようにすることだということを聞いて、本当にその通りだなと思いました。」

「英語で大切なことは失敗を恐れず伝えようとする姿勢だと気づきました。私は自分の英語に自信がないし、間違えているかが不安になってしまうけど気にせず話していくことが大切だと思いました。勇気を出して留学してみたいと思いました。」

「国内の大学進学しか頭になかったけど海外の大学に行くのもありだなと思いました。

失敗を恐れず、やってみることが大切だとわかりました。」

「挑戦するなら早くしたほうがいいということが印象に残りました。この授業を受けるまではそこまで外国に留学に行って勉強したいとは思っていなかったけれど、話を聞いてから留学についてとても興味を持ちました。外国に行ったら辛いことがたくさんあるかもしれないけど行ってみたいと思いました。」、

「いろいろな人生の選択肢がある中、18歳で海外の大学に入り、外国人と一緒に住んだりサッカーをしたりと様々なことに挑戦する行動力が素晴らしく、印象に残りました。」

 

★「トランプ大統領再選 ~アメリカ歴代大統領の演説に学ぶ英語~」 国際総合科特別授業

本校では、高大連携事業の一環として、国際総合科の生徒を対象に、年に数回、大学の先生や専門家にお越し頂いて、英語や探究学習に関して専門的な授業を行っています。

3月3日(月)、国際総合科1年生、2年生を対象に、昨夏に引き続き、神戸松蔭女子学院大学の松田謙次郎先生(文学部英語学科教授)にお越しいただき、アメリカの歴代台大統領のスピーチを題材に、英語やスピーチスキルについて、講義と演習を行いました。

トランプ大統領とゼレンスキー大統領の交渉がクローズアップされたところでの今回の授業となりましたが、今回は、ケネディ大統領、レーガン大統領、オバマ大統領の演説を取り上げ、その歴史的な背景、演説に込められた思い、そして、キラーフレーズなどを熱く講義していただきました。最後は皆が大統領になりきって、演説の練習をしました。生徒たちからは、

「アメリカの歴代大統領はスピーチの中で様々なキラーワードを使っており、それらでその意思を国民により強く伝えていることが分かりました。」、

「もっと、様々なアメリカ大統領の英語のスピーチも聞いてみたいと思いました。」、

「とても楽しい授業でした。たくさんのスピーチを聞いて、これからの生き方に役にたちました。」、

「オバマ大統領とケネディ大統領のことが好きなのでお話を聞けて楽しかったです。次はイギリス王室とか王室についてお話しを聞きたいです。」

などの感想が聞かれました。

本校は「ひょうごリーダーハイスクール」の指定を受けており、来る「探究学習発表会」に向け、生徒たちは最終の練習に取り組んでいます。この1年間の様々な講演会や特別授業で教えていただいたことを生かし、最高の発表ができることを期待しています。

国際総合科1年生が令和6年度兵庫県高等学校探究活動研究会に参加しました

2月8日(土)

本校国際総合科1年生の4人が、御影公会堂で行われた「令和6年度兵庫県高等学校探究活動研究会」に参加しました。当日は県下80校以上から約300名が参加し、約90本のポスター発表を行いました。

他校のすぐれた発表やポスターを見聞きして刺激を受けるとともに、本校の探究学習についても自分たちの言葉で発表を行い、質疑応答にも堂々と対応することができました。

最後の講評の場面では、講師の大学名誉教授の先生から、「県立三木高校」と学校名と生徒の名前を挙げて好評価をいただくことができました。

探究を通して生徒たちが成長したことを感じられた一日でした。本校の探究学習にご協力いただいたフィールドワーク先のみなさまに感謝申し上げます。

 

オーストラリアからの留学生とともに…

本校生徒との関わりのあるオーストラリア・キャンベラからの高校生、マッケンジー弘樹さんが、1年生国際総合科の生徒とともに、2週間、学校生活を過ごしました。

英語や芸術体育も含め、共に学び、1年生国際総合科の生徒たちには、英語を使い、コミュニケーションを取りながら、楽しい2週間になりました。

最終日は、1学年全体での百人一首大会にも参加し、日本文化を通じた交流もできました。

本校では、年間を通して、様々な国から留学生が来校し、身近な国際交流を体験できると生徒たちには好評です。

大学で1日、英語研修!

本校では、高大連携を推進し、大学の先生方と共に、英語を楽しみながら学ぶ企画を生徒に提供しています。

去る7月30日、神戸松蔭女子学院大学を会場に、様々なアクテビティーを通じて英語を学ぶ1日英語研修(イングリッシュキャンプ)を行いました。通算3回目となる今回は、国際総合科1年生、2年生の13名が参加し、神戸松蔭女子学院大学文学部のサイモン先生、山下尚子先生や、本校OGを含む大学生の方々と英語を楽しく学びました。今回は、明石城西高校から6名の生徒さんも参加され、他校からの高校生とも交流ができました。

キャンパス案内や学食でのランチ体験も含まれ、美味しいランチを頂きながら、航空会社に就職が決まった大学生や、秋からアイルランドに留学される大学生から、英語学習の取り組み方や、大学での学びについても詳しく教えてもらい、参加した生徒たちは刺激も得たようです。

アメリカ・キャミアック高校来校&ホームステイ

一昨年度のビデオ交流や、昨年度のアメリカ短期個人留学など交流を続けているアメリカ・キャミアック高校より、13名の生徒と引率の井上善誉先生が、7月14日(日)~17日(水)まで、三木高校を訪問されました。

一行は、約2週間に渡り、東京、甲府、大阪、京都、広島と巡られ、最後に三木を訪ねられ、本校の生徒たちの家庭での3泊4日のホームステイや授業交流や部活動交流を楽しみました。

短い滞在でしたが、三木高校の生徒たちやその保護者様の温かいおもてなしに皆さん感動した様子で、最終日の見送りでは、どの生徒も別れを惜しみ、伊丹空港へ向かうバスがなかなか出発できないほどでした。

今回受け入れた生徒たちとは、近隣の温泉施設や神戸、姫路に行ったり、夏ならではの浴衣試着や花火などを楽しんだようです。「英語に自信がついた」、「言語が違っても一緒に笑いながらご飯を食べたりできたのですごく良かった」、「家族にとって海外の興味を持つ良いきっかけになった」など、三木高生からも様々な嬉しい声が聞かれました。

本校では、今後もアメリカ・キャミアック高校との交流を続けていきます。また、来年度はフランス・クロミエ高校の生徒たちも来日する予定です。今後も、多くの皆さんに国際交流を身をもって体験してほしいと考えています。

国際総合科の3学期学科集会が行われました

1年間の締めくくりの時期にあたり、先日、国際総合科の3学期学科集会が行われました。国際総合科では、学年を越えたタテのつながりも大切にしており、今回は、先日卒業した国際総合科先輩方6名が来てくれ、国際総合科1年、2年の後輩に、様々な話をしてくれました。「国際総合科の特色である様々な学びを全力で楽しんでほしい」、「海外の友人ができてとてもよかった」、「様々な進路を考えている仲間の学習をお互い支えあおう」、「英語の資格試験にどん欲に」など、体験に基づいた熱い話が聞け、後輩たちもうなずいていました。
その後、本校が加盟している海外留学をサポートする制度「UPAS」についてZOOMで関係者とつなぎ、説明を受けました。
最後は、今年1年間取り組んできた「探究学習」の優秀グループに表彰状と景品が贈呈され、ALTの先生方から、来年度に向けてのアドバイスが行われました。
合わせて、現在、アメリカ・キャミアック高校に個人短期留学中の生徒たちの様子も紹介されました。新年度も様々な国際交流も展開される予定で、今後も国際総合科の生徒たちの頑張りが期待される、充実した集会になりました。

 

「留学で人生を変える!」国際総合科特別授業

本校では、高大連携を推進し、国際総合科の生徒を対象に、年に数回、大学の先生や専門家にお越しいただいて、大学の専門的な学習を先取りし、日々の学びに生かせるような特別授業を企画しています。

3月4日(月)、国際総合科1年生、2年生を対象に、7月に引き続き、神戸松蔭女子学院大学の松田謙次郎先生(文学部英語学科教授)にお越しいただき、将来の選択肢としての海外留学について、先生のご経験や、海外留学を経験した大学生の状況などをお話いただき、合わせて生徒たちに海外留学の意義を考える演習を行っていただきました。自分の考えをしっかりと述べる国際総合科の生徒たちに、松田先生から激励やお褒めの言葉もいただきました。最後にはALTのEdward先生やAlex先生の留学体験もお話いただき、充実の2時間になりました。

本校では、今年度から様々な国際交流プログラムが再開されており、海外に興味を持つ生徒も増えてきています。そんな中で、今回の特別授業は海外留学について深く考える機会になり、今後どんな取組をしておくべきかを考えるきっかけにもなったようです。

参加した生徒たちからは、「留学は難しいことだと思っていたけれど今日の授業を聴いてみて、簡単ではないけれども自分を変えることができる、世界を見ることができるということを学びました。」、「日本とアメリカの学校の違いを見て衝撃を受けました。機会があれば留学してみたいと思います。」、「留学に行くと世界が広がり、自分の人生を変えたり、成長に繋がることが分かりました。留学にはお金がかかるし、親の負担にもなるので、奨学金などに加え、自分でもお金を貯めないといけないと思いました。」、「とても面白かったです。自分の意見をちゃんと持って発信するという大事さが分かりました。」、「くすっと笑えて、とてもためになる講義をありがとうございました。留学には少し興味があり、先生の体験談をふまえてのお話を聞き、さらに行きたいな!と思えるようになりました。」、「私はフランス研修に参加したのですが、思い切りが足らず少しもったいない過ごし方をしてしまったと思います。その経験も活かして、次行くときは思いっきりコミュニケーションを取り、楽しめたらいいなと思いました!」、「先生のおかげで勇気が出ました。将来に向けてがんばります。ありがとうございました!」などといった感想が聞かれました。

本校では、今後、今春のアメリカ・キャミアック高校への個人短期留学をはじめ、来年度のフランス・クロミエ総合高校への海外交流研修などが予定されています。生徒たちがますます、積極的に参加してくれることを期待しています。