1年生も入学してから3週間近くたちました。「総合的な探究の時間」では、「ペーパータワー」に取り組みました。協同して課題を解決していく体験を、楽しみながら行いました。


但馬農業高等学校の日常風景です。
1年生も入学してから3週間近くたちました。「総合的な探究の時間」では、「ペーパータワー」に取り組みました。協同して課題を解決していく体験を、楽しみながら行いました。


令和6年2月29日、第46回卒業証書授与式が行われ、みのりと食科35名、総合畜産科16名、合計51名が卒業しました。曇り模様でしたが、式典中は降雨もなく無事終了しました。卒業生の皆さんおめでとうございます。





令和5年度(令和6年)、第73回全国高等学校スキー大会(冬季インターハイ)が、2024年2月7日(水)~2月11日(日)富山県で行われ、ジャイアントスラロームで、1年総合畜産科井上君が見事74位に入りました。また、第78回国民スポーツ大会冬季大会スキー競技会2024年2月21日(水)~24日(土)山形県でおこなわれ、1年総合畜産科井上君が、出場しますので、活躍を期待し校舎に大段幕を掲示しました。健闘を祈ります。

京都大学の大土井先生をお招きして、昨年12月と今回の2回にわたる環境学習を行いました。主な内容は「家畜ふん尿などをメタン発酵させ、発生するメタンガスをエネルギーとして利用し、発酵の残りかす(消化液)は液肥として利用する。そして、この取り組みが、『エネルギー生産型資源循環』として石油燃料からの脱却を促し、地球温暖化などの環境問題の解決につながる」というものでした。12月に仕込んだ簡易発酵槽から得られたメタンガスの燃焼実験も行い、勢いよく燃える炎にこの取り組みの可能性を実感しました。



2月2日、加古川食肉センターで第15回兵庫県地域ブランド牛枝肉共励会が開催され、兵庫県各地から地域ブランドを代表する55頭の出品がありました。審査の結果、但馬農業高校の去勢牛が「優良賞」を受賞しました。総合畜産科の生徒が手塩にかけて飼養管理してきた牛が、高い評価を受けたことはとてもうれしいことです。枝肉の格付けは最高ランクの「A5-12」、枝肉重量は461㎏。セリでは4915円/㎏の値段がつきました。1頭当たりの値段は約226万円になります。



1月30日(火)に総合畜産科の課題研究発表会を行いました。1月24日に計画していたものが、大雪警報のため延期になっていたものです。3年間の学習をベースにしながら、それぞれの生徒が「但馬牛の繁殖成績や栄養状態の向上」、「堆肥の品質向上や牛からのメタンガスの発生状況の測定」「電子記録簿の作成」「ウシのストレス解消の工夫」「ニワトリの飼育環境や経営の改善」「ブタの飼料の工夫、繁殖成績の向上、行動観察とその応用」など、今ある畜産や経営の課題を各自の視点で取り上げ、取り組んだ成果を発表しました。発表後の突っ込んだ質問にも、データや取り組みの経過を踏まえ、一生懸命に考えて、誠心誠意に応答していたのが印象的でした。


令和6年1月23日(火)3・4・5・6校時、みのりと食科の課題研究発表会が、集会室で実施しました。グループごとに設定した、18項目のテーマについての研究成果の発表を行い、2年生は今後の活動のため、しっかりと傍聴していました。生徒・先生方の質疑等もあり、3年間の集大成といえる発表会で、3年生は堂々と発表しました。









本年最後の、「華道作品」を昇降口附近に、展示しました。一足早いお正月用の、作品です。皆さんぜひご覧ください。




2023年12月18日(月)
総合畜産科が家畜慰霊祭を行いました。総合畜産科の生徒・職員全員が参加し、今年私たちの学習の糧として犠牲になった家畜の魂に対し、鎮魂と感謝の気持ちを捧げました。日々、命に向き合い学ぶ中で感じたことを大切にしながら、一人ひとり畜魂碑にお祈りしました。



昨日、1年みのりと食科の実習で、稲木干した稲を足踏み脱穀機でお米と稲わらを分け、唐箕(とうみ)を使ってゴミ取り作業をしました。足踏み脱穀機は、直径約40~60㎝の円筒型の扱胴(こきどう)に逆V字型の針金を付けた物で、踏み板を踏むと回転します。稲穂を一束持ち、穂先を扱胴に当てて、回しながら脱穀します。唐箕とは風力を使ってお米とごみを分ける道具です。ハンドルを回して風をおこし、お米とゴミを分けます。殻のついたお米(籾)を上から入れると、重いお米は下に落ちますが、ゴミや軽いお米は風に負けて違うところから出る仕組みになっています。生徒たちは、昔ながらの作業を、楽しそうに行いました。





