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音楽の授業もリモートで合唱

楽譜を写真で撮りファイルで共有(椅子の上にiPad)
この椅子の並びにiPadが「座って」います

通信速度の関係で、遅延を心配していましたが、まったく大丈夫でした。
iPadにBluetoothでスピーカーをつなぎ歌声もばっちりでした。
残念なのはピアノを弾いたりトーンチャイムやハンドベルを奏でることができなかったこと。

この実現のために必要なのは、Virtualでのアーム、コピーロボット(パーマン)みたいなものかしら…
いつかそんな時代が来るのでしょうね。

5月17日(月)今年度もリモート授業を開始しました。

授業開始のあいさつ

終わりの会

昨年度までとはシステムを変え、本日、中学部で Microsoft Teams を活用したリモート授業を開始しました。
コロナ感染拡大による、非常事態宣言延長を受け、生徒たちの学びを保証していくためです。
一部の生徒は大事をとってGW前から自宅学習に切り替え、学習プリントの自宅配送などで個別に対応をしていました。それもGW明けまでの辛抱だと…

しかし、非常事態宣言の延長を受け、学びの保証はもとより、生徒同士のつながりを何とか確保しなければ、と今回の実施に至りました。
学校は生徒同士の何気ない会話や関わり合いが醍醐味です。それが楽しいのですから。

生徒は、リモートとはいえ三週間ぶりの友達たちの姿と授業に「楽しかった!」の言葉。
実施できて本当によかったと感じました。
今後の課題は、「リモート」という物珍しさで「楽しい」のでなく、友達たちと関わり、学びあいが深まるからこその「楽しい」にICT機器の活用を推進していかないといけないと思っています。

以下に、本日の取り組みの様子を写真で紹介します。

接続でき授業途中から参加。
製作物を Teams で見せているところ。

総合。今年度の文化祭のアイディアを出し合っているところ。iPadのカメラを通して大型モニターを、教室の生徒と一緒に視聴。

右下にジャガイモの花

生徒が、先週に行った土づくりから、今日実施しているマルチ作業の流れの説明をしているところ。
  
マルチシートを畝に張っているところです。

〈先週のおまけ〉耕運機を使用しているところです。

生徒たちが最も笑顔で楽しんでいたのは、やはり「休み時間」の「おしゃべり」です。
 
他校では、GIGA実施で休み時間の利用を禁じているところもあると聞いています。しかし、機器の活用方法を生徒、保護者、職員でコミュニケーションを取り合って、適切な機器の活用を学ばせていかなければと考えています。幼児児童生徒たちに必要な「デジタルシチズンシップ」の考え方と実践を身につけさせていく取り組みをしていきます。

中学部 生活単元学習・職業学習

調べ学習の発表
季節の植物の掲示

生活単元学習で4月からGWにかけて掲示物製作をしました。
製作の資料を集めるために、校内の植物をフィールドワークで観察しiPadで撮影・記録をとったり、季節の植物をiPadで調べたりしました。生徒たちは植物を調べることで、製作活動に高い集中力で取り組むことができました。
調べ学習の情報共有の際、生徒相互にiPadの機能の一つであるAirDropで検索した写真やページを共有している姿は、一人一台端末の利便性を感じる学習活動でした。また、発表者への質問があってうまく答えられなかった時に、その質問内容を調べた生徒が、AppleTVへミラーリングを使って発表者をサポートするような、主体的でインタラクティブな学習ができていました。

初めての鋸引き
Cクランプで固定
釘打ち

職業学習では材料加工として木材加工に取り組んでいます。
まず工具の利便性と危険性を実物を触りながら学びました。いずれの工具も大変便利ですが、使い方を間違えると大変危険でもあります。工具を使用することに恐怖感を持つことがなく、正しく使用できるように学んでいっています。また、材料の部材や釘などの加工時に必要なものも、管理を間違えるととても危険です。実習を通して、一つ一つ身につけていけるように取り組んでいます。
学び(座学)の後は、お待ちかねの実践です。
現在は鋸引き、釘打ち、釘抜きへと進んでいっています。