本日は1部、2部、3部に分かれ、それぞれの時間帯で地震避難訓練が行いました。1部の時間帯では特支と合同で避難訓練を行いました。前回の反省点を活かし、生徒把握に努める、人数確認を確実に行うということで、生徒も協力しながら点呼を行いました。また、先生方を割り振って、校舎内に残っている生徒がいないかを確実に点検しながら行ったのですが、とにかく早く点呼を終えることができました。いつ地震が起こるかわかりませんが、常に備えておくことの重要性を生徒に話しました。また、阪神大震災などの犠牲者を追悼するための黙祷も行いました。
その時、放送部の生徒が朗読した追悼文です。 今から22年前の1995年1月17日午前5時46分、明石海峡を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生し、6400人あまりの方々が亡くなりました。伊丹・尼崎市内でもたくさんの方々が犠牲になりました。
今ここに立つ私たちの多くが、この地震を実際には体験していませんが、今日でもまだ被災者の苦しみや悲しみは続いています。 また、東北地方を中心に大きな被害をもたらした6年前の東日本大震災、地震空白地帯と考えられていた九州に発生した昨年の熊本大地震など、大災害は止むことなく日本列島を繰り返し襲い、そのたびごとに想定外の深刻な事態を引き起こしています。
兵庫県では1月17日をひょうご安全の日と制定し、阪神淡路大震災から得た教訓を生かし、次なる災害に備え、防災と減災の輪を広げることをともに誓いました。ここに集った私たちは、すべての災害で犠牲になった方々を慰霊するとともに、近い将来に必ず起こる南海地震をはじめとする大災害に備え、安心して暮らせる街づくりをめざしていきましょう。
校長 尾原周治