今日は本校(高校)の生徒会5人の生徒が近くのいけじり幼稚園の餅つき大会の応援に行きました。高校の生徒も初めての体験で、園児たちの声援を受けながら、餅をつきました。初めてにしては結構さまになっていました!!
月別アーカイブ: 2015年12月
校長・教頭で特支2年のチャレンジタイムをやってきました。
沖縄県から2日間にわたって視察に来られました。
昨日と本日の2日間にわたって、沖縄県の島尻郡八重瀬町にある南沖縄県立南部商業高等学校から教頭先生はじめ5名の先生方、やえせ高等支援学校の開設準備室の先生が本校(特支、高校)を視察に来られました。
沖縄県は高等学校に特別支援学校の分教室を置いていることでは先進県で兵庫県も参考にさせてもらっていたのですが、今回は沖縄県が同一敷地内に高校と特別支援学校を併設し、一体経営するということです、その第一番目として南部商業高校とやえせ高等支援学校が来年4月に併設されるということです。また、29年度には沖縄県にある分教室は併設の一体経営になるそうです。
本校で行われている実質的な一体経営を見られて参考にされるそうです。本校でも開設当初はいろいろなことが懸念されましたが、ほとんどが懸念だけに終わっているので、沖縄県の場合もうまく行くのではないかと思います。2日間熱心に見学、質問されていました。
夏にはぜひできあがった南部商業・やえせ高等支援を見学させもらおうと思っています。
校長 尾原周治
金融教室が行われました(特支2年)
芸術鑑賞会 in いたみホール
12月14日月曜日、いたみホールで芸術鑑賞会がありました。今年も陸上自衛隊中部方面音楽隊の方々の素晴らしい演奏を聞かせていただきました。
第1部はプログラムどおりかと思いきや、本校の校歌からのスタートでした。中部方面音楽隊の方々の心憎い演出です。指揮は音楽隊長の樋口2等陸佐で、ハンガリー舞曲第5番、トランペット吹きの休日など5曲のクラッシック音楽を演奏していただきました。
第2部は、音楽隊副隊長伊東3等陸佐の指揮で始まりました。ハリウッド万歳、トゥモロー(ミュージカル「アニー」より)の演奏の後は、お楽しみコーナー「クイズ・ふぁそらしドン」で、イントロクイズなどで大いに盛り上がりました。 最後の聖者の行進では、サンタやトナカイ、クリスマスツリーの被り物をした隊員の方々が登場、皆で手拍子をして、ステージと客席が一体となって音楽を楽しむことができました。
アンコールでは、高校の吹奏楽部、特別支援学校の音楽部の生徒も加わって、にじいろ、星条旗よ永遠なれを演奏、素晴らしい終幕となりました。超一流の演奏者と共演した生徒たちは、とても貴重なよい経験ができました。
科学部会阪神支部若手教員科学実験講座の講師をしました。
12月11日金曜日、午後から県立芦屋高校で、理科の若手教員対象の物理と化学の実験講座が開催されました。校長と池本教頭はどちらも物理が専門で、このコンビで講師を務めました。参加者は阪神地区の理科の先生15名、講座のテーマは「導入で使えるミニネタ実験」、およそ2時間で25種類の実験を行いました。
「落下距離で反応時間を測る実験」で、他の人に細長い厚紙を落としてもらい、それをつかむまでに落下した距離から、自分の反射神経を調べました。
「すっ飛びボール」では、大小のスーパーボールを組み合わせて床に落とすと、小さいスーパーボールが驚くほど跳ね上がるもの。皆、我を忘れて遊んでいました。
お次は「ガウス加速器」。まず、レール上にネオジム磁石と3個のパチンコ玉をならべます。もう1つのパチンコ玉をネオジム磁石の近くに置くと、引き寄せられたパチンコ玉はネオジム磁石に衝突。その瞬間、もともと磁石についていた3個のパチンコ玉のうち、端の1つが勢いよく飛び出す不思議な実験です。
そして、「ばね電話」。糸の代わりにばねを使うとエコーがかかります。また、ばねをはじくと「ヒュン、ヒュン」と音が出ます。初期のスターウォーズの効果音はこれだったとか。アナログですね。
これは、「ナトリウムランプの光の下で12色のマジック色を充てる実験」。多くの色のマジックが黒か灰色にしか見えません。
「10芯のケーブルで作った10回巻のコイルに音声電流を流して、磁石を入れた紙コップでピックアップする実験」では、いつの間にか参戦していた、猪名川高校の安達校長(物理)も一緒に実験をしてくださいました。
予定よりも終了時刻が随分遅くなりましたが、参加した先生方は最後まで熱心に取り組んでおられました。
おとなハイスクールに行ってきました!!
大人ハイスクールは名前のとおり、おとな対象の、高等学校定番教材をベースにした教養講座です 。
・高校の授業でちゃんと習わなかったわぁ
・みんな知ってるその作品、オレ知らん‼︎
・高校時代に習ったかもしれんけど、記憶からぽっかり抜け落ちてる…
なんていう方々!がおとなになったからこそ理解できる面白さにワクワクする「おとなのためのハイスクールです」
今回は4回目?「物理編」ということで、お呼びがかかりました。テーマは「不思議な物理の世界!(光、電気)」です。
東播磨生活創造センター「かこむ」で夜、仕事帰りに行われました。
参加メンバーはフェイスブックを見て参加されています。
ということで、いつも理科教室で一緒にやっている本校特支の片山先生と一緒に行ってきました。片山先生はいつも機転がきいて先回りして準備してくれていますのでほんと助かります。
たくさんの実験を持ってきました。
まずは電気の実験。おもに電磁誘導を中心に行いました。
次は光の実験
最後はガウス加速器2時間で約15種類の実験を行いました。難解な公式を使ったものでなく、身近なものを使って物理現象を実験で解き明かしていくという手法を取り入れました。おもしろ実験ではありましたがその中に必ず「なぜ??」というのがあり、「どうして?」ということで簡単な原理を紹介していきました。あっという間の2時間でした。詳しい原理は今回配布したテキストに載っていますので、おそらく家に帰って見られたことだと思います。メンバーのうちの誰かが今日の物理編で「タイムマシンをつくるのか?」と言っていましたが、参加された皆さんはおそらく過去の少年少女にタイムスリップされたことだと思います。いつまでも「なぜ?」という気持ちを持ち続けて欲しいと思います。また、みなさんとお会いできるのを楽しみにしております。
今回の参加者の中に私が加古川北高で担任をした20年前の卒業生が子ども連れで参加してくれました。
次回の大人のハイスクールは「百人一首のかるた会」だそうです。普通のカルタ会ではないそうです。乞うご期待!!
最後に参加された皆さんの感想を載せておきます。ありがとうございました。
★実験というのは最近高校でもしなくなりつつあり、大変楽しく学ぶことができました。
★高校時代に学んだ内容を難しい式も なくその原理を実験を通して体感し学び直すことができ、とても楽しい時間を過ごすことができました。物理の先生は実験で人をひきつけることができるので、 とてもうらやましく思っています。でも、そのためには、準備にかける時間や労力は大変なものだと思いますが…
★途中から参加しましたが、全部おもしろかった。今回は実験オンリーでしたが、実験のあと、少しだけ理論の話をしてもらうのもよいかもしれません。いろんなものを分光シートでみてみたいと思います。ハートは不思議ですね。
★高校の時は地学部でした。
★数式のない、有効数字のない物理は楽しくて、すてきな時間をすごせました。
★身近な材料や思いがけない材料で楽しい実験を体験できました。次々興味もわき、実験をふくらまして楽しかったです。
★とてもおもしろかったです。次々でてくるネタ(?)がどれもおもしろく、高校の時に数式中で学んだ物理がこんなにおもしろいとは思いませんでした。準備とても大変だったと思います。ありがとうございました。
★久しぶりの実験、楽しかったです。何でこうなるのかわからなかったので、そこも知りたかったです。また、それを使った現代の商品や製品なども知りたいです。
★仮説立てて勝手に実験のアレンジをはじめたり、なんでこうなるのかの理論の話し合いが始まったり…大のおとなたちがすっかり高校生に戻っているのがとてもおもしろかったです。
★電気と磁石は仕事上モーター等に使用しているが原理を理解したかった。三相交流電池や配電、送電関係も知りたい。
★楽しい実験ばかりで難しい法則を思い出すことができました。日常の現象を教科書に載っている原理で説明できるのはすごいなあと思いました。
★目からウロコの楽しい実験でした。大変楽しく時間を過ごすことができました。またぜひ参加したいと思います。
★体験型で非常に楽しかったです。子どもも喜びました。今後とも楽しい企画を期待します。また参加させてください。
☆いろいろなことをおしえてもらってよかったです。またこれたらきたいです。(幼)
☆いろいろなものをつかって楽しかったしふしぎでした。またこれたらきたいです。(小)
校長 尾原周治
ガリレオくらぶに行ってきました。
12月5日(土)、先週に引き続き、阪神昆陽高校、阪神昆陽特別支援学校の先生と1部の宇戸さん、植田君、森本君、辻さん、3部の黒澤さんが伊丹市教育委員会主催のガリレオくらぶで理科実験の講師をつとめました。今日は、中学生が対象で、テーマは「液体窒素で学ぶ極低温の世界」です。
まずは、液体窒素をビーカーに小分けです。窒素は-196度が沸点です。ビーカーのなかで液体窒素が沸騰していて、中学生は興味津々です。
手始めに、ソフトテニスのボールを液体窒素で冷やしてみました。カチカチに凍って、柔らかいはずのボールは床に落ちると簡単に割れて しまいます。
次に、風船をつけた試験官を液体窒素につけて冷やす実験です。風船はしぼむだけでなく、試験官の中に吸い込まれていきました。
さらに、二酸化炭素や酸素を液体窒素で冷却しました。二酸化炭素はドライアイスに、酸素は液化してきれいな水色の液体になりました。もちろんお決まりの、バナナを凍らせて釘を打ったり、花を凍らせてばらばらにする実験もやりました。今年の出前実験講座はこれでおしまいです。協力してくれた生徒のみなさん、お疲れ様でした。来年も小学校の先生対象の実験講座や池尻小学校寺子屋教室に出かける予定です。