11月28日(土)、阪神昆陽高校、阪神昆陽特別支援学校の先生8名と1部の宇戸さん、植田君、森本君、3部の黒澤さんが伊丹市教育委員会主催のエジソンくらぶで理科実験の講師をつとめました。
今日は、小学生高学年が対象で、なんとダブルヘッダー(2回講演)でした。テーマは電磁気、メニューは「スピーカーをつくろう」「超簡単なモーターを作ろう」「電磁誘導無線」です。
まずは、CDラジカセにモーターをつないで音を出してみました。実は、モーターの中にはコイルと磁石が入っていて、スピーカーと同じなのです。次に、紙コップにエナメル線をまいたコイルと磁石でスピーカーを作りました。紙コップにエナメル線をまくのを苦労していましたが、皆なんとか音を出す事ができました。その次の実験は、部屋いっぱいにビニール線を何重にも巻いたコイルをひろげて、CDラジカセの音声電流を流し、先ほど作ったコップのコイルとクリスタルイヤホンでその音を聞こうというもの。結構大きな音が聞こえ、小学生はとても不思議そうに聞き入っていました。最後に、単3電池と銅線、ネオジム磁石で超簡単なモーターを作りました。単三電池のプラス極にネオジム磁石をつけて、マイナス極に銅線でつくった回転子を乗せます。銅線がうまく回るようにバランスを取ることと、ネオジム磁石にうまく接触させるのが大変でした。ハードルの高い工作でしたが、皆根気強く取り組んでいて、今日一番の人気実験でした。来週は中学生対象のガリレオくらぶがあります。中学生諸君、乞うご期待!!