12月5日(土)、先週に引き続き、阪神昆陽高校、阪神昆陽特別支援学校の先生と1部の宇戸さん、植田君、森本君、辻さん、3部の黒澤さんが伊丹市教育委員会主催のガリレオくらぶで理科実験の講師をつとめました。今日は、中学生が対象で、テーマは「液体窒素で学ぶ極低温の世界」です。
まずは、液体窒素をビーカーに小分けです。窒素は-196度が沸点です。ビーカーのなかで液体窒素が沸騰していて、中学生は興味津々です。
手始めに、ソフトテニスのボールを液体窒素で冷やしてみました。カチカチに凍って、柔らかいはずのボールは床に落ちると簡単に割れて しまいます。
次に、風船をつけた試験官を液体窒素につけて冷やす実験です。風船はしぼむだけでなく、試験官の中に吸い込まれていきました。
さらに、二酸化炭素や酸素を液体窒素で冷却しました。二酸化炭素はドライアイスに、酸素は液化してきれいな水色の液体になりました。もちろんお決まりの、バナナを凍らせて釘を打ったり、花を凍らせてばらばらにする実験もやりました。今年の出前実験講座はこれでおしまいです。協力してくれた生徒のみなさん、お疲れ様でした。来年も小学校の先生対象の実験講座や池尻小学校寺子屋教室に出かける予定です。