第15回のノーマライゼーションの授業が行われました。今回は車いすの介助実習です。伊丹市交通局の方が車いすでの乗降介助実習、グループ「つばさ」の方による車いす操作実習が行われました。
いつもより真剣な表情をみせ、話をよく聞き、取り組んでいました。実際に自ら進んでできるようになる日も近い!!
撮影 特別支援 千歳歓 教諭
10月15日・16日と兵庫県で第26回全国単位制高等学校長等連絡研究協議会が行われました。昨日15日は宝塚市の宝塚ホテルで全体会と分科会が行われました。
そこで、本校の特別支援の生徒が参加者全員に自分たちが実習で作ったクッキーを配ってくれました。もらった方々は、ちょうどおなかがすいてきた時間帯でしたので、すぐに食べておられました。すかさず、感想を聞きに行くと「とてもおいしい!」と好評でした。
16日は本校に場所を移して、定時制通信制の分科会が行われました。特別支援の施設と「交流及び共同学習」を中心に見学をしてもらいました。
本校の発表では、日常的に行われている「交流及び共同学習」を中心に発表をしました。
連絡研究協議会が終了してから、参加者に向けて、本日実習で作ったパンを販売しました。このパンは、地域にある松谷化学の希少糖を利用して作りました。一瞬にして売り切れました。
子供たちにとってもすごくいい勉強になったのではないかと思います。参加された先生方も喜んで帰られました。準備から運営まで、両校の先生方ありがとうございました。
校長 尾原周治
今日10月14日は阪神昆陽高等学校・阪神昆陽特別支援学校の創立記念日です。両校は「阪神昆陽はひとつ」スローガンにしており、生徒は授業、行事、生活などで日常的に交流が行われ、「ひとつ」という感があるのですが、職員はなかなか交流を持つことができずいました。そこで、両校の先生方の発案で、みんなが楽しみながらできる研修会をしてみてはどうかということになりました。体育大会や交流行事でこれから取り入れようとする体育的種目を生徒に先んじてやってみようということになり、皆さんスポーツウエアで体育館に集合しました。
最初はけがをしてはいけないのでラジオ体操!!
次に体育大会で取り入れようとしているコーン倒し
ボールの動きはゆっくりなのですが、どこへ行くかわからないので、けっこうハードなスポーツでした。競技も終わり頃になると、良好の先生方が入り乱れてほんとにわきあいあいとする姿が見え、とてもいい雰囲気になりました。
とりあえず競技をしたということで表彰!!
終了後は昼休みでしたので、食堂に集まって昼食会で、またいろいろな話に花が咲き、大変盛り上がりました!!
今回は急に企画したこともあり、全職員の三分の一程度の参加でしたが、これを機会にして、全職員で取り組める行事にしてさらに「阪神昆陽はひとつ」にしていきたいと思いました。企画から実施までをしてくださった先生方ほんとうにありがとうございました。
校長 尾原周治
10月10日(土)13:00より、神戸市の新長田ピフレホールで平成27年度第65回兵庫県高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会が行われました。本校では阪神丹有地区の予選を勝ち抜いた2名が参加しました。また、本校特別支援の生徒も今回特別出演として参加しました。
1年生 辻留奈さんが「やりなおし」という題で、自分自身の生活を見直して、今では高校に通うだけでなく、柔道にも挑戦しているということで自分を変える勇気を持つことが大切、そして私を変えてくれたのは夫であると言うことを述べました。
1年生山内美恵子さんはご主人に勧められ入学した高校で、日々新たな知識や気づきが感じられ、会場の皆さんは、生涯学び続けることの大切さを教えられた弁論でした。
山内さんは優秀賞を獲得し、神戸新聞社賞、サンテレビ賞も獲得しました。
特別参加の特別支援の野口さんは、慣れない舞台で緊張しながらも、立派に弁論をすることができ、観客の皆さんの感動をよんでいました。
三人ともすばらしい発表でした。全国大会には進めませんでしたが、皆さんの心に残る内容だったと思います。
今まで頑張った三人と、指導してくださった先生、休日にも関わらず、応援に駆けつけてくださった先生方にお礼を言いたいと思います。 ありがとうございました。
校長 尾原周治
大会の正式な名称は「全国障害者技能競技大会」ですが、親しみやすいものとするため、愛称として「アビリンピック」を使っています。
「アビリンピック」(ABILYMPICS)は、「アビリティ」(ABILITY・能力)と「オリンピック」(OLYMPICS)を合わせたものです。アビリンピックは、障害のある方々が日頃職場などで培った技能を競う大会です。障害のある方々の職業能力の向上を図るとともに、企業や社会一般の人々に障害のある方々に対する理解と認識を深めてもらい、その雇用の促進を図ることを目的として開催しています。
本校(特別支援)では2年生が、喫茶サービス、パソコンデータ、オフィスアシスタント、ビルクリーニング、製品パッキングにそれぞれ出場しました。
パソコンデータ入力に 末近くん、、増田くん、青木くん オフィスアシスタントに由良くん、寺崎くん、ビルクリーニングに釣井くん、吉村くん、製品パッキングに竹岡くんが出場しました。成人に混じって高校生が健闘しました。その中で末近くんがパソコンデータ入力部門で堂々の銅賞(3位)を獲得しました。
また、本校の特徴である高校と特別支援学校の交流の一環としての部活動の発表の場を与えてもらい、今回のアビリンピックでアトラクションとして登場しました。ダンス部と吹奏楽部(音楽部)で両校の生徒が生き生き楽しそうな表情で活動している場面を、参加している人達に見てもらうことができました。
校長 尾原周治
平成27年度後期入学式が10月1日10:00より、育友会長、武庫東中学校長先生はじめ、中学校の先生方、隣の池尻小学校の校長先生をお迎えして、行われました。
今年度は1部9名 2部3名 3部4名の合計16名です。今の気持ちを大切にして、阪神昆陽の歴史を作っていって欲しいと思います。
これで全校生は1部 228名(男117 女111)
2部 221名(男105 女116) 3部 298名(男192 女106) 合計 747名(男414 女333)になりました。
式辞
猛暑が続いた今年の夏も終わり、一年で一番過ごしやすい季節となりました。そのような佳き日に、阪神昆陽高等学校育友会長、佐藤真佐美様をはじめ、ご来賓、並びに、保護者の皆様のご臨席のもと、平成二十七年度後期入学式を挙行できますことを、心より厚くお礼申し上げます。
新入生の皆さん、入学おめでとうございます。これから皆さんと一緒に、本校の歴史を創っていけることを、とても楽しみにしています。また、保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。心からお喜び申し上げます。
さて、この阪神昆陽高校は、平成二十四年四月に開校したばかりの、県内で最も新しい県立高校で、生徒の興味・関心や、多様な学習ニーズに応じて、主体的に学ぶことができる、多部制単位制高校です。
本校の大きな特色は、同じ敷地に同時開校した阪神昆陽特別支援学校の存在です。この学校は、生徒の社会的・職業的自立を支援するための、職業教育に重点を置く、高等部の特別支援学校です。
両校は、同じ敷地にあるというメリットを生かして、新しい教育に取り組んでいます。具体的には、音楽や美術、情報、体育などの授業を、両校生徒が一緒に学んだり、体育祭や文化祭などの学校行事を、合同で実施しています。これを「交流及び共同学習」といい、きわめて先進的な取り組みとして、全国的にも注目を集めています。
このように、阪神昆陽高校は、他の高校には見られない。大きな特色を有した、すばらしい学校であり、皆さんは誇りと自信を持って、学んでほしいと思います。
さて、入学に際して、三つのことを皆さんにお願いしたいと思います。
一つ目は、社会で必要なルールを身につけるということです。「挨拶をする、美化や整頓に努める、約束や時間を守る」など、生き方の基本ともいうべきマナーやルールを、常に日常生活の中で実践してください。
現代社会は、様々な課題に満ちています。この厳しい社会を生き抜いていくためには、まず自分自身が努力して、人間としての力を高めなければなりません。高校時代という貴重な時期に、この大切な社会生活を送るためのルールを身につけて欲しいと思います。
二つ目は、目標をもつということです。
目標を持つことによって、どう行動すればよいかが、より明確になって、日々の行動にメリハリをつけてくれます。 また、具体的な目標を持つことが、ただちに行動につながります。目標を持つことで、行動力が生まれる。目標を持つことで、達成の喜びを味わうことが出来る。目標を持つことで、未達成のときはきちんと反省して、次の行動につなげることが出来る。目標を作って、一生懸命努力すれば必ず目標に手が届きます。
三つ目は、「阪神昆陽高校と阪神昆陽特別支援学校はひとつ」ということです。両校一体を象徴するものとして、校章、校歌、校訓や標準服などを、同一にしています。校長も別々でなく、一人が兼ねています。
両校の先生方は、高校の生徒も、特別支援学校の生徒も、分け隔てなく接してくれます。どうか皆さんも、「阪神昆陽はひとつ」という意識を持ち、学校生活を送ってほしいと思います。
最後になりましたが、ご来賓・保護者の皆様から、本校にいただいております、ご厚情とご支援に対しまして、厚くお礼申し上げますとともに、今後とも変わらぬご協力、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、式辞といたします。
平成二十七年十月一日 兵庫県立阪神昆陽高等学校長 尾原周治
9月18日金曜日、育友会長、武庫東中学校校長先生、常陽中学校の先生、育友会の役員の方々を迎えて、厳粛な卒業式を行うことができました。1部一人、2部一人、3部一人の三名の卒業式ですが、とても生徒たちの心に残る式でであったと思います。三人の前途に幸多かれと
願っています。
式 辞
風のそよぎも秋の気配が感じられる今日の佳き日に、ご来賓の本校育友会会長佐藤真佐美様ならびに武庫東中学校校長 長田こうじ様 常陽中学校 三浦としのり様、育友会役員の皆様、そして保護者の皆様にご臨席をいただき、平成二七年度前期卒業証書授与式を挙行できますことを、心よりお礼申し上げます。
横田君、谷川さん、山口君卒業おめでとうございます。また、保護者様には、お子様のご卒業を心よりお祝い申し上げます。
三人は高等学校における所定の課程を終え、本日めでたく卒業の日を迎えました。本校の教育活動に対して、常に前向きに一生懸命取り組んできた姿勢は、全職員が賞賛しています。一方で、高校生活を振り返ってみると、苦しんだこと、悩んだこと、困難なことも多々あったのではと思います。君たちはそれを乗り越えて、今日という日に至りました。
横田君は生活のリズムを整え受講科目の単位をすべて修得し、卒業後は自動車整備への道へ、谷川さんは芯が強く、何事にも集中してやるときはやるという強さを持って学業にあたり、卒業後は就職へ、山口君は粘り強く、最後までやり通す力を持っており、学業と仕事との両立をはかり、卒業後はその仕事を継続すると聞いております。この三人のこれまでの努力に対し、心からの拍手を送るとともに高校卒業という、新たな世界に羽ばたかれる皆さんに、「三つのこころ」を贈ります。
まず第一は、「感謝のこころ」です。
今日の日を迎えられたのも親御さんやご家族の方々、友人や仲間、多くの方々の支えがあってのことです。感謝の心が謙虚さを生みます。君たちの行く手に感謝の心があれば、困難の壁の前で潰れることはありません。
二つ目は、 「自立のこころ」です。
自立の心は困難を切り開く生きる力です。自分の中に、判断、選択、責任の原理を持って生きること、善悪の判断力、自分の物差しを持ち、良心の灯火(ともしび)を育ててください。
三つ目は、「共生のこころ」です。
今後、益々国際化、少子高齢化社会が進行します。君たちは特別支援学校との共同の学びや一緒におこなった行事を通して学んで身につけてきた、支え合い、励まし合っていける豊かな心、共生の心が、困難にあっても負けずにこころ豊かに生きることを教えてくれます。
この三つ、「感謝の心」「自立の心」「共生の心」を胸に刻んでください。そして、阪神昆陽高校で共に学んだ友情を大切にして、新たな世界に羽ばたいてください。
三人の輝かしい前途に、幸多かれと祈念してやみません。
最後になりましたが、ご来賓ならびに保護者の皆様から、本校に寄せられましたご厚情とご支援に対しまして、厚くお礼申し上げます。そして、今後とも変わらぬご協力、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、式辞といたします。
平成二十七年九月十八日
兵庫県立阪神昆陽高等学校長 尾原周治
10年前から兵庫県はASEAN とりわけタイ王国と教員の相互交流事業を行っています。一昨年は校長の尾原(神戸高校の教頭時に)が、本年は本校 井上教頭がこの事業に参加し、二人ともKing’s Collegeにお世話になりました。現在このタイ王国から訪問団が来県しており、King’s Collegeから サニ教頭が本校を訪問されました。その際以前からKing’s CollegeのBanchon校長と進めていた教育交流 姉妹校提携の話がまとまり、今回の訪問で正式に調印することとなりました。阪神昆陽高校・阪神昆陽特別支援学校とKing’s Collegeが正式に姉妹校提携を締結しました。
12月には第1回の訪問団として教員がKing’s College を訪問する計画をしています。今後この姉妹校提携が両校の生徒の相互交流に発展すればいいなと考えています。
校長 尾原周治
9月12日土曜日、尼崎市立教育総合センターで阪神・丹有生活体験発表大会が開催されました。本校からは1部の福田実央さん、辻留奈さん、3部の山内美恵子さんが出場、特別出演として、特別支援学校の野口芳衣さんも発表しました。
4番目に発表した福田実央さんは、「6月29日」と題して、辛かった過去とそれを克服した自分について語りました。
8番目の辻留奈さんは、「やりなおし」と題して、高校に再入学し自分の夢に向かって頑張っている様子を発表しました。
16番目の山内美恵子さんは、「私の高校生活」と題して、主婦業のかたわら充実した高校生活を送っている喜びについて語りました。
特別出演として特別支援学校の野口芳衣さんは、「私と母の3000日」と題して、お母さんと自分について発表しました。
すべての発表はどれもすばらしく、甲乙つけがたい内容でした。この阪神丹有地区の審査結果は。
最優秀に本校の山内美恵子さん、優秀賞に本校の辻留奈さんが選ばれました。二人は10月10日に神戸市の新長田にあるピフレホールで行われる生活体験発表の県大会に出場します。次は全国大会を目指せ!!
校長 尾原周治
8月26日18時、草津パーキングエリアを出ました。
19時半ごろ帰着予定です。