2月2日(木)、ノーマライゼーション発表大会がありました。この大会は、阪神昆陽高校独自の学校設定科目「ノーマライゼーション」「対人援助」「地域社会への支援」で障害や障害者について学んだことを、ポスターやスライドを使って口頭で発表する会です。もちろん特別支援学校の生徒もいろいろなテーマで発表します。本年度は修学旅行についてでした。
そして、オープニングに、伊丹市出身の兄弟デュオ「ちめいど」のお二人に出演していただきました。持ち歌だけでなく、ノーマライゼーションの授業で生徒が書いた振り返りの文章をつないで歌詞にし、それに曲を付けた阪神昆陽のためのオリジナルソングを披露してもらいました。ほんとに感激です。生徒もよく聞いていました。最後には、お二人が観客席まで降りてきて、みんなで大合唱、大いに盛り上がりました。続いて、1年次生徒が「ノーマライゼーション」の授業で学んだ様々な障害について発表しました。
つづいて、2年次生以上が履修できるの「対人援助」の発表です。学校の隣の障害者福祉施設「清流園」での実習の様子を報告ました。昨年の12月に行われた「清流園」の利用者の避難訓練(本校を避難所として)をお手伝いしたとき経験も話していました。
同じく、2年次生以上が履修できる「地域社会への支援」では、地域の方々と一緒に地域防災福祉マップをつくったり、ケアハイツいたみでの実習について報告しました。
最後に特別支援学校生徒の修学旅行の報告です。クイズあり、ジョークありの楽しい発表で、見ている生徒も思わず笑ったりして、話にのめりこんでいました。
発表後の講評で、副校長が共生社会をつくっていくためにはお互いに「わかること」が大切で、今日は「わかること」につながる発表ができたとしめくくりました。