
9月10日(土)第66回阪神丹有地区生活体験発表大会が西宮香風高校の大講堂で行われました。発表者は17名(うち特別出演1名)で本校からは3名と特別支援学校から1名の4名が参加しました。
1年 山本龍仁郎「夢への道は障害物競走」
4年 佐藤 京 「普通」
結果は4年の佐藤君が 優秀賞をもらい10月8日に西脇市民会館で行われる県大会に出場することになりました。
9月8日(木)に、タイ王国 マサヤム サンキ ウィッタヤー バンコクスクールからシャラポーン校長先生が来校されました。マサヤム サンキ ウィッタヤー バンコクスクールは、夏休みに高校の沖教頭が訪問した音楽専門の学校です。 まずは、校長室で姉妹校提携の調印を行いました。昨年度は男子校のキングス カレッジとの提携を結んで、この夏には高校・特支の生徒が同校を訪れ、10月にはキングスカレッジの生徒が本校にやってきます。マサヤム サンキ ウィッタヤー バンコクスクールは共学なので、来年度は、女子生徒の交流が行えそうです。
シャラポーン校長先生には、高校の職員室でのご挨拶の後、浴衣に着替えていただきました。そして、生徒会の生徒との懇談、期末試験の様子の見学、特支の職員室でのご挨拶、茶道のお点前体験、ダンス部の活動見学をしてもらいました。シャポーン先生は、「どの生徒も先生もニコニコしていて温かく接してもらいました。ぜひ来年は生徒の交流をやりましょう」とおっしゃっていました。
高校ではすでに29日から授業が始まっていますが、特別支援学校でも夏季休業が終了し、授業がはじまります。今日は全校集会がありました
私の話は、夏休み前の宿題「一秒の言葉」を考えてきたのを提出してくださいということと、今年の夏の話題オリンピックについて触れました。
連日、オリンピックでの熱戦が報道されていましたが、数々の感動のドラマがありました。私は陸上競技をやっていたので、世界最速のボルトのようなエースがいないのにも関わらず、銀メダルとなった4×100リレーが印象に残っていますが、いくつも感動のシーンがありました。その中でも特に「霊長類最強」と言われ、誰もが金メダルを疑わなかったレスリングの吉田沙保里選手が銀メダルに終わって、表彰台で泣きじゃくる姿に、私は感動したことを覚えています。そのとき彼女は敗戦後に次のようなことを言ったそうです。
「一人では強くなれない。こうやって仲間がいて、後輩がいて、ここまで私も切磋琢磨しながら強くなれた。後輩が金メダルを取ってくれて私も幸せです。」
「レスリングの女王」として孤独に戦ってきたように見える吉田選手の後ろには、彼女に憧れ、その背中を追い続けた、たくさんのライバルと仲間がいたということです。その全員を高みへと引き上げたのも、間違いなく吉田選手だと思います。そんな彼女の姿から学べることはたくさんあります。
「一人では強くなれない」のです。一緒に戦う仲間の存在を大切にし、お互い「プラスに刺激し合う」関係が築ける、そんな阪神昆陽の生徒、そして学年、クラスにしてください。
そのあと、表彰伝達、
生徒指導部長の話、阪神昆陽祭の話があり、最後に校歌で締めくくりました。
8月9日に石川県の金沢工大で行われた平成28年度全国理科教育大会 第87回日本理化学協会総会で本校の小林大祐教諭が分科会で意見提示を行いました。テーマは『好奇心が科学への道を開く』〜小中学生向けの理科教室の講師を務めて〜 です。この発表は昨年度より常盤大学や伊丹市教育委員会、近隣小学校で、本校の理科教員や科学クラブの生徒が小中学生向けの理科実験教室を行っている取り組みを紹介したものです。現在もブログにあるように、阪神昆陽理科一座として取り組みを継続中です。少しでも理科が好きな子供達を育てよう、理科に興味を持ってもらおうと取り組んでいます。依頼がありましたら、出向いて行きます。(この記事は石川県の金沢工業大学の会場で書いています)
校長 尾原周治
最近理科ネタばかりですいません。
兵庫県科学部会阪神地区若手教員実験講習会の講師を池本教頭と務めてきました。猪名川高校の安達校長先生も前回に引き続き手伝ってくださいました。昨年度に引き続いてですが、内容はバージョンアップ。参加の先生方も驚きの連続でした。また、みんな笑顔。これが授業するとき大事ですよね。生徒と楽しむのいいですね。(県立芦屋高校で行われました)
阪神特別支援学校の先生方とともに源田校長先生も参加!!特別支援学校の生徒にも十分取り入れることのできる実験ですので、ぜひ生徒とともに楽しんで欲しいと思います。ちなみに源田校長先生は帰省してくる孫に見せて「わぁーおばあちゃんすごい!!」って言わせて見せるそうです。こうやって理科好きが増えていってくれるといいですね。
たまには私たちの勇姿も!!
7月26日(火)13:00~ 芦屋市立精道中学校の精中応援隊(精中学び家)の夏休み特別企画「おもしろ実験教室」~不思議な物理の世界をのぞいてみよう~に講師として、池本教頭先生、片山先生(特支)と一緒に行ってきました。たくさんのおもしろ実験をやってきました。とっても喜んでもらえましたが、一番喜んでもらえたのは、ペットボトルで雲を作ろうでした。単極モーターや骨の見えるふ実験も結構人気が高いのですが、雲を作る実験が期待以上に盛り上がったのは驚きです。これからの出張実験教室の内容を子供たちの興味関心に応じたものに変えないといけないと痛感しました。精道中学校のこの取り組みは、通常は補習授業をやっていて、今回は特別編なのですが、PTAのお母さん方を中心にやられていて、子供たちの教育に熱心に取り組まれている姿を見て感動しました。こんな取り組みがいろいろな学校に広がっていくことが大切なんだろうと思った一日でした。
33年前、教員生活の出発点が芦屋市立潮見中学校だったので、保護者の中に30年前の卒業生がいました。ほんの少しの出会いでしたが、30年前にタイムスリップ。今日の物理の実験の最後のネタでした。
精道中学校の精中応援隊のページです
http://www.edu-ashiya.ed.jp/sidjhs/files/2012/07/40a92e64da1bbac8ffa79ce9f5c6b49a.pdf
校長 尾原周治