1部は4時間目、2部は8時間目、3部は、10時間目に、大講義室で実施、皆んな今からワクワクしています。
7月9日13:10(5限目)より赤ちゃん先生が阪神昆陽にやってきました。発達と保育の授業で実際の赤ちゃんが先生となっていろいろなことを教えてくれます。
この事業は「NPO法人ママの働き方応援隊」が実施しているもので、赤ちゃんとママが教育機関や高齢者施設、企業、団体に訪問し、学び・癒し・感動を共有し、人として一番大切なことを感じてもらう人間教育プログラムです。
今日は11ヶ月の赤ちゃんから2歳1ヶ月の赤ちゃん5人とそのお母さんがきてくれました。また、見習い赤ちゃんが2人と中学校の家庭科の先生が参観にこられていました。また神戸新聞の記者が取材にこられています。
本校生は「発達と保育」の選択者18名(男子9名女子9名)特別支援の生徒6名が授業に臨みました
授業は5つのグループに分かれて、自己紹介をしたあと、赤ちゃんをあやしたり、離乳食、おむつ替え、だっこ、バギーに乗せたり、絵本を読む、妊婦の母さんの心音を聴く、ゲームなどをして過ごしました。印象的だったのは、最初授業に臨んだときの生徒の顔が最初緊張した顔をしていましたが、赤ちゃんと過ごすうちにみるみる表情が変わり、終わりの頃には全員が笑顔だったことです。どの生徒も赤ちゃんと別れを惜しみ、最後まであやしていました。女の子も男の子も「早く赤ちゃんが欲しい!!」と感想を漏らしていました。
あと2回、10月、12月に授業があります。赤ちゃんの成長はとっても早いので、次見たときはびっくりするかもです!!次に会うときが楽しみです!!
おまけ・・・隣で体育をしていた生徒が「俺もこの授業がよかった~!!」と言ってました。
赤ちゃん先生のWebページ https://www.mamahata.net/
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校長 尾原周治
月曜日から このブログは一時修学旅行の様子を載せるページになります
昨日まとまった雨が降りました。本校のグランドは雨水貯留浸透施設に指定され、雨がたまるようになっています。
近年多発するゲリラ豪雨や台風による浸水被害を防止するために、兵庫県では「総合治水条例」を制定し、雨水を一時的に貯留浸透させる施設を作っています。本校のグランドもこの施設になっています。
そこで、雨が貯まっているのだから、体育の授業やクラブは1日2日できないのかなと思っていました。それがなんのなんの。。。。。
15:30頃にはもう授業で使っていました。貯留施設にしたときにグランドを掘り返して暗渠を入れて排水をよくしているそうです。これくらい水引の早い学校は未だかつて見たことはありません。恐るべし!!
今日は楽しみにしていたノーマライゼーション(ノーマ)の日。なぜ楽しみだったかというと、今日授業をしてくれる先生は特別支援の初任の先生の初ノーマの授業だったからです。先週は初任の中山先生だったのですが、出張のため見ることができず。今日は初任の木田先生の授業です。先週からの続きで、発達障害の 自閉症についてです。
アップルのジョブズ、マイクロソフトのビルゲイツ、エジソン、トムクルーズなどの身近な例をあげ、生徒に語りかけるように授業を進めていく。なかなか初任とは思えないくらい堂々と授業をしていました。最初はなかなか視線が生徒の方を向かないのですが、しっかりと生徒の方を向いていました。これからが楽しみです。
ちょっとした話題を何件か・・・・
(1)ゴミ箱設置
何気ないことなのですが、よくこの藤棚のところで生徒が集まって食事をしたり、話をしたりしています。結構ゴミが散乱していたのですが、誰かがゴミ箱を2つ設置してくれました。その日以来ゴミがなくなったのです。ほんのちょっとした気づきでよくなるものです。生徒たちもゴミ箱があればきちんと捨ててくれています(当たり前なのですが)ちょっとずつですが、学校が変わってきてるな。。と実感しています。
(2)自習ブース設置
ベンチ飯。。。とか、ベンチで勉強している生徒が多かったので、思い切って5人ずつ座れるブースを設置しました。まだ照明がついてないので薄暗いですが、昨日くらいから、お弁当を食べたり、話をしたり、先生を呼び込んで勉強したりと活用してくれています。特に、どう使いなさいなんていてないのですが、自分たちで使い方を考えて使ってくれています。
(3)あいさつ運動(特別支援)
県農の定時制に勤務しているときから、出張や緊急の用がないときは正門や昇降口に立って「あいさつ」を続けています。もちろん阪神昆陽に赴任してから特別支援学校の昇降口の前であいさつをすることにしています。最初はみんなあいさつを返してくれるのがぎごちなかったのですが、最近では生徒の方からあいさつをしてくれるようになってきました。大きな変化です。今週は生徒会の生徒が一緒に立ってあいさつをしてくれています。とっても頼もしい助っ人です。高校の方でも立とうと思い何度かいってみたのですが、何せ単位制の学校のこと、登校時間がばらばらで、立つのが難しいことがわかりました。何とかならないのかな
(4)障害者スポーツ大会の兵庫県代表選手として選ばれました
特別支援の堀井君(長距離)と益田君(短距離)が兵庫県の代表として出場することが決まりました。10月の国体に続いて、全国障害者スポーツ大会の陸上競技 10月24日から和歌山県紀三井寺公園陸上競技場で行われます。一生懸命練習をしていますので、応援お願いします。
(5)飛行機
朝校門に立っているとちょうど空港のラッシュ時か、3分間隔くらいで飛行機が頭上を通過していきます。小さい頃からの飛行機マニアで、小学校の時の夢は「パイロット」だったくらいですから、今はボーイング737が飛んでいったなっていう密かな楽しみもあります。やっぱり大きな飛行機777や767は上昇のスピードが遅いので、頭上ではすっごく大きく見え、小さな737やA320なんかはすぐに消えていきます。結構音も静かになったとはいえ、まだまだうるさいです。授業に支障がないと言えば嘘になります。あっ、本校の校舎の屋上には飛行機の無線標識があります。空港が近いといろんなことがあります。マニアにとってはうれしいですけど。。
中間報告
男子バスケットボール
1回戦 阪神昆陽46-22AIE国際
準決勝 阪神昆陽62-29神戸工業
決 勝 阪神昆陽27-31西宮香風 惜しくも決勝で敗れ2位となりました
バドミントン女子 (上田芽依)
個人(3セットマッチ)2回戦から登場
2回戦 阪神昆陽(上田)2-0琴の浦
3回戦 阪神昆陽(上田)2-0阪神昆陽(四村)
準々決勝 阪神昆陽(上田)2-1長田商業
準決勝 阪神昆陽(上田)0-2県農(定)
3位決定戦 阪神昆陽2-0琴の浦 3位となり兵庫県の団体戦の一員として全国大会に出場することになりました
卓球
男子団体 準優勝 女子団体 準優勝
男子個人 岡島 4位 浅見 5位 小島 7位
女子個人 西島 3位 大串 5位
結果 男子個人 岡田 女子個人 西島 全国大会に出場することになりました。
6日7日両日に阪神・丹有地区の春季総合体育大会が行われました。練習時間の少ない中、時間をやりくりして練習に励んだ成果を発揮してくれました。本校の特別支援の生徒たちもバドミントン、陸上競技に出場してがんばっているところを見せてくれました。高体連の試合ですが、本校の特別支援の生徒たちも参加させてもらいました。他の学校の高校生も特別支援学校の生徒という意識もなく打ち解けて試合をしていたのが印象的です。これが共生社会のあるべき姿なんでしょうね。
卓球男子 団体優勝 個人 優勝 岡田君 3位浅見君、原君
卓球女子 団体優勝 個人 優勝 井出さん 3位 西島さん
柔道 団体優勝 個人有段の部 優勝東君 2位 定塚君
剣道男子 団体優勝 個人 優勝 中西君 3位 濱崎君
剣道女子 団体優勝 個人優勝 中嶋さん 3位 杉江さん
バスケットボール男子 2位 バスケットボール女子 3位
バレーボール男子 2位 バレーボール女子 優勝
バドミントン男子 団体 2位、3位 個人3位 沖永君
バドミントン女子 団体優勝 特別支援 3位 個人 優勝上田さん
サッカー 優勝
校長 尾原周治
一昨日に引き続いて今回は高校の初任の先生方28名が本校(特別支援学校)に初任者研修で訪れました。最初に話をさせていただき、「困った子は困っている子」と「生徒指導に特別支援教育の視点を」という話をさせてもらいました。これは今年私が受けた研修で特別支援教育課長の小松原課長に教えてもらったことです。すっと自分の中に入り込んだので、話の中に織り込ませてもらいました。私自身ももっと若いときにこのことを聞いていたらもっと違う視点で生徒指導をしていたかもわかりません。
この後本校の大西副校長から特別支援教育についての話があり、コーディネーターの千歳先生から「特別支援教育の視点に立った授業づくりと生徒支援」という講義がありました。
大西副校長の講義は特別支援教育全般の話から発達障害の詳しい話があり、すごく理解しやすい話でした。また千歳先生の講義は、今すぐにでも学校に帰って実践できることばかりで、生徒を見る目が少し変わったかもわかりません。
昼食はほとんどの先生が本校の食堂を利用してくれました。(木曜日はノーマの日でなぜか利用者が少ないので助かりました)
昼食後は施設見学と研究協議。
本日行われているノーマ(高校で行われているノーマライゼーション)の授業も見学してもらいました。
最後は研究協議です。
先生方の本日の振り返りの一部を紹介します。
・特別支援学校で行われている支援は普通科でも取り入れられることがあると思う。
・日頃から生徒をよく観察して支援が必要なのか、単にサボっているかを見極める必要がある。
・通常学級でも特別支援学校の取り組みは使える。
・丁寧な教え方が大切、視覚に訴える。
・自分の学校の生徒と照らし合わせて考えると思い当たる節が多くあった。これからは特別支援教育の視点で見ようと思う。
・困った子は困っている子という考えへの意識の転換
もっともっとあったのですが、後日感想をいただいてから掲載したいと思います。初任の先生方の経験の一部になれば今日の研修が意義あるものになったと思います。
校長 尾原周治