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県立高校の初任者研修が特別支援学校で行われました

一昨日に引き続いて今回は高校の初任の先生方28名が本校(特別支援学校)に初任者研修で訪れました。最初に話をさせていただき、「困った子は困っている子」と「生徒指導に特別支援教育の視点を」という話をさせてもらいました。これは今年私が受けた研修で特別支援教育課長の小松原課長に教えてもらったことです。すっと自分の中に入り込んだので、話の中に織り込ませてもらいました。私自身ももっと若いときにこのことを聞いていたらもっと違う視点で生徒指導をしていたかもわかりません。

この後本校の大西副校長から特別支援教育についての話があり、コーディネーターの千歳先生から「特別支援教育の視点に立った授業づくりと生徒支援」という講義がありました。

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大西副校長の講義
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千歳先生の講義風景

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大西副校長の講義は特別支援教育全般の話から発達障害の詳しい話があり、すごく理解しやすい話でした。また千歳先生の講義は、今すぐにでも学校に帰って実践できることばかりで、生徒を見る目が少し変わったかもわかりません。

昼食はほとんどの先生が本校の食堂を利用してくれました。(木曜日はノーマの日でなぜか利用者が少ないので助かりました)

昼食後は施設見学と研究協議。

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本日行われているノーマ(高校で行われているノーマライゼーション)の授業も見学してもらいました。

最後は研究協議です。

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先生方の本日の振り返りの一部を紹介します。

・特別支援学校で行われている支援は普通科でも取り入れられることがあると思う。
・日頃から生徒をよく観察して支援が必要なのか、単にサボっているかを見極める必要がある。
・通常学級でも特別支援学校の取り組みは使える。
・丁寧な教え方が大切、視覚に訴える。
・自分の学校の生徒と照らし合わせて考えると思い当たる節が多くあった。これからは特別支援教育の視点で見ようと思う。
・困った子は困っている子という考えへの意識の転換

もっともっとあったのですが、後日感想をいただいてから掲載したいと思います。初任の先生方の経験の一部になれば今日の研修が意義あるものになったと思います。

校長 尾原周治

今日のノーマ(ノーマライゼーション)は点字だ!

木曜日恒例のノーマライゼーションの授業。先週の視覚障害の理解に続いて点字の学習。1時間は点字のことについての講義。2時間目は実際に点字を作る実習です。今までわからなかった点字の構造について講義を聴いたらよくわかりました。点字を打つのは右側から。。裏からそれで突起ができるので、裏向ければ左からの表示。仮名と数字の区別は数符というものを挟むということで区別を。訓練すれば読めるようになるかもわかりません。

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外部から講師を招いて点字の勉強
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点字の道具を使って真剣に打っています
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点字を打つ道具。初めて見ました。勉強になります。

校長 尾原周治

特別支援学校の初任の先生方が、阪神昆陽高校に研修にきました。(初任者研修)

6月2日(火) 県立特別支援学校の初任の先生方22名が高等学校に研修にきました。概要説明、授業見学、施設見学(高校・特支)、研究協議と盛りだくさんの内容で真剣な表情で研修を受けておられました。

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初任の先生方の記録を見せてもらいました。

お互いが刺激しながら日々の授業や行事ができていることはとてもすばらしいことだと思う。
「○○していてえらい」とほめることで生徒の自己肯定感を高めることができ、信頼関係が生まれること。私の場合だったらすぐに「○○できていない」と注意してしまうところだったと思う。

授業の中で交流し、高「一緒にすると楽しい雰囲気になった」特「話しかけてくれてとても嬉しい」などの感想が生まれている。

今までは同じ場所で一緒に勉強するということがどういうことなのかイメージしにくかったげど、実際に経験した生徒たちの感想を知ることができてとても勉強になりました。

一緒に過ごすこと、一緒の場所にいるのが社会にとって当たり前なので、それを身をもって体験、経験できることはよいことだと思います。生徒それぞれは目標は違うけど、ともに励まし合いながら学習することで自身のモチベーションの向上や、将来についてまたいろんなことの視野が広がる場が増えていけばこれからの教育にとってよいことだと感じました。

校舎見学の際、教頭先生が「環境が荒れると心が荒れる」とおっしゃった。特別支援学校の生徒が授業で清掃をしていると聞いたが「軽度」の知的障害があっても、自己有用感があればここまで活き活きと輝くのかと思った。

阪神昆陽高校では多様な生徒の進路を開拓、保障している。また交流および共同学習では生徒がやる気を持って授業にのぞみ、内容を理解するためのわかりやすい工夫が施されており、勉強になった。

同じ敷地内にあるからこそできることはあると思うが、他の学校(特別支援学校)でも工夫次第ではこの学校に近いことはできるのではと思った。日常的に交流したり、ごく自然にとまでは他の学校では厳しいと思う。ここまでの交流および共同学習ができ、これからさらに取り組みをしていこうとできるのはやはり同じ敷地内にあるという距離の近さは大きいと思った。
ただこの学校の場合特別支援学校の生徒も比較的軽度であるからこそできるのだと思う。参考にできることは多いと思うがやはりそれぞれの学校に合わせた交流および共同学習を考えなければならないのだと思う。

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今日来られた先生方の経験に少しでもプラスになればと思います。

*********話 題************

グランド側にAEDを取り付けました。土日など学校が休みの日に部活動や少年サッカーなどがいつも活動しているので気になっていました。事務室のご尽力でAEDがつきました。

これでひと安心。。でも使う機会がないことを祈ります。^ ^

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校長 尾原周治

 

オープンスクール 大好評でした。

特別支援学校のオープンスクールが終わりました。先週の木曜日を除く4日間行われ、390人の生徒、保護者の方々が学校に来てくださいました。本校生(特支)の生徒が誘導・案内・受付をしてくれました。DSC00146DSC00142

本校 の概要から始まり、施設見学、授業見学、職業訓練の見学などをしてもらいました。 参加された方々は大変喜んで帰っていかれました。

生徒が、主体的に生活を営むことができる力を身に付け、社会の要請に応じ た職業教育を主とした本格的な就業体験の機会を積極的に設け、生徒の社会的・職業的自立に必要な能力や態度を育てるキャリア教育に取り組む学校をめざして います。

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また、本校(高校)と(特別支援)両校は、それぞれの学校に通う生徒が同じ教室や施設等において共に学ぶ学習に取り組むなど、共に助け合って生き ていくことを実践的に学ぶ機会を設定することにより、触れ合いを通じた豊かな人間性を育むとともに、社会におけるノーマライゼーションの理念を進展するた めの礎となる学校をめざしています。今回来られた方々はそれを体験してもらいました。これからも何度かオープンスクールや説明会があるので何度も足を運ん でもらって進路を決めて欲しいと思います。

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校長   尾原周治

阪神丹有ソフトテニス大会 本校生大活躍!!!

5月30日(土)、31日(日)に行われました、阪丹総体のソフトテニス大会において本校生が大活躍をしてくれました。
 男子団体優勝!!!
 男子個人 優勝 南、仲川ペア
        3位 敷根 黒田ペア
        3位 丸山 石田ペア

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県大会での活躍を期待しています。めざせ全国大会!!!

校長 尾原周治

 

 

 

真剣な表情の共同の学びの授業と理科実験授業

プラスチックコップを使っての音楽の授業 カップリズムです。高校と特支の生徒の共同の学びです。真剣に先生の話に耳を傾け、一生懸命授業に取り組んでいました。

共同の学び音楽 カップリズム

続いて、高校の理科実験授業です。普段は元気のいい生徒たちも、今日は真剣そのもの。葉の葉脈標本づくりの実験です。私語もせず、真剣に取り組んでしました。ベストショットがとれたと、コーディネーターの千歳先生に写真をいただき、記事にしました。

校長 尾原周治

理科入門 (2)理科入門 (1)理科入門 (5) 理科入門 (4)

理科入門 (6)

理科入門 (3)

本格的な「阪神昆陽のパン屋さん」販売

昨日職員室にいると、パンのおいしそうな匂いがしてきました。     外に出てみると、パンがずらっと並んで、行列ができていました。

桃デニッシュ100円 コーンデニッシュ100円の2つが新発売。瞬時に売り切れて残念ながら買えませんでした。 あと、カリッとチーズ、もちもちガーナ、ロングウイニー、ごまいもスティック、生クリームクロワッサン、プレッチェン、黒豆パン、ミニクロワッサンが50円~100円で販売されています。今回は結構数があったので、売り切れまで時間がかかるかなと思っていましたが、飛ぶように売れ、すぐに売り切れていました。

販売にはまだまだぎごちないところがありましたが、これは慣れですね。もっともっと数を多く作れるようになったら、外部への販売・・・・

10月に兵庫県で行われる全国単位制高等学校長等連絡協議会で販売を考えています。もし本校に訪れ、販売があったらぜひ食べてみてください。おいいしいですよ。(お世辞抜きで。。。)

校長 尾原周治

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兵庫県障害者のじぎくスポーツ大会 好成績!!

「第9回県障害者のじぎくスポーツ大会」の総合開会式が5月23日(土)、兵庫県三木市の三木総合防災公園陸上競技場でありました。県内各地の出場者が整列し、本校生徒(特別支援)も整列し練習の成果を発揮することを誓っていました。

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陸上部全員です。
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リレーで表彰されました
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自己記録更新の堀井君です。

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陸上競技では12名が参加し、金賞3個、銀賞2個、銅賞3個を獲得しました。中でも男子1500mで堀井君(3年)が4分49秒の自己新記録で優勝し、全国大会への期待を膨らませてくれています。

陸上競技場の横ではサッカーが行われ、大人のサッカーチームに混じって本校生が活躍し、3位の成績を上げました。                        天気がよく暑い中全員で全力で3試合を戦い抜きました(教頭 樋口)

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5月24日(日)に行われたバスケットボールでは男女とも優勝し、6月7日に和歌山で行われる近畿大会に駒を進めました。

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*********ちょっとした話題*************

皆さん陸上競技のタイムってどうやって決めているかご存じですか? 実は写真判定という方法で着順やタイムを判定しています。これは競馬の写真判定と同じものです。もうかれこれ22年陸上競技の写真判定に関わってきました。                               写真判定はゴールの上(スタンドの上)に特殊なビデオカメラ(スリットカメラ)を設置しています。このカメラでゴールしてくる選手を録画し、その画像をコンピュータで処理し、判定員がトルソー(胴体)の一番先端のタイムを読んで判定をした結果を電光掲示板などに表示しています。  兵庫県の写真判定は全国的にも注目されています。レースが終わった瞬間にレース結果がライブで表示されるとということで、全国的(国体で)にも国際的(アジア大会で)にも賞賛され、現在どの競技会も早いレース結果の表示が標準になってきています。次に陸上競技をご覧になるときに、レース終了から結果が出るまでどんなことが行われているかを考えながら見ていただくと、きっとおもしろいですよ。

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ゴールに入ってくる選手にあわせてビデオのスイッチを押して、撮影を開始します。
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写真判定装置です。バックアップを含めて2台あります。この2台でマンションが買えるかな・・・
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ここで、ゴール付近においてある速報板(ゴールタイマー)とビデオの撮影のスイッチを操作しています。

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実際の写真判定の画面です。中央に見えている線が判定線で、右の部分にタイムが表示されます。

校長 尾原周治

 

 

第4回体育祭が開催されました。

昨夜の雨も朝のうちにあがり、グランドの水はけがいいので、もともと13時から開催する予定でしたので、暑くもなく、寒くもないベストコンディションで臨んだ体育祭でした。土曜日の開催ということもあって、100人以上の保護者の方々が応援にきてくれました。

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本校の体育祭の特徴は高等学校と特別支援学校の生徒が分け隔てなく一緒に競技に取り組むことです。ここまで本格的に交流の行事が行われているのは全国的にも珍しいそうです。実際、多部制の1部、2部、3部、特別支援と見やすいように色別のビブスをつけて競技に出ているので、区別がつきますが、ビブスがなければ区別がつきません。競技中も高校、特支の生徒が普通に会話していました。これがまさしく共生社会を生き抜いていく子供たちです。日頃のノーマライゼーションの授業、対人援助の授業、交流授業の成果が存分に発揮されています。

次の大きい行事は文化祭です。今から楽しみです。

校長 尾原周治

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職業コース(流通・サービス)のビルメンテナンス実習

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本校に着任してまず驚いたのは校舎内外が美しいことです。床にはゴミ一つおちていない状態、いつもぴかぴか。トイレもホテルのホテルにいるのかというような錯覚を覚えるくらいの美しさです。

話に聞いてはいましたが、本校特別支援学校の生徒が、職業教育の中でビルメンテナンスの授業で、実習しています。いつやっているのかわかりませんが、やっと遭遇しました。一生懸命掃除してくれた後は本当にぴっかぴかです。頭が下がります。

それと、こうやって生徒が美しくしてくれていますので、それを維持しようと先生方も毎朝掃除をしてくれています。

もし本校にお立ち寄りになられたときは是非、トイレに入ってみてください。