6月10日(水)、和歌山県紀の川市打田若もの広場で行われた、第62回近畿盲学校野球大会に和歌山県立盲学校野球部10名と本校野球部5名の連合チームで出場しました。
心配された天気も好天に恵まれ、気温ととともに試合の熱気もどんどん上昇するような白熱した展開となりました。
去年に引き続き、2回目となる和歌山との合同チーム。試合前、選手たちで円陣を組みエールを称え合いました。今回は、和歌山の「W」、兵庫の「H」、そして気合の「オーッ!」。続けて「W・H・Oh!(ダヴゥル・エイチ・オー)」を合言葉に、みんなで大きな声で鼓舞しました。
一回戦は、福井県立盲学校と対戦。内野を女子生徒中心に固めた、息の合ったチームでした。試合は、合同チームの打線が爆発!12対3と快勝しました!
準決勝となる2回戦。相手は前年度優勝校の大阪府立視覚支援学校。内外野ともに堅い守備で打線もつながりのある強豪チーム。試合は6-2と連合チームが試合を有利に進めるも、結果的に最終回となった表の大阪府の攻撃で、一挙5点を取られて逆転されてしまいます。ところがその裏の連合チームは、1アウトから1番の好打順。連打で打線が繋がり、5番打者の2点タイムリーヒットで一挙逆転!8×―7でサヨナラ勝利を収めました!!
そして決勝戦へ進出。対戦相手は大阪市。試合前の「W・H・Oh!」のエールも今日一番のエールとなりました。試合は、大阪市に先制2ランを浴びるなど、結果は大差となりましたが、和歌山・兵庫の連合チームが、みごと準優勝を果たすことができました(笑)!!
今回、魚住泰暉は試合に出ることはできませんでしたが、一生懸命ベンチを盛り上げてくれました。キャプテン南健太は慣れないセンターの守備も無難にこなし、連合チームを支えてくれました。高祖健慈は代打でタイムリーヒット、松村一輝はファーボールでの出塁やサードゴロ3回も取って試合を楽にしてくれました。そんな彼らの活躍もあり、3試合すべて先発し、攻守ともに大活躍してくれた横田翔が敢闘賞を受賞することができました。
本当に多くの素晴らしい体験をすることができました。このような機会を与えて下さった主催者の皆様並びに後援者の皆様、その他運営に関わる関係者の皆様やスタッフの皆様に心より感謝申し上げます。
そして、練習もほぼできない状態で挑んだこの大会。去年度から連合チームとして共に戦い、このような素晴らしい結果を共に築くことができた和歌山盲学校野球部の皆さん!本当にありがとうございました!!これからもこの絆を大切に、グランドソフトボールを盛り上げていきましょう。この場を借りて、改めてお礼申し上げます。
次は、11月の兵庫県大会、3連覇に向けて練習していきたいと思います。
これからもご協力宜しくお願いします。
※写真01:和歌山・兵庫連合チーム 02:連合チーム試合前の整列
03:ピッチャー横田翔 04:バッタ―キャプテン南、ネクストに松村
05:バッター松村 06.決勝戦のマウンドの様子 07:円陣「W・H・Oh!」
野球部