6月2日(火) 県立特別支援学校の初任の先生方22名が高等学校に研修にきました。概要説明、授業見学、施設見学(高校・特支)、研究協議と盛りだくさんの内容で真剣な表情で研修を受けておられました。
初任の先生方の記録を見せてもらいました。
お互いが刺激しながら日々の授業や行事ができていることはとてもすばらしいことだと思う。
「○○していてえらい」とほめることで生徒の自己肯定感を高めることができ、信頼関係が生まれること。私の場合だったらすぐに「○○できていない」と注意してしまうところだったと思う。
授業の中で交流し、高「一緒にすると楽しい雰囲気になった」特「話しかけてくれてとても嬉しい」などの感想が生まれている。
今までは同じ場所で一緒に勉強するということがどういうことなのかイメージしにくかったげど、実際に経験した生徒たちの感想を知ることができてとても勉強になりました。
一緒に過ごすこと、一緒の場所にいるのが社会にとって当たり前なので、それを身をもって体験、経験できることはよいことだと思います。生徒それぞれは目標は違うけど、ともに励まし合いながら学習することで自身のモチベーションの向上や、将来についてまたいろんなことの視野が広がる場が増えていけばこれからの教育にとってよいことだと感じました。
校舎見学の際、教頭先生が「環境が荒れると心が荒れる」とおっしゃった。特別支援学校の生徒が授業で清掃をしていると聞いたが「軽度」の知的障害があっても、自己有用感があればここまで活き活きと輝くのかと思った。
阪神昆陽高校では多様な生徒の進路を開拓、保障している。また交流および共同学習では生徒がやる気を持って授業にのぞみ、内容を理解するためのわかりやすい工夫が施されており、勉強になった。
同じ敷地内にあるからこそできることはあると思うが、他の学校(特別支援学校)でも工夫次第ではこの学校に近いことはできるのではと思った。日常的に交流したり、ごく自然にとまでは他の学校では厳しいと思う。ここまでの交流および共同学習ができ、これからさらに取り組みをしていこうとできるのはやはり同じ敷地内にあるという距離の近さは大きいと思った。
ただこの学校の場合特別支援学校の生徒も比較的軽度であるからこそできるのだと思う。参考にできることは多いと思うがやはりそれぞれの学校に合わせた交流および共同学習を考えなければならないのだと思う。
今日来られた先生方の経験に少しでもプラスになればと思います。
*********話 題************
グランド側にAEDを取り付けました。土日など学校が休みの日に部活動や少年サッカーなどがいつも活動しているので気になっていました。事務室のご尽力でAEDがつきました。
これでひと安心。。でも使う機会がないことを祈ります。^ ^
校長 尾原周治