【校長室より】臨時休業6日目


西宮今津高校生の皆さん、こんにちは。臨時休業5日目、元気ですか?

さて、2月1日に行われた総合学科発表会のアンケート結果の報告がありました。当日は、81名の来場者あったのですが、そのうち13名は中学生でした。

中学生の感想を少し、紹介します。

ステージ発表について「高校生ってこんなにすごいんだと思いました。堂々としていてかっこ良かったです」展示発表について「家庭科の所では、私の好きな浴衣がありとても良かったです。見ていてすごく楽しかったし、たくさんの発見がありました。色々な展示があって、自分もしてみたい!と思いました」全般について「…楽しかったです。勉強になることがたくさんあった。内容が濃くてさすが高校生だなと思いました」「音楽がすごかったです。中学校にはない専門科目が良いなと思いました」。皆さんの姿は中学生にとってこんな風に映っていたんですね。

人は、自分の成長にはなかなか気づかないものです。昨日の自分より、他人と自分を比べて「自分はだめだ」と思ってしまいがちです。でも、違います。今よりさらに成長するためには、過去の自分と比べて今の自分はどれだけ成長することができているか、それは何によって成長できたかを自覚することが出発点だと思います。

(校長 梶 美由紀)

【校長室より】臨時休業5日目


西宮今津高校生の皆さん、こんにちは。臨時休業5日目、元気ですか?

先週、ロッテのドラフト1位、佐々木朗希選手(大船渡)が、休校で学校に行けない全国の少年少女へ送ったメッセージを記事(スポニチ 2020.3.5)で読みました。

「やることが与えられない時には自分で考えてやることが求められる。その方が野球だったり勉強だったり、伸びると思う。時間をうまく活用してほしい」

彼は小3の時に東日本大震災で被災、中学校では腰を疲労骨折。練習できないつらさを味わった。高校は公立だったので、全体練習は短く自主練習に多くの時間を費やした。「自分を理解しないとそういう時間をうまく使えない。時間をうまく使えたから伸びた」。自分を見つめ、足りないものを補う努力をしたからこそ最速163キロを出すまでに成長を遂げた、と記事は伝えていました。

「自分を理解すること」「自分で考えること」「時間をうまく活用すること」。今の佐々木選手があるのは生まれ持っての才能だけではないことが分かりました。

(校長 梶 美由紀)

学習支援コンテンツの紹介


臨時休業に入って、間もなく1週間が経とうとしています。

早い人は、臨時休業前にもらった課題がもう済んでしまった、という人もいるかもしれません。また、課題ばかりでは疲れてしまった、という人もいるかもしれません。

そこで、今回の全国一斉臨時休業に対し、様々な団体が学習支援コンテンツを公開してくれています。ほとんどが無料のものです。

ぜひ、こういったものを活用し、動画などで学習に取り組んでみてはどうでしょうか?

いくつかリンクサイトを紹介します。

☆経済産業省 「新型コロナ感染症による学校休業対策『#学びを止めない未来の教室』」

https://www.learning-innovation.go.jp/covid_19/?t=8

☆兵庫県教育委員会教育企画課

http://www.hyogo-c.ed.jp/~kikaku-bo/index.html

いずれも、無料の教育コンテンツにリンクが貼られています。

手軽に動画コンテンツを見ることができます。よろしければ、試してみてください。

(文責:ネットワーク管理者)

【緊急】校長室より、保護者・生徒の皆さんへ


県教育委員会から一斉臨時休業中の生徒の外出について依頼がありましたので、お知らせします。ご協力をいただきますようお願いします。

なお、休日等の外出についても同様です。

1 軽い風邪症状(のどの痛みだけ、咳だけ、発熱だけなど)でも外出を控えること。

2 規模の大小に関わらず、風通しの悪い空間で人と人とが至近距離で会話する場所やイベントにできるだけ行かないこと。

(校長 梶 美由紀)

【校長室より】臨時休業4日目


西宮今津高校生の皆さん、こんにちは。臨時休業4日目、新型コロナウイルスの勢いはなかなか衰えません。早く、通常の生活に戻りたいものです。

さて、今、私たちがするべきことを考えてみました。まず、手洗い、うがい、咳エチケット、部屋の換気、できるだけ不特定多数の人が集まるところを避けること…。それからもう一つ、SNSなどに拡散している出所のはっきりしない情報に惑わされないこと。

こんなニュースがありました。「花こう岩(かこうがん)」という石がコロナウイルスに効果があるとい噂(うわさ)が拡散し、フリマアプリに出品されている。実際に専門家に聞くと「科学的根拠は全くない」とのことでした。デマだったのです。

この時期、家にいる時間が長いと「スマホから新しい情報を得たい」という心理が働きます。そんな時、拡散している噂(うわさ)があるとついつい惑わされてしまいます。

安易に根拠のない噂(うわさ)、デマを信じないこと、それを拡散しないこと。これこそ私たちがしなければならないことです。「新型コロナウイルス」の感染拡大はこわいけれど、「デマ」の拡散はもっとこわいと思います。

(校長 梶 美由紀)