【校長室より】通常登校9日目


通常登校9日目、皆さん、調子はどうですか?

さて、6月19日に都道府県をまたいだ移動の自粛要請が全国的に解除され、1週間が経ちました。新規感染者数はゼロにはならないものの、感染予防対策をしながらの新しい日常が戻りつつあります。

本校では、予定どおり7月9日に2年次生の「総合校外学習」を実施することになりました。この総合校外学習は「フィールドワーク」体験が主な目的です。フィールドワークは次に取り組む「課題研究」のための調査方法の一つで、訪問先でのインタビューや実際の観察によって現状を取材します。今回は神戸、宇治、西宮の3地域、目的別にさらに10グループに分かれ、公共施設、地場産業、街並みなどを生かして行われている「町おこし」について調べます。現地の方々に直接、話をお聞きすることによって人々の暮らしや仕事をすることの意味も考えます。まずは事前学習、実施後には事後学習を行い、最終的には体験や取材の内容をまとめ、発表もする予定です。

今年は臨時休業のために授業時数が減っている中、校外学習は後回しになりそうなところですが、総合学科の本校にとって今回の校外学習は必要な学びの機会だと考えています。

2年次生の皆さんが、当日、感染予防対策をした上で、しっかり学んでくれることを期待しています。

(校長 梶 美由紀)

【校長室より】通常登校6日目


通常登校6日目、調子はどうですか?検温、手洗い、暑いけどマスク着用、頑張っていますか?中国、北京市では約2ヶ月間新規感染者ゼロだったのに、11日に感染者が確認され、それ以降クラスターが発生。学校も休校になっているとのことです。油断大敵です。

さて、本当なら文化祭1日目のはずだった先週の金曜日の放課後、生徒会長のU君をはじめ生徒会役員7人と校長室で話をしました。

「行事がどんどん中止になり、やりたかったことができず、何もかも中途半端。もやもやしている」。
「離任式がなくなり、お世話になった先生方に思いを伝えられなかったのが心残り」。
「1年が心配。入学したばかりなのにオリ合宿も文化祭も中止になり、クラスが団結することができるだろうか」。
「最後だということで頑張っていた3年の先輩の発表の機会が奪われてしまった」。
「今回の新型コロナの影響でみんな気持ちが沈んでしまっていると思う」。

彼らは1人1人さまざまな思いを語ってくれました。大切な時間が新型コロナに奪われた悲しみや辛さを誰かにぶつけたいけれど誰にぶつけても何も変わらないことは分かっている、悶々とした思いです。

それでも、今から、西宮今津高校のみんなが団結や一体感を感じられるように、自分たち生徒会の思いを何か形にしたいと彼らは言いました。

前を向いて進んで行こうとする強い気持ちが伝わって来ました。

(校長 梶 美由紀)

【校長室より】通常登校2日目


通常登校2日目、調子はどうですか?昨日は初日から7時間授業だったので疲れてしまった人もいるかもしれませんね。徐々に自分のペースを取り戻してください。

さて、だんだん暑くなってきました。ホームルーム教室、情報教室、生徒集会室、図書館にはエアコンが入っているので28℃以上になれば冷房が入ります。この時期、感染症対策として換気が重要ですが、本校のエアコンには換気機能はついていません。ということは、冷房を入れながら窓やドアを開けなければならないのでしょうか。

先週、学校薬剤師の瓜生先生が来校されたのでいろいろと教えていただきました。 換気は教室の対角2カ所以上の窓を10㎝以上開けて空気の流れをつくるというのが基本だそうです。

本校の場合、エアコンが入っている教室は運動場側の窓に2カ所換気扇が付いています。また、廊下側は前後のドアの上の天窓の片側がパンチングメタル(空気を通す)になっています。つまり、運動場側の換気扇を回し、廊下側のドアや窓は閉めたまま、廊下の窓を開けておけば基本の換気ができるというわけです。

せっかく、冷房を入れてもドアや窓を大きく開けなければならないと、冷房が効かないのでは…と心配していたのですが、ちょっと安心しました。

(校長 梶 美由紀)

【校長室より】通常登校1日目


通常登校1日目、ちょっと蒸し暑いですが、爽やかな風が吹いています。校舎内には、久々に生徒の皆さんの明るい声が響き、嬉しくなります。

皆さん、今朝も検温をしてきましたか?これからは学校への報告の必要はありません。教室前に待機している先生から確認されることもありません。各自が自分の生徒手帳に記録する自己管理方式、新しい生活習慣です。協力、よろしくお願いします。

さて、今日から食堂再開です。さっき、調理員さんに「今日からまたよろしくおねがいします」と挨拶をしに行ってきました。

しかし、再開を軽々しく喜んではいられません。皆がマスクを外す食堂は細心の注意が必要です。この日を前に担当の総務部の先生は食堂業者と話し合いを重ね、さまざまな感染症対策を考えました。

まず、消毒液の設置。入口専用扉から入ると食券販売機まで一方通行です。

ゆったりと並べるスペースを確保しています。

以前は168の椅子をテーブルに迎えあわせに置いていましたが、今日からは席数を84席に減らし、皆が同じ方向を向く配置に変えています。

ここまで対策をしたというのに、担当の先生はまだまだ心配そう。「生徒たちはシミュレーションどおりに動いてくれるかな」とつぶやいていました。

(校長 梶 美由紀)

【校長室より】分散登校10日目


学校再開10日目、分散登校も今日が最終日です。皆さん、調子はどうですか?

いよいよ、来週から学校が通常に戻ります。当たり前のことですがクラスのみんなと教室で会うことができます。いや、今まで当たり前だと思っていたけれど、実は当たり前ではないことがたくさんあったのだと身にしみて感じています。

ところで、臨時休校がなかったら、全員が登校する日は1年に何日あったと思いますか?数えてみると意外と少なく、1、2年次生は195日、3年次生は165日でした。

高校の3年間は皆さんにとって小、中、高12年間の学校生活の最後の時間です。学校に通う日々は限りなく続くように思いがちですが、それは違います。すべての人に学校生活の終わりの日がやってきます。

その貴重な時間を皆さんから奪った新型コロナウイルスは本当に憎いです。でも、憎い憎いと言っていても何も変わりません。気持ちを切り替えて、クラスのみんなと笑い合える、先生に叱ってもらえる「限りある日々」を大切に過ごすことの方が大切です。 こんなことでもなければ1年間をなんとなく過ごしていたかもしれません。でも、今、「高校生活には限りがある。1日1日を大切にしよう」と思うことができたなら、臨時休校も意味のあるものになるはずです。

(校長 梶 美由紀)