【校長室より】臨時休業5日目
西宮今津高校生の皆さん、こんにちは。臨時休業5日目、元気ですか?
先週、ロッテのドラフト1位、佐々木朗希選手(大船渡)が、休校で学校に行けない全国の少年少女へ送ったメッセージを記事(スポニチ 2020.3.5)で読みました。
「やることが与えられない時には自分で考えてやることが求められる。その方が野球だったり勉強だったり、伸びると思う。時間をうまく活用してほしい」
彼は小3の時に東日本大震災で被災、中学校では腰を疲労骨折。練習できないつらさを味わった。高校は公立だったので、全体練習は短く自主練習に多くの時間を費やした。「自分を理解しないとそういう時間をうまく使えない。時間をうまく使えたから伸びた」。自分を見つめ、足りないものを補う努力をしたからこそ最速163キロを出すまでに成長を遂げた、と記事は伝えていました。
「自分を理解すること」「自分で考えること」「時間をうまく活用すること」。今の佐々木選手があるのは生まれ持っての才能だけではないことが分かりました。
(校長 梶 美由紀)