【校長室より】分散登校5日目
学校再開5日目、皆さん、調子はどうですか?
兵庫県では新規感染者数ゼロの日が19日間続いているとのこと、ほっとします。
でも、先日、「巨人軍の坂本選手と大城選手が陽性」というニュースが流れた時は、一瞬、日本中が「ドキッ」としたように感じました。
皆さんの中には「自分も感染したらどうしよう」「熱が出ただけでも、学校を休んだら変に思われるんじゃないか」と不安を抱いている人がいるのではありませんか?
文部科学省の「学校の新しい生活様式」にはこんなことが書かれています。「本感染症については、いまだ不明な点が多く、有効性が確認された特異的なワクチンは存在しません。〈中略〉私たちは、長期間、この新たな感染症とともに社会で生きていかなければなりません。〈中略〉感染症対策を徹底しつつも、感染リスクはゼロにすることはできないという事実を前提として、感染者が確認された場合には迅速かつ的確に対処する〈中略〉ことが重要です」。
たとえ、検温・手洗い・マスク着用をし、三密を避けていても、感染する可能性は誰にでもあるのです。だから、もし感染したとしてもしかたがない、責めることはできないということを理解する。同時に体調が悪くなった人のしんどさを理解する。そうすることが皆でできれば、結果として皆が安心して学校生活を送ることができるはずです。
(校長 梶 美由紀)