【校長室より】春季休業8日目


西宮今津高校生の皆さん、こんにちは。春休み8日目、元気ですか?

新型コロナウイルスの影響で心が晴れない日々が続いていますが、桜の花はいつもの年と同じく美しく咲いています。中庭の桜の写真を撮ってみました。

昨日から4月、新年度になりました。校長は変わらずそのままですが、教頭先生をはじめ13人の先生方、事務室は事務長先生を含め4人の先生方が新しく着任されました。3月末にはそれだけの数の先生方が本校を去っていかれたということです。

寂しくもあり、新しい期待もありの4月です。

(校長 梶 美由紀) 

【校長室より】春季休業6日目


西宮今津高校生の皆さん、こんにちは。春休み6日目、元気ですか?

テレビでは東京オリンピック・パラリンピックが延期されたことについて、何人ものアスリートが「しかたがない」と言いつつも無念さを隠せない表情を見せていました。本当に悔しいだろうと思います。

本校でも4月からの学校再開に向けて準備を進めていますが、いくつかの行事については中止や延期をしなければならないのが実情です。

今年は本校生が訪問する予定だったニュージーランド研修については、先日、姉妹校のボダニー・ダウンズ・セカンダリー・カレッジから2020年度はホームスティの受け入れができないという連絡が入りました。また文部科学省の方針を受けて兵庫県教育委員会からも8月末までは海外への研修旅行を自粛するよう通知があったところです。楽しみにしていた皆さんもたくさんいることと思います。本当に残念です。

時間はかかるかもしれませんが、新型コロナウイルスとの戦いには必ず人間が勝利する ことを信じています。その時を迎えるまで私たちは自分がすべきことをすることで静かに戦うしかありません。

(校長 梶 美由紀)

【校長室より】春季休業5日目


西宮今津高校生の皆さん、こんにちは。春休み5日目、元気ですか?

3月26日に阪神タイガースの藤浪晋太郎選手(25)が新型コロナウイルスに感染していることを発表しました。翌日、続いて他の2選手の感染も発表されました。報道によると藤浪選手はコーヒーの香りがしないという症状で相談したところ、感染が分かったとのことでした。この時期、「匂いがしない」くらいなら風邪や花粉症で鼻の調子が悪いのかと軽く考えてしまうところです。彼は自分の体調管理がしっかりできているという点でさすがはプロだと思いました。

新型コロナウイルス感染拡大を防止のためには、自分の体調の変化をしっかり把握することは、私たち皆がしなければならないことです。でも、小さな体調の変化に気づくことは意外に難しい…。誰でも確実にできることとして、自分の体温を把握することがあります。皆さんには、毎朝の体温計測の習慣をつけてほしいと思っています。

(校長 梶 美由紀) 

【校長室より】春季休業4日目


西宮今津高校生の皆さん、こんにちは。春休み4日目、元気ですか?

阪神甲子園駅前バスロータリーの桜が咲き始めています。今週末はお花見に行きたいところですが、我慢、我慢…。

ドラッグストアの店頭からマスクが消えて2か月近くになります。本当に困ったものです。インターネット上には様々な「マスクの作り方」が掲載されています。これまでは、「めんどくさそう」と見る気にならなかったのですが、今朝、初めて検索してみました。するとものすごく簡単な洗えるマスクの作り方の動画を見つけました。

用意するものはハンカチ1枚とヘアゴム2本のみ。針と糸もいりません。はさみも糊もいりません。動画の実演では3分ほどで作っていました。 これは鈴木 福君と鈴木 夢さん出演の「やってみよう 新型コロナウイルス感染症対策 みんなでできること」という8分半の動画の後半で説明されていました。もちろん完璧なマスクとは言えないかもしれないけれど、急場をしのぐことはできそうに思いました。皆さんも一度チェックしてみてはいかがですか。

(校長 梶 美由紀)

【校長室より】春季休業3日目


西宮今津高校生の皆さん、こんにちは。春休み3日目、元気ですか?

日数や時間、活動場所には制限がありますが、部活動ができるようになりました。練習はもちろん、先生や友だちの顔を見ると気持ちが明るくなりますね。

さて、今回の制限付きの部活動再開、県立高校はどこもほぼ同じように実施しています。「新型コロナウイルス感染拡大防止のために生徒は自宅待機しておくのがよい」という考えもあります。しかし、「運動不足やストレスを解消するための機会を確保すること、部活動をすることが生徒の健康を保つ」という考えもあります。どちらが正しい答か誰も知りません。そのような中、兵庫県は後者を選び、本校もその判断に従って部活動を再開しました。

皆さんが社会に出ると、正しい答がないかもしれないのに、その時の自分の行動を決めなければならないことが少なくありません。そんな時は、情報を集め、いろいろな人の意見を聞き、よく考え、最終的に自分にとって少しでもよい答を導き出すしかありません。

皆さんが今、総合学科の本校で学んでいることがきっと役に立つはずです。

(校長 梶 美由紀)