本校は明治9年(1876年)、旧篠山藩主青山家21代当主青山忠誠公の意向を受けた旧藩士らによる、私立篠山中年学舎の設立が始まりとされています。その後、兵庫県立鳳鳴中学校と明治45年創立の多紀郡立高等女学校を前身とする兵庫県立篠山高等女学校が、戦後の学制改革により合併して兵庫県立篠山高等学校となり、昭和30年に兵庫県立篠山鳳鳴高等学校に改称し、現在に至っています。
兵庫県でも最も古い学校だからこそ、これからの時代多くの役割を果たさなくてはなりません。歴史や伝統も大切ですが、それ以上に変化をしていきたいと思います。戦争、コロナ、天災等遠い外国で起こったことであっても、日常生活にすぐに影響が出る世の中です。生徒たちには、自ら考え行動し、国際社会に貢献できる人材になってもらいたいと思います。そして、そのことが将来地域の発展に貢献できる人につながるものだと思います。
どうか今後とも、本校の教育活動にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。
2022年4月
県立篠山鳳鳴高等学校
校 長 樋口 一哉