1.17阪神・淡路大震災追悼行事

1995年1月17日、マグニチュード7.3もの強烈な揺れと6000人以上もの死者を出した大震災から30年。本校でもその時を思い、追悼行事を行いました。

追悼行事では教頭先生より黙とうと震災についてのお話があり、その後に生徒会が作成した防災動画を視聴しました。追悼行事後のアンケートでは『教頭先生の話を聞いて震災を忘れてはいけないと思った』といったコメントや防災動画について『思っていたよりも防災バッグに準備するものが多くてビックリしました』や『防災バッグの存在は知っていましたが中身に何を入れればよいか知らなかったのでありがたかったです』『防災バッグについて良く知れました。家にもこの情報を持ちかえりたいです』といったコメントが多く寄せられていました。

次いつくるか分からない震災に向けて、今回の追悼行事で少しでも防災意識が高まればと思います。

PS.生徒会が作成した防災動画を多可高校のHPにUPしていますので、ご興味のある方はぜひご視聴ください。

50回生 車いすバスケットボール講演会および体験会

本校では、平成22(2010)年度から令和元(2019)年度まで毎年、車いすバスケットボール大会や講演会を行っていました。しかし、コロナ渦になり、それが途絶えてしまっていました。

50回生は、一年生のころから、ボッチャやローリングバレーボール等のパラスポーツを通して、福祉のこころを育む活動を行っています。

その一環として、1月17日(金)5・6限、本校の体育館にて、伊丹スーパーフェニックス香川大成(カガワタイセイ)様・森本裕規(モリモトヒロキ)様・川嶋世羅(カワシマセラ)様を講師としてお招きし、車いすバスケットボール講演会および体験会を行いました。

 講師の先生方の自己紹介の後、車いすバスケ専用車いすの試乗、車いすバスケットの試合を体験しました。福祉ボランティア類型の生徒は通常の車いすに試乗したことがあるのですが、「何か違う」「通常の車いすより曲がりやすい」などの声が聞こえました。

 講演会では、「できないことより、できることに目を向ける。できなければ、どのようにすればできるようになるか、考えてみよう」という言葉が印象的でした。

 今回の体験を通して、パラスポーツを観戦したり、障害者スポーツセンターを訪問するなど、何かしらの形でパラスポーツに関わってほしいと思います。

美術部チェーンソーアート作品完成

美術部では、チェーンソーアートで来年度の本校の創立50周年に向けた作品を制作しました。

丸太に削る字の下書きをし、チェーンソーで「TAKA」「50th」と字を削りました。削っている場面では、うまく字ができあがるか不安そうでしたが、講師の先生と慎重に作業している様子が見られました。

また、字を削るだけではなく、削ったところにやすりをかけたり、側面の木の皮を剥いだり、色やニスを塗って仕上げました。色は、本校の50周年を祝う紅白をイメージしました。

来校された際には、ぜひご覧いただければと思います!

3年食育講座

12月18,19日、多可町いずみ会の皆さんに、簡単に作れる朝食メニュー(具たっぷりおにぎらず・お味噌汁・フルーツヨーグルト)を教えていただきました。

いずみ会の皆さんは、手取り足取り、丁寧に教えてくださいました。料理が得意な人も苦手な人も積極的に調理に参加し、出来上がったものはおいしくいただきました。当日、使用した味噌や焼き肉のタレはいずみ会で作られたもので、市販のものと違った味わいでした。

また多可町健康課の方に、朝食をとることの大切さやどのような食材を選べば良いのかというお話もしていただきました。

卒業後は多可町を離れ一人暮らしをする人、社会人として働く人など進路は様々ですが、これからは親に全てお世話になるのではなく、朝食から自分で作るようになるきっかけとなれば幸いです。

令和6年度高校生心のサポートシステム実践・研究に係る講演会

関西外国語大学の新井教授にお越しいただきました。

「青年期の心の危機にどう向き合うか-折れない心でピンチをチャンスに-」をテーマにお話していただきました。

生徒にとって、よりよい対人関係を自ら築く力や多様な状況に対応できる力を学ぶ機会になったと思います。

1、2年生合同進路ガイダンス

12月17日に、1、2年生合同進路ガイダンスを行いました。

大学や専門学校などから講師の方にお越しいただき、進学・就職に分けてガイダンスを行いました。自分の関心・興味のある分野において話を聞き、理解を深める良い機会となりました。

令和6年度ちいきふれあいプロジェクト(2年)

多可町立中町北小学校に3、4時間目に行かせていただきました。

3時間目には、1、2年生には絵本の読み聞かせや手遊び歌、絵しりとりなどをしました。

3、4年生には、ローリングボールとボッチャの体験してもらいました。

1、2年生の絵本の読み聞かせでは、練習とは違い実際に小学生の前で読むのは初めてだったので緊張している様子が見られましたが、手遊び歌や絵しりとりなどをしていくうちに、緊張もほぐれ笑顔が見られました。

小学生も幼稚園でたくさん読んでもらっていた絵本が出てきて懐かしそうにしている様子も見られました。

3、4年生のローリングボールとボッチャでは、高校生の説明する姿を見て、ルールを知ろうとする様子が見られ、楽しそうに競技に取り組む様子も見られました。

4時間目は、1~4年生に和太鼓演奏を披露しました。

和太鼓演奏の中の掛け声を小学生も一緒になって大きな声で言ってくれたり、終わりには、多可町立中町北小学校の校歌をピアニカと歌で披露してくれたりしました。

休み時間には小学生と高校生が一緒に鬼ごっこをする様子も見られ、楽しんでいる様子が伝わってきました。

50回生 北はりま特別支援学校との交流及び共同学習②

本校の2年1組と北はりま特別支援学校高等部2年生と今年度2度目の交流及び共同学習を行いました。

今回は、北はりま特別支援学校に行かせていただきました。

北はりま特別支援学校の生徒と本校の生徒を混ぜた4チームに分かれて、ボッチャをしました。

協力して一緒に投げたり、応援したり、とても楽しそうな表情が見られました。

多可高未来プロジェクトを開催しました

12月20日(金) 多可町文化会館ベルディ―ホールにて

『多可高未来プロジェクト』

~「心のサポートシステム」及び「DXハイスクール」についての実践発表と講演会~

を次のような内容で開催しました。

1.本校の取組発表

 ①心のサポートシステム実践研究発表

 ②DXハイスクール事業実践発表

2.校歌コンクール

3.DX講演会

それぞれについて、内容と感想を載せたいと思います。

1.本校の取組発表

 ①心のサポートシステム実践研究発表と、②DXハイスクール事業実践発表について、

本校担当職員と生徒会を中心とした代表生徒が発表しました。

多可高校でどのような取り組みをしているかを改めて知ることが出来きました。

以下感想です。

・多可高が行ってきた活動を知って多可高はすごくいい学校だなと改めて感じました。

・生徒会の発表はスライドがすごく見やすく分かりやすかった。

・生徒会が前で堂々と発表していてすごいと思いました。

・多可高が色んな取り組みをしていることが知れてよかった。

・生徒会の人たちはしっかりと準備して練習していると感じる発表だった。

・ドローンがすごかった。回転していて驚いた。

・改めて多可高校の取り組みを知ることが出来て良かった。

・生徒会として舞台に立たせていただいて、緊張したけど練習してきてよかったと思いました。

2.校歌コンクール

校歌に改めて親しみを持つために校歌コンクールを実施しました。

どの学年もそれぞれの良さがあり、全学年とも優勝という結果になりました。

以下感想です。

・コロナ禍で、ぜんぜん校歌を歌う機会が無くてかなしかったのですが、今回校歌を歌えてうれしかった。

・校歌は初めて歌ったけどすごく良い校歌だった。

・3学年それぞれに良さがあり、心に残るものになった。

・一人ひとりしっかりと声を出すことができていた。50周年に向けても頑張りたいです。

・初めてのピアノ伴奏でした。本番前に周りの子たちが頑張れと勇気を与えてくれた。頑張れたのは学年のみんなや先生方のおかげです。ありがとうございます。

・入学してから今まで歌ってこなかったけど、ベルディ―で歌えてよかった。

・練習より本番の方が声が出ていてよかった。卒業式も頑張ります。

・みんなと歌うことが出来て良かった

3.DX講演会

大阪大学より、基礎工学研究科教授・総長補佐の佐藤宏介氏に

「身体と世界が拡張し融合する複合現実XR」と題して講演していただきました。

複合現実についてや、最新の技術の活用のされ方、それらの考えの元になった実験結果等、

様々なことについて教えていただきました。

以下感想です。

・遊びに使われるだけでなく、医療にも使われていることを知り、福祉のこころを持った社会だと思いました。

・VRばかりで運動不足になりそうだと心配。

・AIやVR等興味深い内容だった。来年が楽しみになりました。

・ゲームでしか知らなかったVRが世界にも役立つ働きがあるのが驚きでありすごいと思いました。

・講演会を聞いて未来が楽しみだと思いました。

・普段聞かない言葉だらけでしたが、没世界が人間の恐怖感をうすらげることにすごく驚きました。

・福祉にも使われていて、病院にいる人が家に帰ったのを体験できるのがすごいと思いました。

・XRの技術が人の概念を変えたり、環境と身体の拡張、一体化するほど進歩していることに驚きました。

盛りだくさんの一日でしたが、生徒たちはよく聴き、よく歌っていました。

50周年に向けた良い会になりました。

(1年)企業見学バスツアー

12月19日(木)、多可町商工会主催で1年生対象企業見学バスツアーがあり、千住金属工業株式会社(関西事業所西脇工場)と株式会社I.S.T.加美の2社に伺いました。どちらの企業も部品の製造を行っています。日常目に触れることのない部品ですが、身近な製品を作るうえでかかせないもので、国内外で高い評価を受けています。工場を見学したり卒業生から意見を聞いたりと貴重な機会となりました。