月別アーカイブ: 2023年8月

令和5年度コンクリートカヌー競技大会(近畿大会)

8月26日(土)、環境建設工学科の生徒6名が、コンクリートカヌー競技大会に参加しました。

環境建設工学科で学んでいる知識(特にコンクリート・浮力計算)が、現実に活用できるのかを作品(コンクリートカヌー)を製作し競技会に参加し確認することを目的としています。

製作にあたり、カヌーの強度を保ちながら、自重を軽くするという課題が挙がりました。その解決方法として、引張に強い補強繊維(バルチップ)を混入しました。(企業に協力依頼)

大会には13校(13艇)が参加し、製作過程のプレゼンテーション・船体のデザイン・競漕を行いました。

結果は7位でした。浸水するカヌーがある中、本校艇「バルチップ艦隊」は、完走することができました。

コンクリートカヌー製作を通して、日頃学んでいる知識や技術が実生活で役に立つことが理解できました。また、難しい課題でも工夫と仲間との協力で成し遂げられることを学びました。

第23回高校生ものづくりコンテスト(測量部門)近畿大会(全国大会予選)

8月23日(水)、第23回高校生ものづくりコンテスト(測量部門)に、環境建設工学科の3年生4名が出場しました。

大会の課題は「閉合トラバース測量とその計算」で、外業および内業のそれぞれの採点基準によって採点され、順位を競います。外業では、5角形の閉合トラバース測量において、方位角の測定および5点の測角・測距を行います。内業では、外業で測量した野帳をもとに、トラバース計算書を完成させます。

本校では、コンテスト出場のため、課題研究という授業を通じて取り組みました。4月から大会前日まで、「どうすれば上位入賞できるのか」を考えながら、練習、そして振り返り、再検討と活動してきました。

しかし、結果は出場校10校のうち7位という成績に終わりました。練習と大会のグランドコンディションの違い、気温や湿度の違いから、測量の奥深さを体験し、大会の緊張から、練習の成果を存分に発揮できなかったことなど、これから社会に出ていく生徒にとって、深い学びができたと思います。

<外業の様子>

<内業の様子>

環境建設工学科:令和5年度建設サマーセミナー(西部地域)

一般社団法人兵庫県建設業協会が毎年開講している建設サマーセミナーに、環境建設工学科の1・2年生6名が参加しました。この建設サマーセミナーは2日間開講され、建設業協会から協力依頼を受けた前川建設株式会社の工事現場で見学や実習を行ったものです。1日目は欧州で開発された「CLT工法」を用いた住宅の見学、鉄筋コンクリート造のマンション基礎工事の見学を行いました。介護老人ホーム建設現場では、電動工具を使って壁を構成するボードの固定、壁紙を貼る体験などをしました。

2日目は加西市で建設中の鋼材センターを訪れ、鉄鋼造の骨組みや外壁工事を見学しました。この現場は床の一部がコンクリート仕上げとなっており、コンクリート打設前の床配筋工事を体験。生徒たちは現場監督さんや鉄筋工さんから、鉄筋を結束する「ハッカー」という道具の使い方を教えてもらい、慣れない手つきながらも一生懸命取り組みました。午後からは三木市にある兵庫耐震工学研究センターの施設を見学しました。20m×15mの世界最大級の能力を持つ振動台を目の当たりにし、構造物などの耐震安全性の向上や、強固な社会基盤形成のために各種構造物の耐震実験及び関連する基礎実験を行う必要性について深く学ぶことができました。

閉講式では一人ひとりが2日間の感想を発表し、終了証書が手渡されました。短い期間ではありましたが、生徒たちは大変有意義な体験ができたと感じました。

第1回オープンハイスクール

8月1(月)、2日(火)に、第1回オープンハイスクールを行いました。

今年度は、2日間で延べ900名を超える参加者が来校され、龍野北高校の特色や取組を知っていただきました。昨年度に引き続き、受付・誘導は本校生徒のもてなし隊が行いました。

今年度マルチビジョンが導入されたアセンブリホールで全体会を行い、司会は広報委員が担当しました。全体会では、校長挨拶、生徒会長挨拶、学校紹介説明、BYODについての説明を行いました。

その後、各科に分かれて体験実習を行いました。

 

<電気情報システム科>

<総合デザイン科>

<環境建設工学科>

<看護科>

<総合福祉科>

参加してくださった中学生の皆さん、ありがとうございました。
10月28日(土)にも第2回オープンハイスクールを開催する予定ですので、ぜひご参加ください。