総合デザイン科 皮革工場見学と皮革に関する講習会

3月6日(月)に、総合デザイン科1・2年生の希望者が、事前学習を行い皮革工場見学へ行きました。皮革工場見学では原皮水洗いや、なめし作業、シェービングなど、革が仕上がるまでの工程を丁寧に説明していただきました。

 
学校の授業で使用している革が、多くの工程を経て仕上がること、たくさんの職人さんたちの技術や経験、熱い気持ちが詰まっていることを知り、生徒たちは革の大切さや革を用いた作品制作の可能性を実感しました。また自ら質問し、積極的な姿勢が見られました。

 
工場見学の感想から、「製品となるまでに牛一頭につき3ヶ月もかかることを知り驚きました。普段は見ることが出来ない作業を実際に近くで触ったり、見たりして貴重な体験ができてとても勉強になりました。」、「皮革を最大限活かすためにはどのような方法があるのか模索していきながらより良いファッションショーにしていきたいと思いました。」と、次のファッションショーへ向けての思いも強くなりました。皮から革へと変わる工程を初めて見ることができ、貴重な経験となりました。

総合デザイン科 JR姫新線路線図贈呈式

3月7日(火)に、西日本旅客鉄道株式会社 網干総合車両所余部派出所構内ひめじ運転区にて、JR姫新線路線図贈呈式が行われました。デザイン科生徒3名が代表で式に出席しました。

総合デザイン科では、旧JR西日本姫路鉄道部様より依頼を受け、姫路から上月までの姫新線路線図を2年生の授業で制作しています。龍野実業高校時代を含め今年で14回目となりました。

今年度は、2名から3名ずつのグループを組み、17班に分かれ作品を制作しました。本来の目的である駅名を分かりやすくするだけでなく、ローマ字やひらがな表記も取り入れ、初めて乗車される方や外国の方に姫新線沿線の特産品や文化に興味を持っていただけるような工夫とイラストを加えて制作しました。独自のキャラクターを入れたり、季節を表現した作品や、サスティナブル(持続可能)をテーマにした作品など様々な雰囲気の作品を制作しました。

贈呈式の後、生徒は自分の作品を車両に掲示させていただきました。ダイヤ改正である3月7日より、随時新しい作品に入れ替わり一年間で全員分の作品が掲示されます。

 

アイデア出し、作品制作、プレゼンテーション、手直しなど多くの過程を経て、約半年間かけて作品を作り上げます。この授業では、姫新線利用者の増加に貢献することを目的に取り組んでいます。また、多くの方々の目に触れる作品を制作することで、生徒自身のスキルアップや達成感につながっています。ぜひ姫新線をご利用の際は、ご覧ください。

町ぢゅう美術館(総合デザイン科)

2月10日(金)、11日(土)、12日(日)の3日間、たつの市の旧市街地で、第21回町ぢゅう美術館を開催しました。たつの市龍野地区の旧城下町一帯を美術館に見立て、総合デザイン科の生徒が授業で制作した作品の展示や地域の方の作品展も行われました。

今年度は、3年ぶりに通常開催をし、多くの方にご来場いただきました。どの学年にとっても入学後初めての通常開催であり、賑やかな町ぢゅう美術館を経験することができました。

今年度は、『十二支も町ぢゅうに夢中』というテーマで行いました。干支が十二周期で繋がっている様子を図形の円と見立て、それを『〇=縁』と捉え、地域との繋がりの縁とも重ねました。

そして、「〇はずっとループしている=ずっと続く」と考え、町ぢゅう美術館がこれからも地域の人々に愛され、続いてほしいという願いと、参加していただいた方もスタンプラリー等のイベントで十二支を探す過程で、町並みや作品(町ぢゅう)に夢中になってほしいという願いも込めました。

下川原駐車場「蔵(仮称)」にて開会式を行い、町ぢゅう美術館がスタートし、11日12日には、ファッションショーのパレードも行いました。

また、今年度はテーマに合わせて、干支を用いたスタンプラリーを行い、集めたスタンプの個数に合わせて景品を用意しました。また、かどめ公園休憩所では、今回のイベントの為に作成した絵馬に思い思いの言葉や願い事、イラスト等を描きこんで頂くイベントも行いました。

生徒は、各会場の受付や作品の説明・会場案内を行うだけでなく、似顔絵・ハンドペイント・焼きコテアート・販売班などの係に分かれ、よりイベントを盛り上げました。

また、展示作品やイベント、各会場の様子について生徒が取材を受けました。取材の様子は神戸新聞と読売新聞に掲載されました。

ご協力いただいた関係者の皆様、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました

今後とも、皆様のご協力・ご支援をよろしくお願いいたします。

学習成果発表会

2月4日(土)、体育館で令和4年度 第15回学習成果発表会が行われました。発表内容は、生徒会による「学校行事及び部活動の紹介」、防災ジュニアリーダーによる「活動報告・研究発表」、人権作文受賞者による「障碍者とその家族の苦労」の朗読、3年生の就職・進学における合格体験発表の他、各専門学科による発表が行われました。専門学科では、総合デザイン科は「総合デザイン科 地域との活動 ~私たちはデザインで人の役に立ちたい~」、看護科は「看護科の学習成果 ~実践からの学び~」、総合福祉科は「スペシャリストへの道 ~多くの人を笑顔に~」、電気情報システム科は「課題研究の成果」、環境建設工学科は「まちをつくる、ものづくりのスペシャリストに」をテーマに発表しました。総合デザイン科は、ファッションショーの衣装を着てミニステージをしました。

また、実演を取り入れたパワーポイントでの発表や、各科の活動状況のパネル展示なども行われました。防災学習の一環として、3年生の教科「まち防災」の授業のまとめも展示されました。

普段他学科の活動を知らない生徒たちにとっても学びの多い場となりました。来賓の方々や保護者や中学生にも大勢来ていただき、本校の取り組みを知っていただける良い機会となりました。

課題研究発表会(環境建設工学科)

1月19日に行われた課題研究発表会の報告をします。課題研究とは3年生の授業のひとつです。この授業は工業に関する課題(テーマ)を設定し、その課題を解決するなかで、専門知識や技術を深めたり、クラスメイトと協力して作業を行う中で協調性を育んだり、そして自分で考え行動する力を育てるための授業です。

今年度の課題研究では、「フィールドサーベイ班」が測量競技大会出場に向けて努力したこと、「造園現場実習班」が近隣施設において、自分たちの手で憩いの場を造ったこと、「設計競技班」が全国の大学が主催している設計競技大会で入賞した報告、「地域貢献班」が近隣の神社から依頼を受け、神具製作を行ったこと、最後に「コンクリート班」がコンクリートコンクリートカヌーを製作し、大会に出場したことなどを発表しました。5つの班が、一年間を通して同じテーマで取り組み、その報告を1・2年生と、お世話になった方々の前で発表しました。

発表内容は、3年生らしく堂々としたもので、後輩たちにしっかりと研究内容を伝えていました。今回は写真を掲載することしかできませんが、新型コロナウイルス感染拡大が収束すれば、中学生や保護者の皆さんにみてもらえるような計画を考えています。

課題研究発表会(電気情報システム科)

1月20日アセンブリホールにて課題研究発表会を実施しました。
3年生は、1年間の研究内容のまとめとプレゼンテーション能力を高めること、また、1・2年生は、専門科目への興味・関心と学習意欲の向上を目的としています。

発表内容は、以下の9テーマである。

ロボット&おもちゃをつくろう ~ものづくりの楽しさを体験しよう~

プログラムでできること色々チャレンジしてみました~考えながら進めることの楽しさを得る~

制御回路工作 ~エレベータの製作~

統計分析とものづくり ~統計データーの分析とレーザー加工機によるものづくり~

ものづくり ~すべて自分でつくってみよう~

マイコンカーに挑戦しよう2 ~完走を目指して~

電子工作で遊ぼう ~スピーカー&電子時計~

工業高校史研究 ~電気工事士試験の変遷~

ゲーム開発 ~リズムゲーム・RPG・脱出ゲーム~    

 

課題研究発表会(総合デザイン科)

1月19日(木)、総合デザイン科の課題研究発表会を行いました。

CG(映像)、皮革、木工、イラスト、陶芸、染織 の6つの班に分かれて、
1年間の研究・作品の制作内容を発表しました。
2年生は、来年度どの班を選択するか決めるため、先輩達の発表を真剣に聞いていました。
これらの作品は、2月10日(金)からの3日間、たつの市龍野地区で行われる「町ぢゅう美術館」で展示されます。

3学期 始業式

1月10日(火)に3学期始業式が行われました。

教務部長の菅先生より講話がありました。

1年の目標を立てること、それに向かって計画を立てていくことの大切さ等を

伝えられました。

その後、表彰伝達式が行われ、2年5組の佐藤 風河さん

令和4年度 読書感想画コンクール播磨西高校支部 優秀賞 を受賞しました。

11期生 臨地実習 事例報告会 

7か月間続いた看護臨地実習が終了し、12月22日(木)に看護専攻科の多目的室で事例報告会が行われました。高校2年生の臨地実習以降、新型コロナウイルスの影響で校内での代替実習が続いていましたが、専攻科2年生から実際に臨地実習に行くことができました。実習に行ける嬉しさとともに不安も大きかったのですが、多くの人々に支えられ最後まで乗り切ることができました。今回の発表会では、成人看護学実習Ⅱ(急性期)、成人看護学実Ⅲ(終末期)、精神看護学実習のうち1つを選択し、自身が行った個別性のある看護を振り返り発表ができました。看護科・看護専攻科の5年間の集大成としてふさわしい発表会となりました。

また、翌日には実習閉講式が行われました。学生代表挨拶では「実習を通して多くの患者様と関わらせていただき、患者様と意図的なコミュニケーションを図れるようになり、対象に合わせた援助を行い、患者様の気持ちを第一に考えた看護を提供することができるようになったと思います。実習中、「ありがとう」や「頑張ってね」など患者様から多くの言葉をかけていただき、その言葉に何度も支えられ、実習を乗り越えることができました。協力して下さった患者様への恩返しの気持ちを込めて、全員が合格できるよう、仲間と支え合いながら国家試験対策に精進していきたいと思います」と締めくくりました。。他の学生からは、「全ての実習をやり終え達成感を感じた」や「自分の成長を感じた」という感想が聞かれました。

2月12日に実施される「看護師国家試験」に向け、精一杯頑張ってほしいと思います。

映画観賞会

12月22日(木)の放課後に、図書室で映画鑑賞会を行いました。図書室の利用促進と図書貸し出しを増やす目的で、生徒の希望が多い「余命10年」の映画鑑賞会を図書室で実施しました。

生徒は、図書委員や2、3年生中心に6名の生徒が参加し、教員も1名参加しました。人気作品の「余命10年」は、大学生で難病に侵されて、治療薬も無く、余命宣告された主人公が、ふとしたきっかけで同窓会に出席し、生きる気力を無くした同級生と出会い、生きる目標を見つけていくという物語です。生徒も主人公の気持ちに感情移入して熱心に鑑賞していました。

コロナウイルス感染防止のため、入室時に手指をアルコール消毒し、生徒も間隔を取って座り、終了後も、触った可能性のある場所をそれぞれに消毒する作業を行いました。